アイデアリズム idealism daydream

三つ子別荘達人事件

おつかれっすぅ!

帝都で変物に遭遇することは難しくない。

人が多いから。

地方都市で変物に遭遇することは難しいような感じもする。

人が比較的少ないから。

数名でノルマ・クリアとさせて欲しい。

私がクリアしたかどうかは、縁あってこンなところでこンな事を書いてる(打ってる?)事実が全てを物語っているとは言えまいか。

どうせ変物なら、「純金のロールスロイス持ってます!」とか、「別荘同じ場所に三つ持ってます!」とか、「競走馬と競争牛と競争猫飼ってます!」というような、勘違い系ゴージャスの知り合いの一人もいないものかと思うが、どちらかというと確信的貧困人の方がイメージとしては近いものがある。

カネを張るより体張れ、ッて感じ。

人に笑われる人でなく、人を笑わせる人でありたい。

そンな真摯な思いが、まああった、という事で、とにかく若手お笑いタレント西科孝仁22歳は吹雪逆巻く雪山に向かった。

ところは雪深い長野県は野麦峠。

地名を聞いただけで遭難しそう。

しかし、朝日放送は遭難ごときでひるまない。

視界ゼロ気分の真っ只中で3時間にわたってソリを引いたそうな。

視聴者はコタツに入ってアイス食べながら、

「聞いてねーよーッ!!」とか、

「助けてーッ!?」とか、

泣き叫ぶ西科22歳を見てせせら笑う趣向。

西科22歳の笑いの代償は、両手凍傷左手人差し指切断。

吉本興業の笑いは過酷だ。

芸人を煽り立て、断れない状況を作るこの会社の体質は問われていい。

番組を面白おかしくすることにとらわれ、出演者の安全を顧みないTV局の姿勢にも問題がある。

だが、もっと根源にあるのは視聴者ではないのか。

観客とは一体なンだ?

芸人にもっとスゴい笑いを、もっとスゴい笑いをと求めるだけ。

何様のつもりだ?

確かに視聴者はお客様だ。

しかし金を払っているからって芸人の命まで求めるのはわがままだ。

間違った事だ。

かつて人はバナナの皮ですべって転ぶギャグで笑う日々があった。

天井から落ちてきたタライで頭を打ってひっくり返るコントで腹を抱える時代があった。

人はいつのまにそンなピュアなハートを無くしてしまったンだろう?

お陰で本来関係無いハズの人間まで、ネタと話題を知らず捜してデンジャーな街やガーディアンな仕事に首を突っ込んだりしてしまうンじゃないのか!?

エッ!?

どーなンだッ!?

お前だお前、ディスプレイの前でフンぞり返ってるお前の事を言ってるンだッ!?

ムキーーーッ!!

逆ギレしてる場合じゃない。

血中アルコールに頭煮えかけ。

何気無い日常、それが大爆笑、という自己矛盾を足蹴にしつつ撤退だ。

「Catch you later!!」(チュッ)
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