医療関連のオシゴト情報

医療系の仕事に興味がある方に読んでほしいブログ

看護助手の仕事と向いている人の特徴

2021-08-03 13:37:19 | 仕事内容

看護助手とは医療機関において、患者の介助業務をはじめ、忙しい看護師のサポートをするのが主な仕事である。また、事務補助や診療機材の消毒、備品の管理、リネン交換、病院内でカルテや伝票の運搬なども担当し、患者と関わることも多いのが看護助手の特徴だ。ただし、看護助手は看護師のように資格が必要なわけではない。無資格でも仕事に就くことは可能だ。とはいえ、難易度の高い仕事ではないものの、次の3つのことが求められる。

まず1つ目は、なんといっても「人と接することが好き」という点だ。患者の身の回りの世話をしていると、患者から話しかけられたり、相談されたりする場合も多いだろう。そのため、入院生活や病気で辛い気持ちになっている患者の心に温かく寄り添える人でなければならないのだ。

次に、「体力に自信があり、精神的にもタフである」ということも重要だ。介助業務などは患者の体を支えなければならないため、力を要する仕事である。したがって、体力がなければ務まらないだろう。しかも、医療の現場は常に緊張感を伴うため、周りに気を配る必要がある。そういった緊張感にも耐えることができるタフな精神力も看護助手には必要だ。

それから3つ目は「向上心がある」ということがポイントになる。医療の仕事は覚えることが多く、自分が知らないことに出会う場面も少なくない。そのため、仕事を円滑に進めるためにも、しっかりと勉強しなければならない。「新しい知識を身につけてキャリアアップしたい」という気持ちを持てなければ、看護助手としてやっていくのは厳しいだろう。

看護助手は介護士と混同されることがしばしばあるが、介護士とは担当する領域が異なる。そのため、こちらのサイトも合わせて読んでおいたほうが、それぞれの違いを理解しやすくなるだろう。