I-feelinブログ

DIYとプロと確認と・・。

先日よりDIY所謂プライベート作業に関する事で問い合わせ対応させて頂きました。

一つ目はプラグかぶりの件。
某ブログで9番4本が良いと書いてあったからと街中しか、しかもたまにしか乗らないのに9番を入れていた為、ガレージから出して洗車。

入れようとしたら被ったと言うよくあるケース。
散々オーナーはやってみたもののお手上げ。
お電話があり現場対応(営業時間内出張)してエンジンをかけました。

その後、また被ったと。

よくよく聞いたら被るのを嫌ってディチョークをしながらエンジンをかけようとしていました。
ハッキリ言いますが、誰がやってもその状態ではかかりません。

あくまで被った際の対応方法であり被っていないのにやる必要はありません。

インジェクションにキャブ車の様な儀式は必要ありません。
乱暴な言い方すると何も踏まなくてもエンジンはかかるハズです。
6型は安全装置でクラッチペダルを踏みますがそれだけです。

アクセルに足を載せる必要は全くありません。
載せないとかからないなら何かおかしいか、その様な仕様(チューニング?)かどちらかですが、インジェクションはキーをひねればかかります。

もうひとつの相談は遠方の方でゆっくり踏むと加速するが、ガバっと踏むと加速しない。
話だけ聞くとメタポンなのですが・・。

当店に連絡する前に方々連絡した様ですが、相談の回答はやはりメタポン率が高かったそうです。
そこでifnetを使ってG-Craackさんを紹介しました。

一応、オーナーさんの方でも色々やってみたもののお手上げで吉中社長の門を叩き一通りの説明を聞いて預ける事になりました。

私も説明の時に必ずお話しますが、オーナーさんの作業でも他店作業でもそのトラブルに関連するものは全て疑い、一つ一つ確認していきます。
それは人はエラーを起こすものだと大前提で動いているからです。

吉中さんの見立て通り細かい不具合はあるものの結果は、異物混入を防ぐための処理を外さなかった事でした。

これは良くある事のひとつなのですが、プライベーターの場合、その作業環境やスキルによって気持ちにあせりが生じ自分がやっているから失敗は無いと思っていて、その症状しか見ていない事が多いのです。

こういった場合、プロは自分の作業を疑う事から始めます。
あそこはここはと一つ一つ確認しながら戻ります。

プロであれ素人であれ人が介在する以上絶対は無いのです。
人はミスをするものという前提にたって観察していかないとトラブルは見えなくなってしまいます。

一部にはプロは信用出来ないと思う方もいるでしょう?
しかし、今回のケースの様に預けたその日にいとも簡単に見つけられるのもプロなのです。

そこには色々なケースを対応してきているからこそ発見も早いのです。

もしDIYでプロに頼らずご自身で何とかするなら一度、自分で行った作業の全てを見直して見てくださいね。

それでもダメなら身近なプロに相談する事をオススメいたします。


写真はイメージの為、本文とは関係ありません。

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