僕は一時期大阪に住んでいた事があります。そのときの出来事です。
僕が当時住んでいたのは片側一車線のバス通り沿いでした。
7階立ての2階で通りに面した部屋だったのでエレベーターではなくエントランスの階段で部屋まで上がっていました。
ある日友人が遊びに来ていて少しして食事に出掛けようという事になり、外出しました。マンションの下に降りた時に忘れ物に気付き僕だけ忘れ物をとりに部屋に戻りました。
そして忘れ物を探していると、走り出すパップの足音‥
住んでいた部屋の扉がバカになっていて勝手に閉まらないのを一瞬忘れてた隙に‥
ヤベッ‼️
階段を猛ダッシュでかけおりる音‥
追いかけようと部屋を出る‥
下で友人が叫ぶ声‥
パァッップ〰️〰️〰️〰️❗
止まる気配なく走る足音‥
その瞬間‥
キキキィィ〰️〰️〰️❗❗とブレーキ音‥
パァンッッッ❗❗
乾いた銃声のような音‥
走馬灯のようにスローになる感覚の中‥
下にかけおりるとまず目に入ったのは通りに止まる四駆のバン‥
顔面蒼白の運転手‥
目を落とすと車線の上ど真ん中にケロッとした顔で立っているパプ夫‥
とりあえず頭真っ白のまま抱き抱え部屋へ‥
床へそっとおろす‥
テクテク歩いて水飲み場へ‥
ん?
チャプチャプチャプチャプッと水を飲む‥
ん??
大丈夫なのか?パップ?という問いに‥
んッ??と返してくるパプ夫‥
変わりない‥
普段と全く‥
んッ??あれはもしかして車がよけて何かにぶつかった音だったのか‥
ひとまず大丈夫そうなのでしっかり鍵をかけて友人の元へ‥
どうしたん?と友人‥
え?大丈夫すよ!
いやいや‥
ん?アイツは別になんともないすよ?
いやいやおもいっきりひかれとったで‥
‥‥
あんなもん見せんといて‥
‥
あの時はすいませんでした!邦くん笑
今だから笑えるハナシ改め
邦くんだけ笑えないハナシ
又は
パプ夫は無敵というハナシ
でした。
怪我がなくて良かった〜🙌