Idol Happiness Website Hobby

特集■旅行記・音楽・映画・料理

東京島

2011-05-09 00:37:16 | 映画
サブタイトルが、柏原芳恵かよ!?とつっこみたくなるのだが、まぁ、そんな昭和アイドル歌謡の末期なシングル曲。
よほどじゃないと憶えてないだろうから、こんなツッコミは俺くらいか?!

原作もとい実話からとても面白そうな香がしていた。
実話のアナタハンの女王事件時代と勝手に思い込んでいたが、かなり現代な時代背景でなんともがっかり。

鶴見しんご!が最初の夫であっという間に退場。冒頭の次にもうすぐサバイバル生活シーンとなり、
南国風景で楽しそうな。いや、あれ?これそういう映画じゃないし、みたいな。

若者集団の裸サービス。窪塚もいるのか。と。他と違って意味ありげなキーパーソン扱い。

しっかし、話が進んでも、ちっとも危機感がない。

笑ってしまうくらいない。木村多江の出てる作品で主演作品をはじめてみたのだけど、さすがですね。
細かいところの演技力が上手。助演で光るかと思っていたけど、なんのなんの主演にきても立派な演技力と、美しさのオーラが出てる。
いつも曲者な役がくるという美味しい点もよさげ。

まぁ「女は女神にも魔物にもなる」という事を言いたかったのだろう。と。
でも、妊娠しちゃーまずいでしょw神秘性なくなるじゃん。と、それなりに楽しんで観ていた。

堂々巡りな展開から、どのように脱するのかと思いきや、まぁ、別に普通。

途中の窪塚はどうなってん?w最後に来る筈だったのか?
経年後に助けに行くわけでもなく。ま、助けに行くと両サイドから刺される危険性があるからか。

やっぱり何かがおかしい。現代設定なら、島の管理者もいるだろうし、捜索部もいるだろうし。
それで清子が帰国できたなら、尚更、捜査の手が及ぶはず。現代人が無人島でサバイバル生活できてるのも不思議。

途中で宗教的になったり、文化がないところには信仰と言う名の宗教=独裁国家の誕生なのが恐怖だった。
それでもやはり祭壇シーンではリアリティがなかった。あの共通のいかにも新品な衣装は人工的なのがバレてまいますよ。

と、2時間ちょっとあって、長かった・・・・・んーなんだこれ。
題材はいいのに、脚色がちょっともったいなかったなー。もっとドロドロ、昭和初期の映像美でやってくれれば、もっと世界が深く演出できたのにな。


■http://idolhappiness.web.fc2.com/hoppy.html


最新の画像もっと見る