ウェディング・バンケット

「ＮＹで成功し、帰化したゲイの台湾人青年と、その恋人である白人青年、そして彼の妻である中国人女性との愛の姿を描いたヒューマン・ラブ・ストーリー。ウェイトンは台湾からニューヨークに渡り、なんとかビジネスでも成功をおさめていた。彼にはいっしょに暮らしている同性の恋人サイモンがいるが、彼がゲイだとは思いも知らぬ両親がやって来ることになった。困り果てたウェイトンは両親を安心させようと、市民権を欲しがっている中国人娘ウェイウェイと偽装結婚を行う事にするのだが……。主人公たちの奇妙な三角関係だけならば単なるコメディのシチュエーションでしかないが、そこへ加わる両親の描写がこの作品を味わい深いものにしている。Ａ・リーの細やかな心情描写はキャラクターをあたたかく見つめ、ドラマを忘れがたいものにする。華やかな結婚式のシーンなども秀逸な描き方だ。]」

まぁまぁ面白かった。というかこれまた中途半端な精神の主人公が繰り広げる周りを巻き込んでの大迷惑騒動劇。

嘘、偽りは時として必要ではあるが、周りを巻き込むくらいなら、
関わらないか、黙りを突き通すかして欲しいもんだ。

主人公以外の人間達が良い人間だったので余計そう思う。
ラストは？！という感じであったが、物語の展開的に予測通りにテンポよく進んでいくのはイイ。

アジア圏同士な台湾。
古き日本の姿とかぶるようなアジア圏の空気感があり、なぜだか？昭和の香がする。

機会がないと観なかった作品。

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