ハンデを持つ方を支える仕事情報

介護の仕事はヘルパーだけじゃありません!

ケアマネジャーの役割と仕事のやりがい

2025-01-22 10:41:55 | ヘルパー

介護の現場では、ヘルパー以外にケアマネジャーも重要な役割を果たしています。
ヘルパーは利用者の日常生活を直接サポートしますが、ケアマネジャーは少し違った形で支えます。
いわば、介護サービス全体の司令塔のような存在です。

ケアマネジャーは、基本的にデスクワーク中心です。
利用者一人ひとりの状態に合わせて、どんなサービスが必要かを考え、ケアプランと呼ばれる計画書を作成します。
週に何回ヘルパーに来てもらうのか、デイサービスには週に何回通うか、自宅に手すりを取り付ける必要があるかなど、細かく計画を立てます。

このケアプランは、利用者やご家族の希望も聞きながら、一緒に考えて作っていきます。
そして、作成したケアプランに基づいて、サービスを提供してくれる事業所(介護施設やデイサービスなど)との連絡や調整も行います。
つまり、利用者とサービス事業所をつなぐ調整役も担っているのです。
介護職全体で連携を取り、より良いサービスを提供するために、ケアマネジャーは欠かせない存在です。

ケアマネジャーがやりがいを感じる瞬間は、自身が作成したケアプランによって、利用者の状態が改善に向かったときだといえます。
利用者が自分らしく生きるための手助けをする、それがケアマネジャーの役割です。
ケアマネジャーの仕事は、まさに「人を支える」仕事であり、そのやりがいもまた、人との繋がりから生まれてくるものと言えるでしょう。


介護タクシーのドライバーについて

2021-05-10 11:22:53 | 資格

身体能力が衰えた人や体に障がいを抱えている人は、通常のタクシーを利用することが難しい場合もあります。
また、たとえ利用することができたとしても、健常者とは異なる不自由さを感じることもあるでしょう。
ですから、そのような人々のために誕生したサービスのひとつが介護タクシーです。

介護タクシーとは、要介護状態の人や体が不自由な人が利用するタクシーのことを指してます。
基本的には、通院などの目的で利用されることが多いのが特徴で、介護タクシーのドライバーになるためには、タクシー運転手と同様に第二種運転免許が欠かせません。
また、それと併せて、介護の仕事をするために必要な介護職員初任者研修を修了しておく必要もあります。

なぜなら、介護タクシーのドライバーの仕事は、単に送迎をすることだけではないからです。
介護タクシーの多くは、ストレッチャーも載せることができるようなリフトやスロープが取り付けられたワンボックスカーが使用されます。
したがって、介護タクシーのドライバーは、運転だけでなく、乗客の乗り降りを手助けする必要があり、介護職員初任者研修を修了していなければならないのです。

こちらの『高齢者や障がい者のためのタクシーとは』というサイトには、そんな介護タクシーに関することや、介護タクシーのドライバーを目指すときのお役立ち情報が綴られているので、興味がある方は読んでおくと参考になります。