世界の中の極々小さな断片

田舎暮らしの日常と地元を走るローカル線を短いエッセイと写真で綴る。
※ブログのタイトルが変わりました。

おはよう

2013-08-21 18:41:21 | 日記























まだまだ暑い日が続いています。

部屋を一歩出ると強い陽射しが

寝ぼけた無防備な身体に飛びかかってくる。

駅までの徒歩でのぼる坂道には電線と建物の濃い影がさすが

木陰もなく陽射しを避ける逃げ場はみつからない。



そんな通勤の道で出会う一匹の猫がいる。

彼女と最初に遇ったのは昨年の冬。

今にもちぎれそうな、右の後ろ足をぶらぶらと引きずり

目の前を横切ったのを見たのが初めての出逢い。



そんな彼女も初夏のある日、

小さな子ねこを2匹従えてノンビリと日向ボッコをする姿があった。

人間にしてみれば不自由な身体で出産を経験したのだろう。


いまは、その子育ても一段落したのだろうか、

ひとり、ノンビリと塀の上で毛繕いをしている。

あれから、右の足は失ったものの元気に暮らしているそんな姿を見ると

こちらも元気がもらえる。


おはよう!今日もお互い元気にいきましょう。
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