働いて感じるギャップとは

介護業界の人材不足の原因の1つ、マイナスイメージについて

イメージと現実のギャップ

2020-09-24 09:21:41 | 日記
人材不足という問題を抱えている介護業界ですが、その人材が集まらない大きな理由が、世間が抱くマイナスイメージです。
介護職はきつい、汚い、危険の3Kと呼ばれるイメージが強く、これが求人の応募に二の足を踏んでしまう原因とされています。
また、介護職は激務でありながら収入がそれほど高くないため、生活の安定が図れないことを理由に挙げる人も少なくありません。
人手不足は離職率の高さも原因の一つで、高い志を持って入ったけれど、自分が思い描いていた世界とは違っていたことで仕事を辞めてしまう事例はたくさんあります。

いくつかある事例で比較的多いのが看取りの辛さです。
介護職は文字通り身の回りの世話を含め、要介護者の生活の支えになるのが仕事ですが、長い介護生活を経て施設で息を引き取る人もいます。
中にはめったに看取り介護が発生しない職場もありますが、そういうことを考えず高齢者を最期まで介護する職場に転職してしまうと、看取りの辛さに辞めてしまうケースも珍しくありません。

また過去にボランティアを経験し、その延長で介護業界に入ってくる人もいます。
しかし、一日数時間程度の活動に限られるボランティアと介護職は別物です。
仕事として行う以上、責任感を持って取り組まねばならず、きついことにも向き合わなくてはいけません。
ボランティアでやってきたことをそのまま活かせば問題ないと安易な考えで就職をして、現実とのギャップで挫折をしてしまう人もたくさんいます。

しかしこのような現実とのギャップで介護職を辞めてしまう人もいる一方で、マイナスイメージとのギャップで働いてよかったと感じている人もいます。
むしろ最近は介護業界も待遇の改善に努めており、職場によってはやりがいを持って働いている人のほうが多いところもあるようです。
詳しくはこちらを御覧ください→『固定概念を捨ててプロの介護士になる!