お葬式なのです その5 胃が痛いのです

2009年02月18日の続き

　話は少し戻って・・・そんなすったもんだの後、市営駐車場を出たのですが、

「そう言えば(葬式の後)お世話になった近所の人(講中)へ茶菓子を出さないと」
「そうだね」
「ちょっとそこのJUSCOへ寄ってくんない? 茶菓子買うからさ」

　そこのJUSCOと軽く言われるモノの今はラッシュ時なのです。別にどこでも良いじゃん・・・と反論したけれど助手席には一切伝わらず、タクシー並みの運転技術を要求されヘトヘトになりながら茶菓子を買いつつ。

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　結局、家に帰ったのは午後8時過ぎ。
　イロイロと支度をしていると父から連絡があり、

「胃が痛くなってきたので胃薬を持ってきてくれ」

　私たちがナカナカ田舎へ帰らないのでイライラしているみたいです。親戚が続々と集まってきている中、かなり都合の悪い感じになっているようなのです。

だって喪主は父だけれど出資者は母だし・・・
現金がなきゃ葬式が始まらないみたいだし・・・
そんなわけで1日葬式を遅らせたようだし・・・

　私たちの帰りを待っているというよりも金の帰りを待ってて、胃が痛くなっちゃったみたいで、

「都合の良い胃袋だな」

　と悪態をつく悪い子な私なのです。

　取りあえず今日はもう夜遅いし、明日の朝一に田舎へ帰るということで決着がつきました。