I-feelinブログ

今日は2017FSST第2戦

富士スピードウェイで行われる富士スピードウェイ主催の一般車両?の参加型イベントのFISCOスペシャルステージトライアル、通称FSST

2017第二戦が9/23の本日行われます。

当店お客様も何年も継続して参加されている方がおり、過去ヘビー級で2011年と2012年のシリーズチャンピオンにもなっています。

もちろん車はRX-7(FD3S)です。
しかし、成績は年々速くなるクラスのライバル勢(EVO、インプ)に追いつけなくなりました。

普通?ここで、参加を諦めたり、車両変更したり、はては規則違反してもパワーアップ(触媒外し、抜き?)タイヤサイズの変更18inch化を考えるのですが、明らかな規則違反等はオーナーも望まないので(触媒がある以上、ナンバー付きである以上制約がかかるので)出来る事はドライビングの向上。
オーナーさんと相談してそちらに大きく舵を切ったのが数年前。
(FSSTはJAF競技扱いなのでB級ライセンス取得に貢献するのでルールにJAF規定が盛り込まれる)

結果的に当然タイム(たまたま出たタイムから)は落ちました
オーナーさん本人がタイムより上手く走る事に主眼を置いた事によりトラブル(事故等)の消耗も格段に減りましたが、常に意識した走りのスタイルに変更しているので中々タイムや成績に結びつきません。

それでも最近はタイムが僅かずつ揃う様になりました。
正しくそれはタラレバやたまたまや、運のみからの脱却です。

物でのパワーアップは時として端的にタイムが縮まる事もありますから、タイムだけを考えたら手っ取り早いのですが裏を返せばドライバーの技量はどうしても置いてけぼりになってしまいます。

それを払拭させる方法がドライビングスクールの開設であり、現役WECドライバーの澤選手のコーチングでした。

澤選手から教えて貰う様になってから、頻繁に聞かれたタイムへの固執は減り、自分のドライビングへの課題に取り組む様になりました。

では、タイムが縮まらなくても何故参加するのか?
それはそこがドライビングスキルの発表の場になり、それが楽しいから、オーナーさんとって唯一の趣味だからです。

一般的にはサーキット=タイムと言う考えなのですが、趣味という観点から考えたら本当はナンセンスな事なのかも知れません。

それより好きな車で満足出来る走りができたかどうか?
結果的にタイムが良かった?と言う図式の方が楽しめるのかも知れません。

この様にサーキットと向き合うって走る事の方が実は長く充実した趣味になるのかなぁと横浜から富士で走るオーナーさんに向けて思いました。


このロゴみたら・・。


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