いまいま草evol Level4

貞慶・光琳・若冲

月に一度の水曜休み 今日は暑すぎました
今回はお寺ではなく 美術鑑賞にいそしみました

最初に金沢文庫で特別展示中の
「解脱上人貞慶」を見に行きました

貞慶さんてのは信西のひ孫で
源平の戦いで荒廃した寺院の再興に
力を尽くした名僧です


仏像好きの”じょうけい”と言えば
運慶、快慶の伯父の定慶や
千本釈迦堂六観音の肥後の定慶を想像し
その気持ちで行ってみたら 字が違いますね!

前回が運慶展で国宝もいっぱいだったので
京都奈良の名宝が展示されているものの
スター不足は否めませんでした

駅から徒歩15分 ほぼ涼みに入ってますね


せっかくの金沢文庫駅で 地元の新鮮魚を食べたい
居酒屋がやっているランチで
”朝捕れ「鯵の刺身」定食”と書いてありチョイス


この季節の味は脂がのっていて旨いです
店も生姜醤油とわさび醤油の2種をそろえる
にくい演出 なかなか美味でした



そして最後はそごう横浜の「そごう美術館」で
開催されている”琳派・若冲と雅の世界”を観に行った

京都の細見美術館のコレクションをそごう美術館で展示

正直いいとこどりで 仏画・絵巻ジャンルも広く
さらに琳派では 本阿弥光悦・俵屋宗達そして尾形光琳に加え
鈴木其一や酒井抱一とかいう人の素晴らしい絵のオンパレード

そしてなんといっても近年大ブームの伊藤若冲の絵が
数点展示されています 鮮やかな色合いのイメージの強い
若冲の作品ですが *若冲の代名詞 鶏の絵


今回は墨の濃淡で見事にニワトリを描いており
若冲の奥の深さに気づかされました。

時間のある人はぜひ行ってみてください。

暑い日には涼しい美術館めぐり いいものです
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