どことなくホラー調だった予告だったのと、なぜにバレェダンスかと思っていたが、
観てるとなるほど。なるほど。
評判が良かったのも頷けるほど、なんだか精神的ゴシック世界なパラレルワールドが広がる。
狂気なまでの固執した思いがホラーサスペンス。
ナタリー・ポートマンの演技がよかったね。
なんか正統派と邪悪な二面性。閉塞した心は、あの母親の支配によるものなんじゃないの?
ってあたりは、触れられてないけど、主人公の頑なまでの頑固さや、完璧を求める息苦しさは、
母親の願いをかなえるための自身であり、本来の自分の願いと母の願いが共依存なうらはらを孕んでいる。
先生の薄顔の目の離れたこの人!! ヴァンサン・カッセル。
どっかで観たなぁ、と思ったら。ああ、ジェボーダンの獣の人か。なるほど。
マレーナさんの旦那だったんだっけ。な。モニカベルッチ。
てか、別に。白鳥だけの演技でよかったんじゃないの?wとかね。
黒鳥は後出のあの小悪魔系の人が演じれば適役だし、W主演でやればよかったのに。
ウィノナライダー。。。懐かしい。チョイ役になってるとは。
エイリアンシリーズの頃にすわ大女優へという兆しを見せてたのに、そのあと、泥棒癖事件の後みなくなったなぁ、と思ったら。
ここで。なんかちょっと物悲しいな。この作品の中で一番。
最後にみせる、メイクや、血眼などの演出面がクライマックス。
おどろおどろしい雰囲気と、邪悪な黒鳥の動きに魅せられる。
擬鳥化していくあたり。羽毛化が出てくる音とか、最高にぐろっしー&くりーぴーでイイ!
最後は、どうなったんだろうね。どのくらいの傷だったのだろうか。と思うけど。
とりあえず、ずっと悲しい顔をして踊ってた主人公。
別の、笑顔になれる道をみつけたほうがいいよ、と。
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