二つ返事で参加する事に致しましたが勝手が判らない為、お客様のlushさんや昨年参加された他数名にご協力戴き何とか無事にイベント参加を終了出来ました。
中村氏とはスティルウェイ時代からお電話では何度かやり取りをしていましたが、今回初めてお会いする事が出来ました。
中村代表はとても情熱的で、それでいて繊細でとても面倒見の良い楽しい方でした。
実は、この日のビッグゲストの土屋圭市氏は初めてお会いする方ではありませんでした。
多分、土屋氏は覚えておられないとは思いますが、昔ホットバージョンと言うビデオの取材でエビスサーキットの東コースにて、今回乗っていたmyRX-7に乗って頂いた事がありました。
その時のドライバーは、土屋圭市さんと服部尚貴さんと大井貴之さん。
車の仕様はその時と今では違いますけど・・。
もしかしたら、どこかに動画がUPされているかも知れませんね。
見つけたら教えて下さい。笑
りんくう7dayは一口に言うと中村さんの強い思い、それを表しているのがこのイベントだと思います。
そのイベントを支えているのは、中村屋さんのお客様や有志、総勢約50人。
しかも全員ボランティアで、頼まれた方もいれば自らの方も。
そしてその関係も、50対50の最適なバランス。ここも7と一緒です。笑
まさしく、中村屋の四十七士です。
そしてそのスタッフの方達の手際の良さは素晴らしいです。
普通、イベント会社なら当たり前の事もボランティアになると中々まとまらないものです。
しかし、このイベントはECO CPU(中村代表)とセンサー(スタッフの皆さん)が調和している様でした。
中古じゃんけん大会では、前回お話したミサさんと言う女性スタッフの方を中心に男性スタッフの皆さんも声を張り上げてイベントを盛り上げていました。
恐らくこのスタッフさん達は中村さんの次に声出し続けて、じゃんけんイベントを終始盛り上げていたと思います。
普通この手のイベントはサーキットで行われる事が多く、商売が前面に出て、イベント会社が企画してテナント代払って、入場料も取られて、力の強い所が勝つ(速い車、プロドライバー、各お店のお客数)みたいな感じになります。
そして、その手のイベントでは出店されているお店のお客様以外は何か仲間ハズレ的な疎外感を生んでいる様に思えました。
簡単に言うとそのお店のカラー以外(パーツてんこ盛り)は寄せ付けずノーマル~?の様な・・。
筑波のイベントも最初は、ショップ有志で行っていましたが、いつからか運営会社が開催される様になってからは、自分の中で何かが違うって思って出店はやめました。
イベント会社に任せれば失敗も少なく、出店料やら入場料払って周りの空気に任せれば楽でしょう。でも本当に楽しめるか?全てのRX-7オーナーが来られる様な来たいと思うイベントか?と疑問に思う所もありました。
ところが、今回参加させて頂いたイベントは違いました。
中村屋さんのお客さんでなくともRX-7に乗っていれば参加資格があると言う事が最大のポイントです。
たしかに、参加された方の中には一日中じゃんけんをしているとか、色々な意見や見方はあるでしょう。
色々な制約がある中でやる訳で、一回こっきりの開催なら良いかも知れませんが、続けて行く為にはやはり最低限ルールは必要です。
それを続けて行く事はひとつの文化として産声を上げる事になるでしょう。
また、参加者の中には良いとか悪いとか各自意見はあるでしょう。
スタッフの方だって、もっとこうすればとかああすればとかあると思います。
でもボランティアスタッフだからこそ反省がある訳で、それがボランティアスタッフの醍醐味でもあると思います。(プロのイベント会社は成功させて当たり前で、例えイベントが成功しなくとも出店料ががあるので赤にはならない。)
今回、土屋圭市氏を呼ぶに辺り失礼の無い様にという事で一部をイベント会社にお願いしたそうですが、あくまでそれはゲストへの配慮の為でした。
どのイベントもそうですが全ての参加者に満足して貰うのは、正直無理に近いです。
これはプロのイベント会社でも100%は無理です。
ですけども、このイベントはその無理に近い状態まで行なっている事に特筆すべき点があります。しかも有志の集まりで運営されているのに。
その最大のポイントは参加者と運営側との目線が同じ立ち位置だと言う事では無いかと思います。
主催者もスタッフの方もこのイベントに参加された全ての方は、上も下も無く、ただRX-7が好きな参加者の一人と言う事です。
多分、参加された方の満足度は恐らく90%以上では無いかと思います。
一つの店舗が主催していて、これほど寛大に商売っ気を薄めているイベントはありません。
店舗ですから、当然商売が本業です。
なので、完全に商売抜きは出来ません。
しかし、この手のオフ会に近いイベントの場合、あまりにも商売っ気を出すと返って来辛くなりますし特定のお客様(各店舗の常連のお客様達など)にはあまり見向きされません。
ですが、主催者の中村氏の商売(宣伝等)のさじ加減が絶妙で、このイベントはRX-7を所有し愛する者だけに与えらたイベントだと言われた通りだったと思います。
そして、この日のイベントの主役は中村屋さんや私たち業界側の人間ではなく、紛れもなく参加された皆さんとRX-7です。
それを象徴する様に私自身もRX-7をメインでやって来ましたので数人の方から、以前お世話になりましたとか、その昔とか・・お声をかけていただけました。
また、当店で面倒を見させて戴いているお客様も来られお声をかけて頂いたり御菓子を戴いたり参加者の一人として仲間に加えて頂いた様でとても嬉しかったです。
今回このイベントに参加させて戴いて、改めて長年乗って来たRX-7の凄さと言うものを感じました。
そしてその車に乗れると言う事がどれだけ幸せな事かも改めて感じました。
この先、誰がどれだけ乗れるか、残るのか、誰がこのイベントを続けて行くのか先の事は見えません。
しかし、中村屋の中村代表がいる限り、またこのスタッフがいる限りはまだまだRX-7と言う火は消えないと確信いたしました。
中村屋にとって、この様なイベントも行えるお客様は掛け替えの無い財産で、きっと中村さんにとってもその財産はプライスレスなハズです。
中村屋の中村代表、スタッフの方々、Rマジックの大原代表、関係各位様。
そして参加された多くのみなさま感動をありがとうございました。
またどこかでお会い出来る事がございましたら、その時は宜しくお願いいたします。
PS 来年はツーリングツアーでも組みましょうかねぇ。
りんくう7DAY2014ロングツーリングと題して。
(副題は中村さんに愛に行こう)なんてね。笑
当然行きたい人だけですけどね。
アイフィーリン 代表 八木 高
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