仕事は選ぼう

　いくつもの仕事を点々としていた私(20はやったと思います)。
　今はちょっと精神安定の為に充電中なのですが、友人や周りの人から指摘された事や自分で思った事を書くと・・・

自分に合った仕事を選ぼう、しよう

　ということです。

「なに流暢な事を言ってんだよ!」
「仕事なんて選ばなければいくらでもあるんだよ!」

　とおっしゃる方もいらっしゃるかも知れません。私がワガママを言っているようにも聞こえるかも知れませんし、お金の事で困っている私が言って良い言葉なのか分かりません。
　が、若い時は色々な仕事をして自分に合うものを探す、というのも良いかも知れませんが数をこなして思った事は「多少なりとも好きじゃないと続かない」ということでした。

　いつか勤めていた工場も「全て流れ作業で分担制」なのでケーキやパン作りのノウハウが身に付く・・・でもなく、気がつくとただ単に「鉄板を持ってウロウロしているだけ」とか「ナッペで生クリームを塗ってるだけ」「田植機のようにヒイラギを差してるだけ」でした。短期のお仕事だったし派遣先企業でしたので「ずっと働いていれば明るい展望が見えてくる」わけでもなく。

　じゃ、結局は何が残るかって「賃金」とか「仕事に体力や技能がついていけるかどうか」「人間関係は良好かどうか」ということになってしまいます。
　技能が身に付かない、将来的に明るい展望があるわけでもない、企業としてはただ単に頭数だけをそろえるような感じ、自分としては別に好きな仕事でもなく単にお金を稼ぐためだけ、で仕事に就いちゃうと、やっぱ続かないわなぁと。

　多少賃金が低くても自分自身が好きになれそうなものを選ばなきゃ。「仕事なんて選ばなければいくらでもあるんだよ!」の裏を返せば「選ぶ余地があるくらいに仕事がある」って事でしょう。多分。