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特集■旅行記・音楽・映画・料理

Gracia

2019-01-08 00:00:08 | 音楽

01.Black Rain
コーラスから始まる、始まる感が強く、またドラムリズムの激しさが!
今作のこの後の展開の期待を持たせる。初回特典盤ではこの曲のPVの撮影風景も。
前作のオリジナルからキマシタ!浜田麻里節!待ってました!光線のような歌声が素敵すぎ!

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02.Disruptor
メタルならではのダークネスな世界観と、ギターとドラムの競い合いを従えてのボーカル君臨!みたいな。
パンテラに聴いたリズム感。ドライブ感もあいまって90年代のメタル界のサウンド復帰みたいな重厚さがたまらないね。
進化することにこだわったアーティスト性ならでは!

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03.Orience
よりスピーディに昇華。前2曲よりも分かりやすい展開なので、サビに向けて走る疾走ドライブ感がいいね。
相変わらずドラムの忙しさが、素敵過ぎてw演奏陣もここ今作で更にアゲテきてるのがわかる。エンディングが又!次につながる点も由。
Eギターのソロ部分など、ライブだとかなり燃えそうな予感も!楽しみ♪

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04.Zero
今作で1番好きな曲は?といわれたら、どれも1番好き!ていえるけど、あえての1曲選択なら、俺はこの曲を推します。
イントロからして、アニメ:クレイモアにとても似合ってる感と、ダークネス世界観の増幅なあたりにしびれます。
世界観からあがってくる、歌唱の世界観が好き。メロディと歌唱に聴く側の心と魂もノッていきます。
そしてアウトロで、昇天。WOWこの演奏、めっちゃかっこいい!!!これだけの難曲は浜田麻里以外に歌える人は存在しないわ。

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05.No More Heroes
前曲で第一部終了みたいなw今曲から第2部始まった感で、ちょっと歌謡曲よりな浜田麻里曲で始まる。
歌謡曲というより、メタルではなくロック曲ですかね。こういう曲調はこれまでの浜田麻里像ではあるんだけど
難曲であることは間違いないのと、1曲目から展開してる攻めの姿勢は崩さない。まだまだ乗せていく。

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06.Lost
スパニッシュなアコースティックで始まるのはアルバム:ColorsのEmpty Room、Monologizeを彷彿させるがなんのなんの
まだまだノセテくぜ、って感じで歌謡ロック調の展開が続きます。浜田麻里は単なる洋楽志向のアーティストではなく
洋楽センスとレベルを持ちながらも日本人アーティストであるアイデンティティを織り交ぜた楽曲センスをもってるのが素晴らしい。

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07.Melancholia
より叙情的な展開へと入ってくほど、歌詞が活きてきますね。ボーカルの説得力も鋭利だったのが随分やわらかくお歌いになってて。
楽曲センス、ボーカル力、演奏力、が突出しているイメージが先行するけど、麻里姉さんの歌詞世界観は広く深い。
懸命に漕ぎ出だそうとする意志が描かれており、ライブでのMCでも話されてるけど生きる事はいろ色苦難ではあるが前途はある希望があり、日本的謡曲に近いほどその詞の世界観が増幅する。

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08.Right On
メジャー調での疾走感曲も、実に浜田麻里に求められている楽曲であって、皆が好きそうな前向きになれる曲。
これまたドラム演奏の展開がいい。全体的にかっこいいながら、朗らかで明るくて、それでいて切ないw
冴えてる音のドラムがいいんですが、ギターの哀愁がよりリリックを現実的にさせてるな、と思います。ライブで聴きたいね!

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09.Heart Of Grace
ピアノのソロが三浦大知にありそうな清廉としたイントロから、ゾクゾクじわじわ系の浜田麻里曲へと向かう。
心情と志を表現したソウルフルな楽曲で、サビからの厳かかつも強いリズムがかっこいい。
前曲の前向きながらもセンチメンタルさがあったのはここへの繋ぎだったのか、ここでより強くその儚さが物語られるメロディ。

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10.Dark Triad
コレはね、難しいねw 難しい曲ですよ。イントロから、演奏の複雑さが重厚になって、転調のボーカルとか
演奏もボーカルも最高を目指す、これまでの自己ベストを塗り替えようとする意志がみえる楽曲ですね。
なのでアルバム前半時に戻ってきたような錯覚に陥る。エンディングをどう〆るのかな?!と、また楽しみに。

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10. Mangata
ここにきて、一転して、やっとのスロー曲で始まるのだけど、すごい説得力でぐいぐい。
泣きのボーカルは、強くも優しい。でもとても儚く切ない。そう思っていたら、2番からロックバラードへと。
ああ!まさに浜田麻里をあますことなく表現してるわ!このアルバム。っていうところで、作品自体を〆る。
この展開はROB ZOMBIE兄貴にもあるけど、そういう難曲にチャレンジ!ではなく、浜田麻里曲は難曲なんですよ!それを歌いこなし、演奏もやりきってくれるミュージシャン達っていうのが素晴らしい。
アウトロにむけての幕引きのコーラスとギター、ベース、ドラム、ボーカルの協演は、聴きながらももうそこは浜田麻里ライブがあって、曲調にあわせて、ええ作品の終了時間が来たのが哀しく感じる。


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11.Seventh Sense
アンコール的曲で、気分を明るくw初回特典盤には付いてる曲。
サクサクいくドラム音と、じっくりと登っていくEギター、特にBメロディからのサビにかけての展開がかっこいい。
そして、エンド。あっという間に最終曲じゃん!みたいな。すごくTripな秀作アルバムですよ。これ。

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【総評】
2018年に入手したアルバムでベスト3に入るほどお気に入りのアルバムです。
8月からの景色が目に浮かびます。8月1日発売だったので、2018夏!の思い出が甦るとともに。

今作で念願の!チャートベスト10位入り。嬉しいですね。実力は言うまでもなく、人気も実に再ブレイクという名に相応しい回帰。
又、今回はこれまた聞いたことがない、過去レーベルへの復帰作っていうこともあり、一度離れたレーベルに再びということで、
前作までのレーベルで作られた音からの進化具合が、実に楽しみであった。

もちろん全曲、浜田麻里自身によるプロデュースが施されてるので、
これまでの浜田麻里の音楽世界を踏襲しつつも、アーティストとしての進化することが必ず盛り込まれてる。

そのアーティスト性、アーティストとして在る姿勢が曲に反映されていて、とてつもなくカッコいい。
今に始まったことではないけど、麻里姉さんのその姿勢が、本人のパフォーマンス力から、演奏陣、またそれらを楽しみにしてるファンを動かす原動力なのだと思う。

言うまでもないけど、
実に歌がうまい!浜田麻里。ほんと、日本の宝ですね。
年齢、キャリアが長いから廃れる、っていうことではない。

常に自己ベストを更新しようとする意志の歌。もはやアスリートですよね。麻里姉さん。
でも、アーティスト、プロの表現者である限り、プログレス!進化することが運命、と自身でも言われてるように
まさに、その精神がアーティストなんだよね。

日本でそういう人はなかなかいない分、浜田麻里の突出した才能が君臨してるのは当然。
海外アーティストでもそうそうはいない。

はや、キャリア35年。ちょうど僕が浜田麻里ファンになってからは31年くらいか。
今ではジャパメタル時代も聴きますが、やはり1987年からの動向が好きで、2018年時点でも新作が楽しみな歌手、アーティストって
いないので、特に日本人でのそのキャリアの人って存在しない。

今アルバムを軸としたツアー、最終公演が2019年!4/19日!
武道館!36年ぶり。アツくなること間違いなし。


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