※ネタバレ注意
Blu-ray付は高すぎますが、どうしても曲を高音質で聴きたくて通常盤で購入
とても沢山のトラックがありインストもいくつかあるのにくどく感じません
60分丁度という時間が面白い
シングル曲や先行配信された曲がタイプがバラバラで色んな曲なのにインストの繋ぎ方が巧みなのでまとまり感があります
「DARE??」の「君は誰?」の後に「SPECIALZ」の「U R MY SPECIAL(君は特別)」という言葉遊びも洒落ている
「一途」はラストに仕掛けがあり、断然アルバムバージョンのほうがいい
「W●RKAHOLIC」で1章が終わり、「):阿修羅:(」でまた新たな章が始まる
「泡」で短い2章が終わり「ZMORO」でまた3章が始まっている気もする
「三文小説」がクライマックスに収録されている
昔の小説家はよく波乱万丈な人生を送っていますが、そういうものを彷彿させて次の「RORRIM」で終了するのは奥深いです
井口さんや常田さんの歌唱力の上昇が分かり易い作品でもあります
発売日前に初耳学で本人たちが「このアルバムが1番いい」と認めただけあると思う
呪術廻戦などのキャッチーな曲が多く、King Gnuでは1番親しみ易いアルバムではないでしょうか
本作は音楽性に計算的なもの、哲学的なもの、幾何学的なもの、そして神秘的なものがありすぎて私の稚拙な語彙力では語ることは難しいのかも知れません
ただ、大好きなアルバムなのでレビューさせて頂きました