まあ、新品エンジンハーネスに交換された方が手を加えるのに難色を示す気持ちは良く判ります。
ですが、このコネクター部はどうやらオス側は存在していないようなので、何とか購入せずあるもので簡単に出来ないかなと思い検証してみました。
これは中古のスロセン。
本来、余程の過走行及びダイアグや電圧測定値が基準から超えていないなら無理に交換は不要だと考えます。
で、今回ジャンク品?を7オーナーさんから提供して貰い検証しました。
というよりバラバラにしました。
コネクターの一部リブは譲って貰った時から破損していましたがこれくらいなら問題ないです。
重要なのはコネクター部。
こんな感じで構成されています。
非分解式のセンサーです。
8万キロの割には接点は比較的綺麗でショートさせなければ、時間的にも距離的にももう少し使えたと思います。
基盤を端子から外しました。
そうすると本体からコネクター部を切断するこんな感じになります。
端子にキットの配線を半田で付け、ヒシチューブで保護して配線の根元から折れ曲がらない様にと防水風化対策して接着剤やコーキング材で処理を施してあげればコストはかなり抑えられるし、何より結線間違いも少ないしカシメの問題もクリア。
捨てるセンサーも生きる。
中身の検証も出来るしコネクターも残せる。
(本当に壊れているかは別)
しかも固める材料はホームセンター等で用意出来ると思います。
と言う事で配線カットの問題もこうしたアイデアでクリア出来ます。
ただ、本当に壊れていなければ無理に交換する必要はありません。
なんせ、今回の部品は4万円もしますからね。
これにてNEWスロットルセンサーに関する全ての検証は終了です。
前期に関しては物理的に着かない為、現在注文出来ませんし購入者には返金対応している様です。
もし、後期で返品されるならディーラーにしっかり注文から返品の経緯をお知らせください。
返品には理由書が必要ですので。
また、返品事由の内容でペナルティ料が発生しその料金負担をお願いされる事があります。
ここまで紹介した検証事例は全てマツダ非公認です。
ですから真似するのも更により良い物を作るのも作業者のスキル次第です。
それと全てにおいて必ずリスクはあります。
ですからどのリスクをとるのかという話になります。
私からのアドバイスとしては、先にも話した様に無理に変える必要は無いので問題なければそのままというのが一番リスク(コスト、時間、その他)は少ないです。
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