北大柔道部ログ

ありがとうございました!-後藤の引退ブログ

こんにちは。約3ヶ月続いた減量期間が終わり3日目、早速「なんか顔でかくね?」と言われた四年目の後藤です。

先日の試合をもって学生柔道を引退しました。まずは講道館杯に帯同してくださった笹谷先生、小島さん、そして応援してくださった池田さん、みわろー、ありがとうございました。
 
そして支えてくださった皆様に厚く御礼申し上げます。北大の指導陣の皆様、OBOGの皆様、現役部員の皆様はもちろん、出稽古を受け入れてくださったギムナシオンの皆様、中央柔道倶楽部の皆様、オーバーリミット札幌の皆様、恵庭南高校の皆様、札幌光星高校の皆様、札幌龍谷高校の皆様、北海学園大学の皆様、酪農学園大学の皆様、そして1年次からずっと体のケアをしてくださったそうず整骨院・僧都先生、中学・高校時代に関わり基盤を作ってくださった皆様、本当にありがとうございました。数多くの方々に支えていただきました。
 
 
 
コロナ禍で苦しい時もありましたが、最後の年におなかいっぱい試合をすることができて幸せ者です。部にいられること、練習・試合ができること、仲間がいること、全部当たり前ではないと思います。周りの人がいてくれたおかげで、自分を奮い立たせて頑張り抜くことができました。特に団体戦は自分にとって特別で、チームのために色々なことをするというのはとても楽しい時間でした。
 
 
試合については、最後の二試合(全日本学生、講道館杯)はダメダメでした。全日本の壁は厚かったです。七帝優勝と全日本での勝利を目標にずっと練習してきましたが、後者を達成出来ず悔しいです。周りの方は情けない試合をしてしまった自分に温かいお言葉をかけてくださいました。ですが、強豪の方々と様々な背景・環境は違えどその環境を選んだのは自分自身ですし、やるからには柔道という同じ土俵でのみ比べるべきだと思っています。負けて仕方ないなんてことは決してなくて、ひとえに努力が足りませんでした。ご指導いただいた多くの方に結果で恩を返せず申し訳ないです。
 
ただ、負けて悔しいけれど、それ以前にこのような大きな大会に出られたこと自体が他の誰かにとっては喉から手が出るほど欲しかった舞台で、悔しいと思えることすら本当にありがたいことだとも感じます。人の少ない北海道にいるというだけで、全日本出場に足る実力が伴っていないことを負い目に感じていましたが、今は貴重な経験ができたことを誇りに思えるようになりました。
 
 
あとよく後藤は七帝に思い入れがないと言われますがそんなことはないです😂優勝できてとてつもなく嬉しかったし、一緒に戦って相手の取り役を削ってくれた3年目2人には本当に頭が下がります。
1年の時に見た決勝戦で、東北大学の白帯の選手が阪大の取り役相手に分けきり「怖かった」と言いながら感激の涙を流していらしたお姿がずっと脳裏に焼き付いています(とか言って記憶違いだったら申し訳ありません)。当時の自分は「これが七帝柔道か」と胸が熱くなりました。三年経って、またそのような熱い光景を目の当たりにできて嬉しかったです。
・・・・
七帝について他にも色んなこと書こうとしていた気がしますが、時間経ちすぎて忘れました(汗)
 
 
 
 
 
自分のことはこのくらいで。
今年の部誌は試合前に書いて頭が回っていなくてまじでアホみたいなことしか書いてないので、ここで長々と書きますが許してください😂
 
 
先輩方へ
代の被った先輩方とはコロナ禍もあり、実質1年目の時しか一緒に練習出来ませんでした。欲を言えばもう少し先輩方のもとで柔道をしたかったですが、たくさんの素敵な思い出とお心遣いをありがとうございました。
 
椋子さん、理佳さんはご自身のケガで大変な時も気落ちを見せず人一倍筋トレに励み、辛いはずなのに気にかけてくださいました。負の感情を見せない素晴らしい人格者・佐久間主将のために頑張ろうと思えました。椋子さんの最後の七帝となる2020年大会は、前年度と同メンバーで出られるからこそリベンジをしたかったです。
 
理佳さんは函館に移行されてからコロナの影響もあり、ほとんど一緒に練習出来なかったのが残念です。常に謙虚な姿を本当に尊敬しています。理佳さんの代は辛い状況がたくさんあったはずなのに、黙々としかるべき努力を続けたお姿はかっこよかったです。
 
路子さんには一番気にかけていただいたように思います。一緒に試合に出て、路子さんの強さをみんなに知らしめたかったです。たくさん支えていただいたのに、自分は何一つ役に立てませんでした。
 
そして小島さんには一番お世話になりました。卒業されてからも後輩を気にかけ、練習に来てくださいました。1年目の七帝後に「他大の子たちは君らよりはるかに地力がある上で努力してることを分かっていたのに負けたのは、それを埋める努力が足りなかったからだよ」と言っていただいたこと、ずっと忘れずにいます。そのお言葉のおかげで自分に何が足りず、どう埋めるのかを考えるようになりました。北ガスで罵倒されながら乱取りするのがいつも楽しみでした。四年目になる頃には「後藤は小島に似てる」と周りの方から言っていただくことが増え、おこがましいとは思いつつ内心嬉しかったです。練習以外も試合前後にメッセージをくださったり愚痴を聞いてくださったり、国体予選や講道館杯には受けとして同行もしてくださいました。そばで支えてくださり、ありがとうございました。
 
男子の先輩方にも本当に良くしていただきました。引退されてからも足繁く練習に来てくださった皆様、ありがとうございました。
 
小山さん、徳井さんにはケガのことや柔道スタイルについてご助言いただきましたし、岡本さん、中島さんにはたくさん技術指導していただきました。笹さんには特に女子部員のことを気にかけていただき、たくさん相談に乗っていただきました。笹さんとの練習のおかげで自信を持って七帝戦に臨むことができました。近藤さん、笠井さんは常に部の状況を気にかけてくださり、そして何よりお話するのがとっても楽しかったです。また誠剛さんには特に国際ルールの試合で勝つためにたくさんのご助言をいただきました。その多くを私の力不足で形にできず、すみません。北大で国際ルールへ向けた練習をするのは心細かったですが、誠剛さんのおかげで頑張れました。
 
ここにお名前を挙げきれない皆様にも、大変お世話になりました。
 
 
 
同期へ
何を考えてるかよく分からないやつを集まりに誘ってくれてありがとうございました。中山の入部前は、ぼっちにならないように気にかけてくれていたのが伝わって嬉しかったです。思春期男子すぎてぶち殺したろかと思うことも多々ありましたが( ˙-˙ )
毒を吐きまくってすみませんでした。特に石川君坂田君、サンドバッグにして申し訳ありませんでした。澤田君、恥さらしとか言ってごめんなさい。あまり多く話すことはなかったけど外から見ているだけで楽しかったです。
 
そしてみわろーには特に仲良くしてもらいました。人との関係構築が苦手な自分にとって、とても大きな存在で、彼女と話すことで自分を見つめ直したり、チームについてたくさん考えたりと、たくさん勉強させてもらいました。もしあなたが同期にいなければ、きっと自分はろくに周りと心を通わせずに、個人戦をしてしまっていたと思います。最後まで本当にありがとう。心残りといえばみわろーと一緒に試合に出られなかったことです。ケガをさせてしまったこともあったし、ケガや体調面で苦しい時に何もできなくてごめん。みわろーは私に寄り添ってくれたけど、自分は寄り添えていたか分かりません。
 
 
後輩へ
色々思うこともあっただろうけど、ついてきてくれてありがとうございました。正直手を焼くこともありました( ˙-˙ )けど男女とも最後は試合で踏ん張ってくれて嬉しかったです。一緒に試合には出られなかったみんなも、入部してくれて、一緒に頑張ってくれて、色んな時間を共にしてくれてありがとうございました。ケガしやすい柔道スタイルの人が多いのでよく用心して、たくさん吸収してこれからも頑張ってね!
 
 
他大の方へ
主管校として素晴らしい大会開催にご尽力いただいた東北大学の皆様をはじめ、七大学の皆様、ありがとうございました。コロナの影響もあり関わる機会は少なかったけれど、みなさんと柔道できて良かったです。何より女子のみなさん、仲良くしてくれてありがとう♪楽しかった!
 
 
 
お世話になった人がいすぎて、ここでお礼を申し上げるのでは到底足りませんが、本当にありがとうございました。人数がしっかりいる中、みんなで切磋琢磨しチームを引っ張れた、いや引っ張れたとは到底言えませんが、女子主将をやらせてもらえて幸せでした。
 
 
 
 
最後に現役のみんなへ、お願いです。(個人の意見です。無視してもいいです。)
男女間での練習をもう少し活発にしてほしいと思います。これは乱取りだけでなく、全体研究の質問や技術共有も含めてです。女子だけでは人数も少なく乱取りが回らず、技術が偏りがちです。どうかマイノリティへの配慮をお願いします。フィジカル差の問題でやりづらいことは重々承知ですが、技術はみんなに平等なので、工夫して共有していってもらえたらと思います。女子部員も、辛い気持ちになることもあると思いますが、自分からガンガン吸収しに行ってください。悔しいけど待っていても練習相手は降ってこないし、周りの人が、君たちの遠慮してしまう心境を察する余裕もないと思います。もちろん女子同士でもおなかいっぱい練習してね。みんなが尊重し合って、いい雰囲気で練習できるようになるといいです。みんな、ファイティン!
 
 
 
 
 
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最後の最後に。高校時代、ずっとお世話になり今でも気にかけてくださっている先生がいます。この場を借りてお礼を申し上げます。
その方のお名前は小池雅彦先生で、埼玉県の春日部工業高校の柔道部でご指導なさっています。
私は別の高校の出身ですがそこには柔道部がなかったため、ずっと春日部工業高校で練習させていただき、小池先生をはじめとする皆様にたくさんのご指導をいただきました。そして大学へ進学してからも試合会場でお会いする度にエールをくださり、帰省時には快く出稽古を受け入れてくださいました。そして今年9月には、北大で練習するためにはるばる北海道まで来てくださいました。諸事情で北大での練習はご一緒できませんでしたが・・・(「ただのグルメツアーになっちゃうから」と、恵庭南高校の練習へ行かれました。さすがです👏)
 
当時、諸事情で高体連の試合に出ることは叶いませんでしたが、小池先生のおかげで貴重な経験を数多く積ませていただき、今があります。小池先生に出会っていなければ今頃柔道をしていなかったかもしれません。本当にありがとうございました。
 
↓先生のブログにて、自分のことをご紹介いただきました。ありがとうございます!
小池先生のおかげで、柔道を続けていてたくさんいいことがありました。
いただいた黒帯は、これからも大切に使います!
 
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これで終わります!長くなってしまってすいません。負けて泣く方が多かった10年だったけど続けられたことに感謝です。もう減量ないので、たくさんごっつぁんしたいです。
ラブラブな元主将・副主将コンビ他何枚かを載せて去ります👽
みなさん、ありがとうございました!!!
 















 
 

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コメント一覧

Unknown
人の倍努力し、礼儀正しく、人柄もよく、応援したくなる選手でした。
練習もしてるし、強いのに、高校生で試合に出られなかったのは残念だけれど、素晴らしい指導者、仲間、応援してくれる人たちに出会えて本当に良かったね。
恩を忘れず謙虚に生きてきたからこそ、たくさんの人に支えられたのだと思います。
社会人になっても、これまでの経験を活かし、頑張ってください。
北大柔道部に入ってくれてありがとう。女子主将お疲れ様でした。
Unknown
おつかれさまでした!
私の中でのベストバウトは九大猪川選手との一戦。
開始前から息をのむような集中力、気迫、殺気が画面越しにも伝わり、見ていて鳥肌が立ちました。
新たなステージでの活躍、これからも楽しみにしております。
330-60㎏
周囲への感謝の気持ちが素晴らしいですね。僕も後藤さんに会えて、一緒に練習できたことに感謝しています。選手としても女子主将としてもよく頑張りました。
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