I-feelinブログ

RX-7(FD3S)タービン交換

昨年、エンジンとタービンをリビルドで載せ替えた車両です。

年末にタービンからオイル漏れが発覚。

年明けに交換となりましたが、製作依頼をしたメーカー?さんから保証も無い(その分安い・・?)
のでクレームは受けられない(有償と言う事はそういう事)との事なのでお客様と相談した結果、取引代理店(各メーカーの受注数は凄く多い)通しの保証付きのリビルドメーカーに変更いたしました。

(ここのメーカーさんを使用したのは、お客様の予算での中では製作当時の取引先では最安でした。)
 

コンプレッサーハウジングに溜まったオイル

こうなった原因はシャフトに傷が入りそれが原因で漏れたそうです。
(傷が入った原因はオイルに異物が混入したとか、リビルドエンジンの問題とか・・。)

が、原因となったシャフトの公差やクリアランスレベルも不明(各リビルドメーカー基準)ですし、磨耗限度に近い物が使用されていた場合はこうなる予想がつきます。
ここがリビルドの怖さです。

タービンハウジングから出てくるオイルは、状況によっては排気側に出る場合と吸気側に出る場合があります。

排気側から出た場合は、オイルが出ると煙の状態で判りますが、吸気側の場合エンジンに不具合があるとか言われる事がありますが、この様に尋常じゃない量の場合タービンの可能性は否定出来ません。

この症状の場合エアクリーナーBOXからもオイルが出てきますので目視で確認出来ます。

現在、他メーカーのリビルドタービンに変更してから現時点では不具合はありません。

一口にリビルドタービンと言っても組立基準や管理方法(部品の管理組立管理等)は各メーカーさんに寄って違います。

またリビルドベースになるタービンの状態等から、その出来にはどうしても差が出てしまいます。

この差が、リビルドタービンはトラブルが多いとされている理由になっている様に思います。

リビルドタービンでもトラブルの低いメーカーはやはり一般市場価格より価格は高めです。(高いからトラブルが無い訳では無い。トラブルが少ないという事)

それだけ部品の品質管理等に自身がある事の現れであると思いますし、もちろん保障証等有無も一つの基準になると思います。

中には保障証があっても絶対の自身からタービントラブルを中々、認めないメーカーもあります。

エンジンやミッションはメーカーから整備書が出ていますがタービンはありません

なぜ無いのか?
なぜメーカーはAssyで交換させるのか?
色々な事情もあるとは思いますが、やはり一番はトラブルの事を考えての事だと思います。

この事を考えるとやはり新品Assy交換が、載せ換え後等のトラブルを考えると純正部品としてはとても高価ですが、一番良いと思います。

また安心や無用なトラブルは何としても回避したいと思われる方は、純正新品が間違いは少ないと思います。

(但し新品であってもゼロにはならないですが)

リビルド品を選ぶ場合、保証の有無やそのメーカーの品質管理もチェック(色々なメーカーの物を扱っている代理店に聞く等)されるとリビルド品のハズレは引きにくくなると思いますので、修理をご依頼される所と十分にご相談をしてから作業をご依頼される事をおすすめいたします。

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