I-feelinブログ

文化としての車イベント

今年2月25日に行われた、名古屋オートトレンド2017に於いて、独立行政法人自動車技術総合機構の中部検査部が出店者に対して啓発活動を行ったそうです。

今ではどちらかというとこの手のイベントでは、来場者に対しての取締だったものが、これからは主催者側、出店者側にも対しても啓蒙しはじめたという事は、このまま無視すると今度は摘発と言う流れになると思います。

カスタムやチューニングと言うジャンルは本来アウトローな世界(気の合う仲間で少数)なので本来はコソコソ(非合法の部分もあるので)するのが格好良く見え、また非日常の世界を見せてくれるものなのですが映画等の影響で集まって見せ合う様な事が多くなり、昨今もゲリラ的な物は摘発されたり多くの公共施設で締め出しをされています。

一億総カメラマン時代で一般人にも撮られ、しかも自分達の悪行を自身でアピールしているのだからこれほどの証拠はありません。

私が見守ってきた、りんくう7Dayも今年大きく舵を切りました。

今まで改造車にもある程度目をつむって来ましたが、マツダ側への部品の供給のお願いやマツダと共に歩むと決めた主催者側は断腸の思いで不正改造車を切り捨てました。

でもその事は今回のこの資料をみると正しかったと判断出来ます。

公表される前に、事前に有識者や関係者から相談アドバイスを受け成熟したイベントに昇華すべく開催いたしました。

スタート時の混乱はありましたが、前年比で2/3を集めた事は概ねオーナーや参加者に受け入れられたと言う事であると思います。

今回の事は啓蒙なので特に罰則はないとは思いますが、イベントに来て啓蒙は今まで聞いた事の無い事なので一歩踏み込んだ形になったと思います。(啓蒙せざる得ない状況にあるという事)

車のイベントを文化として昇華継続させたいならこの啓蒙を真摯に受け止め、むしろお墨付きを貰える様にイベントにする事が主催者側や出店者側の責務ではないかと思います。

啓蒙に踏み切った事は、やりすぎていたと言う事です。

もちろん、うちは来ていないからとタカをくくっているとある日突然来るかも知れません。

そうならないためにもこの様な事象を他人事で済ませる事なく、自分達の事と受け止めて開催また参加する事が必要に時期に来ていると言う事では無いかと思います。

関係無いと今までと通り行うのか、これを転機勝機と捉え思っいきり新しい時代へと舵を切るか?

この資料をみて、そんな事を突きつけられて居る様に思いました。

詳細はこちら。
https://www.naltec.go.jp/topics/fkoifn0000003rhw-att/fkoifn0000003rj0.pdf

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