スマホの画面を見ていますね。
耳にはイヤホンしてたり。
京浜急行に乗ると、天気の良い日は、
車窓から富士山を見ることができます。
きれいに晴れた日などは、
みんな富士山見たらいいのに、と、
ちょっと思います。
それぞれがそれぞれに自分の時間を
有意義に使うことが出来るようになったのが、
スマホなどの情報機器の発達の恩恵なのでしょう。
しかしその一方で、私達は「場の共有」を
出来なくなってきているのではないかな、
とも思います。
電車に乗って、他にやることなければ、
みんな富士山見るのかもしれない。
「今日はよく見えるね~」なんて
知らない者同士で会話することもあるかもしれない。
まぁ、昔から本を読みふける人もいたし、
ガラケー時代から電車で携帯いじるのは、
すでにスタンダードだったかもしれないけど、
スマホ時代になって加速的に人々がバラバラで
みんなが閉じこもってる印象を受けます。
隣に座る人のことですら無関心というか。
どんどんバラバラになっていく感じがするのは、
現実に「場」が創りだされることが
少なくなくなってきているから。
裏を返せばネットの世界に「場」があるのかもしれない。
でも、現実と違って、アカウントなくしたら、
即断絶しちゃうような希薄な場ですよね。
すぐにバラバラになっちゃうので
「場」と呼ぶには、弱いですね。
みんな本当は、共感できる場が欲しいのだと思います。
スマホばっかり見ているのはどうなんだろうか…。
音楽業界はCDがめっきり売れなくて苦しいそうですが、
ライブイベントは大盛況だそうです。
ライブ会場では、携帯禁止になるし、一体感が持てる。
音楽ライブに限らず、様々なイベントに人が殺到するのは、
みんな場を求めているからなんでしょう。
そうしたイベントの情報が
スマホ画面にあるのでしょうから、
どっちがどっちともいえないですが、
もっと、身近に、
人と共感できる場を見つけ出せるようになると、
いいですね。
その目にもっといろいろ映してみよう。
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