スノ仔 1

11月29にち、午前二時ちょっと前からスノが出産したよ。


最初の仔は逆子で、なんとアイシュ家ではとてもとても珍しい女の子！
逆子だったからEが足をつかんで引っ張りだしてたよ。
通称サコ子

二匹目。

あ、ちょっと写真が横になってるけど…
女の子。
スノやるじゃん！とE。
また逆子だったからEが引っ張り出す。
セケンニカオヲソムケル、ハンシャカイテキとかよくわからんことを言ってた。
通称ポラ子

三匹目。

ブラック＆ホワイトの女の子。
そして逆子…
もう男女よりも頭か足かのほうが気になってきた。

四匹目。

きれいなシルバー。
え、また女子？
またまたまた逆子？
ハンシャカイソシキだなという声が聞こえてきた。

産まれるまでに時間がかかるな、今回は。
EとTはお産に集中してほしいのにスノは無駄に育児と出産を両立しようとしているってぼやいてた。

スノがいきんでる間、隔離しようと子犬たちに箱を用意してたんだけど、スノがこの箱に無理やり入ってこようとするもんだから、
小さくて四匹がぎりぎり入れる入れ物はないかと探した結果がこの食缶。
さすがにこれの中には入ろうとしないから赤ちゃんたちがつぶされなくて済んだよ。

最後のエコーとレントゲンを見たK先生は5匹って言ってたけどまだ出てこないな…
と思ったらスノがいきみ始めた。
なかなか出てこない。
最後くらいは男の子がいいな…。

五匹目。
ちゅるん！
今度は頭から出てきた！
…協調性ないなおい。
出口からちょっと遠かったからかな。
時間がかかったけど出てきました。
羊膜から出してタオルで全身マッサージをするも何かがおかしい。
反応が薄い。
舌が白い…
大丈夫か？

鼻から羊水を吸い出してやり、マッサージを続けると少し反応が出てきた。
肺は膨らんでるし、手足の血行は良くなってきてる。
でものどの奥でぴーぴー言ってる。
苦しそう。

必殺のK先生にでんわだ！

コーガイなんとかではないのでどうやら羊水がのどに詰まっていたみたい。
先生に教わった両手で持って頭を勢いをつけて逆さにするもあまり効果がない。
チアノーゼを起こしてないから…
様子を見よう！


しばらくするとぴーぴーもなくなり、何事もなかったかのようにみんなでおっぱいを飲んでいることを確認。
びっくりさせるなよ。

あ、ちなみにこのこも女の子。

なぜだ？？？



とにかく無事に出産はおわってよ。
どのこもブサとてもかわいいよ☆


横浜のK先生、ありがとう☆



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