I-feelinブログ

RX-7(FD3S)復活

前回、エンジンブローしたRX-7(FD3S)本日無事に納車となりました。

オーナー様には、大変お待たせしてしまい申し訳ございません。

先週の日曜日に納車しようと思いましたが、オーナーさんがタワーバーをつけて納車してくれと言う事で一週間伸びてしまいました。(本当はナラシが終わって、セッティング時にお預かりする時に作業しようと思っていたのですが)

で、本日も午前中までは雨が結構降っていたので今日も無理かな~と思っていましたが午後になり雨が小ぶりになって来たので無事に納車となりました。

前回の日記
http://air.ap.teacup.com/ifeelin1/258.html


エンジンが壊れなければマフラーとメタキャタ交換と、この加工作業だけするはずでした。


何をしているかと言いますと・・。
型合わせ中。


マフラーとメタキャタを変更したので、それに伴いウェイストゲートの排気管の取り回しの変更をしました。


こんな感じ。


ラッピング後なので綺麗に焼けてます。


コイルの熱負担を減らす為に、対策しました。


合体。


この時点では、タワーバーを何にするか明確に決まっていませんでした。


最終的にノーマルタワーバーを取り付ける事になり、この後にタービン側のインテークパイプは作り変える事になりました。

写真は撮り忘れました。

今回壊れた原因をオーナーさんとスタッフで過去の出来事を整理しながら消去法で辿ると原因はアレの可能性が高いと。

セッティング中はセッティング機材をつけたりする関係でアレは外しているので実走チャックも悪影響が無いが納車する時にはつけている。(ナラシ中もつけているが負荷はあまりかけない走行なので影響は少ない?)

オーナーさんのお話を聞くと、どうもアレを付け出してから壊れ始めている事に気がつきました。

アレを付けた経緯ですが、勧めらて入れたそうです。
しかし、その時点ではまさか壊れる原因に一役買う商品だなんて判りません。(そこが老舗?の怖さ?)

それからそこで2回程エンジンオーバーホールをしていて公称○○○psとか言われているタービン(タービン名に馬力数字が入っている)を入れ、全てそこのオススメチューンしても420なんて届かなかったそうです。

FSWで走行するもノーマルエンジンの時より明らかにトップスピードも遅く相談するも車は問題無いと・・。
 
しかも最終的にはアクセルオフ時のパンパンとアフターファイヤーが酷くて、相談する物のこれ以上どうにもならないと言われたそうです。(その担当者さんはのちにそこから独立されたそうです?)

うちに相談に来られてからECUのみをV-PROにしましたが、その公称馬力まで届きませんでした。(相談した結果V-PROを投入)

馬力UPは僅かにしましたが、そこの公称馬力以下でした。。

うちで引き継いでからも、セッティング完了後、納車して暫くしてから壊れてを2回ほど繰り返しました。

アレに辿り着くまで、悩みました。

同じ人間が組んでいて、制御系も都度見直して一新して、セッティングしていてセッテイング中は異常は無くてサーキット走行になるとトラブルが出る。

しかしサーキットを走るとオメガのあの硬いミッションオイルが吹くくらいに熱負荷がかかる。

参考的に言いますと、ほぼ同じチューニング内容の車両で同じサーキットで、方やミッションオイルが吹いて方や吹かない、使用しているミッションオイルも同じ、サーキットタイムは吹かない方が速い。
 
と言う事で、何とかアレ(チキンプレートは美味しいですが)は見た目だけで、エンジンに過大な熱負荷を与える事になります。
 
見た目と、どうしてもって方はどうぞ。止めません。

しかし、それが原因で壊れる事もあると言う事をお知らせいたします。

後日談としてアレの件で、別のお客様とお話をしていると他でもアレが原因で壊れている車両があると言う事をお聞きしましたのでご報告いたします。
 
どう捉えるかは貴方次第です。

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