「風呂をいただく。覗いても構わないが、その時は城主の眉間に風穴が空くことになるぞ。」
唐・新羅の侵攻に備え、瀬戸内の良港である屋島の山上に築かれた古代山城の屋嶋城。城壁がほとんどが天険の断崖絶壁となっている。都を追われた平家が屋島を拠点とし、臨時の築城をしたとも。無口でクールな性格。やや格好つけたような気取った話し方をするが、本人は無意識にやっている。弓の名手で、矢が届く距離であれば、どんなに小さな標的でも射抜く腕をもっている。オッドアイであることに自信を持っているが、目について褒められるのは照れくさいので苦手。そのため、目をつぶって隠すのがクセになっていたところ、その姿も良いと評判になってしまい本人としては困惑している。