世界の中の極々小さな断片

田舎暮らしの日常と地元を走るローカル線を短いエッセイと写真で綴る。
※ブログのタイトルが変わりました。

土と生きる

2015-05-17 23:11:33 | 日記


































































































































年老いて腰が曲り、

身体の動きもままならなくとも

毎日のように畑仕事に精を出す

そんなお年寄りが田舎には沢山いる。

苗や種を買い、肥料も買ってまく。

手間や経費を考えれば

野菜などスーパーで買った方がよほど安い。

それでも自分で育てる。

それは新鮮で美味しい野菜が食べられることは勿論だが

それだけではない。

長年の身体に馴染んだライフワークなのだ。

どんなに体調が悪くても

自分の育てた作物が気になり、畑へと足を運ぶ。

それが生き甲斐でもあるのだ。

作物づくりは天気まかせ。

焦ってもしょうがない。

収益や出来以前に畑で汗を流し丹精をこめて

野菜を育てることが生きる喜びになっているのだろう。

ばあちゃんやじいちゃんが育てた野菜。

それはやっぱりおいしい。

そんな家族の声があれば尚更。
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