RX-7(FD3S)です。
前回ブログ
さて、タービンから煙を吹いたのはオーナーさんが直したが、水温が高い事や現在のエンジンの状況を考えると
やたらなチューニングは出来ないので、ラジエターは交換したが電動ファン等は交換していないと言う事でしたのでそちらを中心に作業しました。
ラジエターキャップ外すと、油膜張ってる・・。
キャップに異物・・。
エアパレーターの口も・・。
綺麗にしたけれどゴムシートが広がっています。。。
インタークーラーのガイドを止めているボルトが干渉しています。。。この後更に。。
こんなでした。中の銅線見えてます。。。
羽もボロボロ・・。
新しいファンASSY
シェラウドごとにしました。
将来的にスポーツ走行もしたいという事でしたのでファンも7枚に変更しました。
元は5枚です。
後期のファンAssyなので電動ファンコネクターは変換ハーネスを使いました。
ロック部が破損しているので細いインシュロックで固定。
シェラウド止めているボルトの頭はサビサビ。
もちろん交換しました。
リザーブタンクも油がべっとり・・。
元凶はこいつか??
リザーブタンクと電動ファンをコントロールするリレーは交換いたしました。
写真は雨天時なので水滴がついてます。
バンパーが変わっているのに前期のアンダーカバーなので必要のない前期用のシェラウドは外しました。
なんか油膜が・・。
すくってみたら・・。
オイルです。。。
現在のエンジンは他店(既に無い)さんでオーバーホールしているという事です。
冷却水もリザーブタンクから吸っているので恐らく以前、水喰いしてオーバーホールしたという事からその時の油分が冷却回りの内部に付着している物が出てきているとおもわれます。
リザーブタンクの酷い汚れもその時に洗浄等はしていないと考えられます。
水喰で載せ替えた車両は、冷却回りの内部(ラジエターや配管等)に油分が付着し完全には取れません。
部品単体で本当は洗浄して欲しいのですがそれでも完全除去は難しいです。特にラジエターやヒーターコア内部等
従いまして、定期的な冷却水の交換が必要です。
洗浄剤に関しては返ってラジエター等を詰まらせる可能性がありますので症状によって判断が必要です。
一旦これでお渡しして低い圧縮が上がって来るのか? 来ないのか?
今後の展開は、まずはここの判断からです。