世界の中の極々小さな断片

田舎暮らしの日常と地元を走るローカル線を短いエッセイと写真で綴る。
※ブログのタイトルが変わりました。

溜り場

2013-07-18 12:19:00 | 日記









我家にはよく人が集まる。

私も妻もそれが好きで事有るごとにお誘いをしたり、

わざわざ訪ねてくれる方も多い。


普段でもご近所さんがいつも溜り場のようにしてくれている。

そして、近所の子ども達も「猫みせて~」「触らせて~」と

縁側から声を掛けて来る。


夜は夜で、どこか居酒屋さんの雰囲気があるのか

みなさん、のんびり、まったりとお酒を楽しんでいかれます。


子どもの頃は、学校がひけ、

家に帰ると鞄を投げ出し一目散に向かう場所があった。

それは、駄菓子屋だったり、広場だったり。

そこに行けばいつもの顔があった。

大きな子も、小さな子も、みんな一緒になり日が暮れるまで遊んだ。



やがて、サイレンがなり夕餉の待つ

我家へ空かせたお腹を抱え帰ったものだった。



あの頃の駄菓子屋のおばちゃん、

広場を提供していた地権者。

文句の一つも言わず見守っていた。

さすがに、悪さをすれば遠慮無しに叱ってもくれた。


大人になったいまも、そんなふうに人が集れる

そんなことが嬉しい。

やっぱりひとが好きなんだな。

私の参加するSNSにもそんな友達が集まり

わいわいと、バカな話で盛り上がることもしばしば。



難しい話はなしに、みんなが気軽に寄ってくれる場所。

そんなふうに思ってもらえればいいな。


PS.鍵ありました!
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