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「文章は経国の大業、不朽の盛時」という事を肝に銘じ、

「凛とした魂の声」と「日本男児の肝っ玉」をお目にかける。

◆【教育】児童虐待最多300件摘発 07年被害児315人、死亡は37人 (中日 2008/2/21)

2008年02月22日 | ◆政治について
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008022102089366.html

 昨年1年間に全国の警察が摘発した児童虐待事件は300件に上り、統計を取り始めた1999年以降で最多となったことが21日、警察庁のまとめで分かった。被害児童数も過去最多だった前年とほぼ同じ315人に達し、高水準で推移している。死亡した児童は37人で、前年より22人減少した。同庁は「児童相談所と警察の連携が進み安全確保ができつつあるためではないか」と分析している。

 昨年中に児童虐待で摘発されたのは323人(前年比1・8%減)。被害児童との関係で最も多いのは実母の97人で、全体の約30%を占めた。次いで実父(91人)、養父・継父(55人)-の順だった。

 年齢別の被害児童数は1歳未満が47人で最も多く、5歳と14歳が各25人、3歳が24人-と続く。虐待の形態別では「身体的虐待」が211件で全体の約70%を占めた。

 児童が死亡した事件は35件。罪種別の内訳は、殺人と傷害致死がともに最多の15件で、次いで監禁致死と保護責任者遺棄致死がそれぞれ2件、重過失致死1件。


◆【教育】 日本の親 我が子にすら注意しない…日中韓で調査 (産経 2007/3/8)

2008年02月22日 | ◆政治について


 日本の小学生は中国や韓国に比べて家庭で注意を受ける割合が際立って低いことが7日、財団法人「日本青少年研究所」の調査報告書で分かった。家庭でよく言われる注意事項23項目のうち21項目について3カ国中最下位で、家庭での教育力の低さが浮き彫りになっている。同研究所は「最近の日本の親は、親と子は別個の存在と考える米国型の価値観に変化してきているため、子供に注意をしないのではないか」とみている。

 昨年10~11月、東京、北京、ソウルの3都市の小学4~6年生を対象に、各学校で書面形式で生活習慣を調査。計5249人から回答を得た。同研究所によると、同種の調査は初めてという。

 親のしつけに関する設問では、家庭でよく言われる注意事項23項目のうち21項目で、日本の子供は中韓より注意される割合が低かった。特に「先生・親の言うことをよく聞きなさい」とよく言われる子供は2割前後で、両国の半分。先生と親の権威低下がうかがえた。

 「よく勉強すれば、将来いい仕事がある」も17・8%と低く、中国(53・8%)、韓国(41・7%)と対照的。「好き嫌いしないで全部食べなさい」「嘘(うそ)をついてはいけない」「友達と仲良くしなさい」なども大幅に低かった。

 一方、日常的な生活習慣では、毎朝歯磨きをする比率が63・9%、毎朝洗顔するのが66・9%にとどまり、それぞれ中韓より2割下回った。テレビを見ながら食事するのは46・0%と半数弱を占め、いずれも11%台だった中韓の4倍に達し、「ながら食事」の浸透ぶりをうかがわせた。

 友人関係では、親友の有無や友人の数では3カ国とも大差はなかった。だが、「友人の喧嘩(けんか)を止めるか」との質問に、「必ずする」と回答したのは15・9%と中韓より10~15ポイント低く、「しない」(22・5%)は5~15ポイント上回った。

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 斎藤哲瑯(てつろう)・川村学園女子大教授(教育社会学)の話 親からしつけをきちんと受けていない「団塊の世代ジュニア」が親になり、子供に何を伝えればいいのかが分からなくなっているのではないか。学力は重視するが、人格形成はおろそかになっている。子供のうちにきちんとしつけをしないと、将来の自立を妨げることになりかねない。親だけでなく、社会全体でしつけていく視点も必要だ。