私鉄の最終電車を降り根城へ向かう深夜0時。
その昔、深夜の飲食店と言えば
立ち食いの蕎麦か街道筋のラーメンや
それから牛丼の吉野家くらいしかなかった。
いつしか、コンビニ、ファミリーレストランなどが出て来て。
ついで、ファーストフード店があらわれる。
今では深夜に空き腹をかかえ悶々と
寝床に入るというようなこともなくなった。
人の生活サイクルがだんだんと変り
食事や睡眠のサイクルが崩れて来ている。
それは、身体の変調とも関係があるようにも思う。
不規則な食と睡眠、そして労働。
様々なストレスを抱える現代人。
それは、仕事や人間関係と言った事だけではないような気がする。
望めばすぐ手に入る、食べれる。
そしてストレスを食物摂取で紛らす。
はたして、それは便利になったのだろうか、
どうなのだろう?