昨日は柏木学園に負けました。
その時に感じたのは、もう少しのボタンのかけ違いで勝てたかもしれないということ。勝負にもしもはないかもしれませんが、可能性を感じた負けでした。
2日目は小山に入ってしまい、試合数が多いのは気になっていました。
初戦の大和西はけが人を温存しながら勝負をしようと決めていました。控えの選手、ポジションの普段と違う選手も一生懸命プレーをし、ストレートで勝つことができました。
2回戦は常勝軍団弥栄高校とでした。ここはけがをしている選手をスタメンにすることを決めていました。ここだけは、勝負をしたかった。春からずっと、ここに照準を合わせてきました。この一戦はどうしてもとりたい。それは前日にキャプテンに組み合わせが決まってからも伝えていました。
1セット目お互いにブレイクを許さず、一進一退、ですがこのセットの中で自分たちのバレーが通用することを感じていました。デュースの末セットを取られましたが、次のセットでいけそうな雰囲気を選手たちは感じていました。
その空気の中、相手のミスも重なり、セットを奪取。勝負の行方は最終セットまでもつれこみました。こちらのミスもありなかなか流れに乗れませんでしたが、要所要所で決定打を打ち込み、最後は相手のスパイクミスで勝利をしました。その時はチームのやりきった感じが全面にでていました。まだ一戦あるのに、それどころではありませんでした。
コート決勝は海老名高校と。この日3試合目、それも直前に全てを出し切っているので、心身ともに疲労困憊の様子がありありと現れていました。序盤から集中力を欠き、相手に、4点ビハインド。すぐにタイムをとることになりした。
そんな時になんと声をかけたらよいのか、いまだに正解はわかりません。ただ、徐々に気持ちの高まりや勝負に対する執念が、増してきたことは感じていました。
セット終了直前に逆転し、1セット目をとりました。次のセットもほぼ同じ内容での勝利となりました。
私は、気持ちが足りないから負けたんだとか、もっと強い気持ちを持たないと勝てないだとかいう理論が好きではありません。気持ちなど所詮他人は知ることはできないから。
ただこの最後の2試合に関しては勝ちたい気持ちを強く感じた試合でした。
休みなく、朝練もあり、遠征も沢山しました。
結果として今日は最高の形で終われました。
自信とはミスを絶対しないことではない、ここまでやりきったということが自信になるんだと大会直前に話をしました。バレーボールはミスをするスポーツ。完璧はないけれど、自信を持って上を目指していきたい。
次は新人戦、さらなる進化をチーム伊志田は目指します。
応援ありがとうございました。