邦画を劇場に観に行ったのは、随分と久しぶり。。。と思いきや、ガンツと海猿シリーズ一個前作品まで観に行ったなぁ。
最近は漫画作品の実写が増えて、どう再現してくれるかが楽しみな感じが多い。
内容は原作の圧倒的勝利が多いのはもう言うまでもないのだけど、ミタニコウキみたいな緩い感じじゃなかったらいいなーと期待しつつ
先に今作品。
後日、原作も読みましたが、原作と映画版とのスライド具合が、ちょうどよくまとまってたと思います。
邦画にしては、かなりの出来栄だえと思う。
個人的にもローマ史が好きだったりするから、この作品でどのように再現した世界を見せてくれるかが楽しみだったし。
更にありがちな話ではなく、手法は古典的であっても、斬新なアイデアとの競合した物語になっていて面白かった。
けっこうな尺の時間だったけど、飽きずに、また前のめりもせずに、じっくり見て楽しめる内容。
ここでの上戸彩はとても最適なキャスティング。なんかこれまでかわいいとも美人とも、特に嫌いでもなかったけど、好感な演技力。
阿部寛はまぁ、これまでの阿部寛的な役柄だから、そうそう目立った演技力はないけど、周りの濃い演技者達の出演で全体的にさらっと諄くない点も由。
ワニってわざわざテロップ出たあたりとか、かなり笑える。
エンディングがどうなるのかなーと思ったら、まぁまぁ、な感じかな。次が出来そうな終わり方。
遠きローマから日本の古風文化の融合な感じも、昔懐かしき銭湯の思い出や、現代の文明力なども観れて
重苦しいほどの日本の善を前に出さずにいる映画としても見やすかった。
さて、今作品から現代の銭湯ではなく、昔ながらの銭湯に行ってみたくなった想いから見つけて行ってきました。
湯!そして、すぐ隣はスターバックス!でお茶!
春に劇場で観た作品であったけど、冬に観る方が親近感がわきそう。
個人的にはお風呂よりも、ローマ帝国の世界観に浸かってる方が心地よい加減だった。続編があればいいね。