まだまだ暑い日が続いています。
部屋を一歩出ると強い陽射しが
寝ぼけた無防備な身体に飛びかかってくる。
駅までの徒歩でのぼる坂道には電線と建物の濃い影がさすが
木陰もなく陽射しを避ける逃げ場はみつからない。
そんな通勤の道で出会う一匹の猫がいる。
彼女と最初に遇ったのは昨年の冬。
今にもちぎれそうな、右の後ろ足をぶらぶらと引きずり
目の前を横切ったのを見たのが初めての出逢い。
そんな彼女も初夏のある日、
小さな子ねこを2匹従えてノンビリと日向ボッコをする姿があった。
人間にしてみれば不自由な身体で出産を経験したのだろう。
いまは、その子育ても一段落したのだろうか、
ひとり、ノンビリと塀の上で毛繕いをしている。
あれから、右の足は失ったものの元気に暮らしているそんな姿を見ると
こちらも元気がもらえる。
おはよう!今日もお互い元気にいきましょう。