アイデアリズム idealism daydream

根拠の無い期日と車のナンバー照合 只今のお仕事はデザイナー その21

前回から

2005/09/05

また根拠のない期日 2005年07月10日

 「7月10日に入金する」と確かに社長は言いました。

 しかし今日は日曜日なので、もし本当に入金していても私には確かめようがありません。なぜかと言うと、銀行はATMでも窓口でも土曜日や日曜日に入金(=入金とは"他人名義の口座にお金を入れる事"です。自分の口座からお金を出し入れするのはそれぞれ"引き出し"、"預け入れ"と言います)した場合、月曜日に一気に処理をするからです。また、平日でも銀行の営業時間外にATMを使い入金した場合は翌日処理されます。引き出しや預け入れだったら土日はや時間は関係なく即座に処理されるのですが・・・。

 日曜日と言っても仕事もお金もない私はブラブラ散歩をすることにしました。まぁ、私の主治医から散歩を勧められていた、ということもありましたし。

 あてもなくドンドン歩いていき、会社の近くを通りました(会社は私の家から直線距離にして1km~2kmくらいのところなので)。すると私の債務者(会社では会計経理事務を担当)とバッタリ出会いました。
 私の債務者は「給料の振込は7月25日になる」と言いました。私は"またテキトーな事を言ってるよ、根拠の無い期日をね"と思いました。どちらにせよ今日は入金しなかったということだけは明日の月曜日にならずとも分かってしまったわけです。

車のナンバー照合 2005年7月13日~14日

車のナンバーを控える

 私は未払給料について民事訴訟を起こして2005年7月1日に判決は確定し、債務名義(勝訴判決のこと)を取りました。会社に対していつでも強制執行(差押のこと)が出来ます。ただ強制執行はお金がいるので「お金が出来次第」ということなんですけれど・・・。
 そこで私は強制執行をするための準備として「車」をまず調べてみる事にしました。本当のところを言うと「車等の物品を差し押さえる」というのはあまり現実的ではありません。地裁の人に「物品はほとんど売れないのでおススメ出来ません。車の場合は強制執行の費用の他に保管料が月に15,000円程かかりますし、時間は6ヶ月間くらいはみてもらわないと・・・」と言われていました。

要するに、物品の差押は基本的に「嫌がらせ程度」にしかならない・・・そうで。

 だけれど、このままではいつまで経ってもノラリクラリと支払期日を延ばされるだけです。まぁ、強制執行をしないとしても「会社の何らかの情報は得られる」ので車のチェックくらいはしておこうと。

 そこで会社へ行って密かに駐車場をチェック。停まっている車のナンバーを片っ端から控えました。あまりウロチョロしていると前のように不審者と間違われる恐れがあるため、向かい側にあるパチンコ屋の客のように振る舞いながら・・・(実際に少しパチンコを打ったので"本当の客"ではあるのだが)。
 そんな中、会社の共同経営者の一人にバッタリ出くわしてしまいました。

「何しとるん?」

との問いかけに、

「暇だからパチンコを打ちにきた」

と、とっさに言いました。実際にパチンコを打っているので嘘ではありませんが、なんなんでしょうねぇ、この「後ろめたさ」「不安感」は・・・。一民間人の私が「探偵」や「警察」と同じような事をするというのはナカナカ精神的に大変な事ですわ。警察の人と違って公権力が無いし・・・ハイ。

車のナンバー照合 1.相談窓口で手数料納付書を受け取り、手順を聞く

 ある程度台数を控えたので、いよいよ車のナンバーの照合をする事にしました。普通車は「陸運支局」へ、軽自動車は「軽自動車協会」というところで照合してもらえるそうです。今回の控えは普通車のみでしたので「陸運支局」へ。



 まず相談窓口で「車のナンバーの照合がしたい」と申し出たところ「手数料納付書」を渡され、照合の手順を教えてもらいました。写真は手数料納付書の"裏"で申請手続きが書いてあります。

車のナンバー照合 2.「申請書等販売」と言う所で"第3号様式"という用紙を買う



 「申請書等販売」と言うところに行って"第3号様式(OCRシート)"という用紙を買います。車一台あたり一枚(45円)です。
 今回私は2台照合したかったので2枚買いました。

車のナンバー照合 3.印紙を買って手数料納付書に貼付ける



 「手数料印紙、税金の支払い」と言うところに行き、手数料として印紙(自動車検査登録印紙)を買って手数料納付書に貼付けます。車一台あたり印紙は300円です。
 今回私は車二台照合したいため300×2=600円でした。

 その後、左上の欄の"自動車登録番号 又は 車体番号"には「照合したい車のナンバーをそれぞれ書き」、右上の欄の"申請人 又は 申請代理人の氏名"には「自分の名前」を書きます。

車のナンバー照合 4."第3号様式"に必要事項を鉛筆で記入する



"第3号様式"に必要事項を鉛筆で記入します。左上から

  • (1)業種別では「5」の証明書交付(実は私は書き忘れていました)
  • (13)証明書には「1」の"現在"
  • (21)自動車登録番号には「車のナンバー」
  • 左下の"請求者"には「自分の名前と住所」
  • 右中の"交付又は再交付を受ける理由"には「強制執行したいから」

 そんな感じで意外と書く項目は少ないです。

車のナンバー照合 5.相談窓口へ再び行き、"第3号様式"と"手数料納付書"を提出



 相談窓口へ再び行って記入した"第3号様式"の紙と"手数料納付書"を提出すると、本人(申請者)確認の為に「免許証」等の身分証明書の提示を求められます。
 それが済むと「交付」窓口で車のナンバー照合である「登録事項等証明書(現在)」を取得出来ます。

つづく

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ちょっとした事件イロイロ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事