以前、当店でORCのメタルシングルに交換しまして、操作に違和感を感じてご来店。
クラッチのエア抜きは定期的に行っていましたが、クラッチのミートポイントにあきらかに違和感がありディスクの残量が少なくなった為の違和感という事で交換となりました。
ミッションを降ろして見ると案の定、ディスクが磨耗していてメーカーの磨耗限界値をオーバーしておりました。
今回はO/Hキットにて交換。
ついでにクラッチのエア抜きを行いました。
当店ではクラッチ交換の場合、推奨しております。
ミッションオイルはケースバイケースではありますが、基本的に必ず交換させて戴いております。
で、無事に交換作業が終わりチェックも終わり当日、無事にお客様に納車いたしました。
が、次の日の朝私の携帯にエンジンチェックランプが点いたと直メが入りました。
店に出社する直前にお電話を入れクラッチ交換のからみだとニュートラスイッチ等が考えられますが、直近でコイルトラブルでエンジンチェックランプが点灯したお客様もおられるので念の為、最寄のディーラーにて自己診断をかけてもらう事をお願いいたしました。(お客様が出先なので)
その後、お電話戴いた用件で、やはりニュートラルスイッチ系という事なので何とかご都合をつけて戴き入庫。
チェックをすると・・。
写真の様な状態でした。
本来、単極のコネクターにそれぞれビニール線で配線されており、二本をビニールチューブにて一まとめにしてあります。所がこのビニールチューブの中の配線の被覆が熱に寄る物と思われますが、縮んでいて中の銅線がむき出しになりビニールチューブの中で接触。
お客様に納車後チェックランプが点く用件を満たした翌日にチェックランプがついた様です。
場所が特定出来たので、早速修理をして何回か確認するとチェックランプは消えました。
ただ、チェックランプが点いた履歴が残っていると思われるので念の為チェックコードの消去だけ、お客様にディーラーに伺う様お願いいたしました。
RX-8で走行距離の多い車両やスポーツ走行の多い車両は要チェック項目に入れておかれた方が良いかも知れません。
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最初パッと見は判りませんでしたが、端子の根元にビニールの被覆が被っていないのが判り、外側のビニールを剥くとこんな状態でした。
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