きょうは、ずいぶん久しぶりに一眼レフカメラを持ち出した。
日勤からの帰路に夕景の空や港の海の写真を撮ろうと思い立ち、
職場に最小限のカメラ機材ではあるがわざわざ持って行った。
自主企ライブイベントでステージ写真を少しは撮っていたが、
「風景」となると今年の春頃の房総旅以来になるのかな？
職場にまでカメラを持参しるし、
やる気・撮る気満々と思いきや、実はそうでもなくて、
現地に着いて、夕暮れの空や海の風景を見てから、
シャッターを押すかやめておくかを
決めればいいくらいの気持ちだった。
夕暮れ、釣り人達は多く居て、
撮影目的でいるカメラマンは自分だけのよう。
何人もの釣り人の長い竿とリール？って言うのかな
エサを付けた糸だか紐のようなモノが
海の向こうの街の夕景の撮影をしようとしたら
かなり邪魔で手こずる、、、、ってか、
撮影しにくい状況が、
いつの間にか無心になれたのか撮影することに、
撮影をしよう、という気持ちに自然とスイッチが入ったようだった。
あとは、しばらく忘れていた感覚を思い出しながら撮影していた。
けっして、良い写真が、良い一枚を撮れたとかそういうことではないのだけど、
夏の夕暮れの蒸し暑さの中でも少し涼しく感じ始めた肌の感覚、
夏の海風を受ける感覚、
構図や露出等をあーでもないこーでもないって替えながら撮る感覚
その風景の中に僕が思ったり感じたりする「情景」らしきモノが
薄っすら浮かび上がる感覚
何かを掴めそうな、でも掴めない、そのような感覚
しばらく忘れていたそれらの感覚を思い出せた。
そうだった。
自分好みの良い写真を撮りたいとか、そういうコトの前にまず
いくつかのこういう感覚の中に身を置くのが好きだった。
それを思い出せただけでも良かったと思う。
～～ブログ記事はここまでです。
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