イレーヌ・パープルの風雲流紫な日記Ⅱ

人の性格を見抜くのは、なかなか難しい

人の性格を見抜くのは、なかなか難しいものです。

シャーロックホームズのように、細やかな情報収集をして、

その人物の特性を言い当てたとしても、

その人物の本質的な部分、例えば、

どんな風に泣くのか、どんな風に楽しむのか、

どんな風に愛しているのか、どんな事が辛いのか、

などまでは、なかなか判らないものだと思います。

 

人付き合いをしていると、

「あぁ、この人はこういう人なんだな」と、自分なりに

相手を理解しているつもりになるものですが、

その相手が「是非このように理解してもらいたい」

という意図をもって、そう思われるよう、

頑張って振舞っていたりすることがあるので、

「この人はこういう人なんだな」という認識は、

実はそんなにアテにならないものだと

思っておいた方が賢明でしょう。

 

そういった認識を互いにしあうことは、

社会的なお付き合いでは必要不可欠なので、

とりあえず「こういう人」という認識は必要です。

 

但し、その人間関係に深入りをしていくと、

つまり本質的な部分に近づいていくと、

それまで思っていた「こういう人」という認識が、

ガラッと覆されることもあるので注意が必要なのです。

 

「そういうキャラだったっけ?」的な軽い驚きから

「そんな本性を隠し持っていたのか」的なものまで、

びっくりさせられる体験をするかもしれません。

 

私自身、そのような体験をしたことがあります。

相手から出てきた「本当の性格」とでもいいますか、

本質に出会って衝撃的でしたけど、

考察してみれば、そのような性格こそ

その人物の星座の典型的な性質であることに

うんうん考えた末に、気が付きました。

 

そもそも自分が認識していた相手のイメージが、

相手が作り上げたイメージを真に受けたものだったわけで、

表面的なイメージで人物を見ていたことを

ちょっと反省しました。

 

相手の星座を知ってるなら、

本質的な部分がわかっていて然るべきなのに、

「それっぽくない」ものだから、見落としました。

 

人間は自分を演出します。

その演出に乗せられるくらいが人付き合いは

丁度いいですが、相手の本質的部分は、

例え「それっぽくなくても」星座を無視しない方が

見誤らない、と痛感した一件でした。


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