「本、読み出したら返事もしない」と母にしょっちゅう怒られ、
夜中に隠れて読んでは、やっぱり怒られた。
たくさんの本に夢中になり、たくさんの本に影響を受けたのね。
そんな私が最初に夢中になったのが、この
「ナルニア国物語」
図書館から何回も何回も借りて読んだ。
中学生になってからようやく
お小遣い貯めて一冊ずつ買いそろえたっけ(全7巻なり)
その「ナルニア」が映画になると聞いてからというもの、
ずうっと楽しみに待っていたんだな。
・・で、試写会行って来たよ。
物語の印象的な風景、「街灯」がイメージ通りだったので、感動・・
好きな登場人物が出てくるたびに感動・・
とまあ、映画になったことがすべて嬉しくてしょうがない私には、
映画の善し悪しは語れないかも(笑
なので試写室を出た後のお手洗いで、
他人の反応を観察・・
「面白かったね。」「見ごたえあったわあ」
とやや興奮気味に話す様子からすると良かったはず。うんうん。
少々年輩の女性2人は「最近じゃ4人兄弟もなかなかいないねえ。」「昔はネエ・・」
とずっとしみじみ語り合っていた(え、そこ?)
そう4人兄弟がメインになるこのお話。
たくさんの困難を越える中で、子供達の表情が変わっていくのがわかる。
特に男の子2人。とても凛々しく、いい顔になっていっていた。
実際にこの映画は順撮りといって物語の順番に撮影していったそうで、
映画とともに、役者の子供達も成長を遂げたのだろう。
そんなところも見所の一つだ。
原作と比べると・・
小学生の私が読んだ印象より、感情をシリアスに描いていたかな。
どうしても「あ、違う」部分はいくつかあったけれど、
比較的原作を大切にした作品になっていたと思う。
とにかく、風景の美しさは素晴らしい。
映画ならではの迫力、スピード感。
わかりやすく心に入って来るので、子供も大人も楽しめる。
一緒にタンスを開けて、
ナルニアに入り込んだ気分になってほしいなあ。
ああ、幸せな時間だった・・
Walt Disney Pictures and Walden Media
Proudly Present
『ナルニア国物語~第一章 ライオンと魔女』
2006年3月4日(土)全国超拡大ロードショー
※2月5日から始まる「さっぽろ雪祭り」にこの映画の大雪像が登場するらしい。
雪の女王に支配されてしまったナルニアの風景は、雪祭りにばっちりだろうな。
見たい!
【補足】ナルニア国物語(作:C.Sルイス)
半世紀に渡って世界中に愛されてきた英国ファンタジー。
田舎の古くて大きなお屋敷のタンスが、異次元につながっていた?
原作7巻で2555年にも及ぶナルニアの壮大な物語。
2008年には第2章公開が決定しているそうなので、
最初から見とくといいかも!
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