世界の中の極々小さな断片

田舎暮らしの日常と地元を走るローカル線を短いエッセイと写真で綴る。
※ブログのタイトルが変わりました。

ひまわりは見ている

2015-08-12 03:36:42 | 日記

















































































































































































































たった一粒もらったひまわりの種

大切に育て、たった一輪咲いた。

けれどそれはそれは大きな花だった

ある日そのひまわりは、にっこりと笑い

「ありがとう」と囁いた。


一日も欠かさず水をあげたこと…

大きくなれよと声をかけたこと…

みんなわかっていたんだね。


大きなひまわりの花からは

沢山の沢山の種がとれた。

次の年にはもっと沢山の友達をつくってあげるからね。


それまで「おやすみなさい」…






遠い遠い幼き日の記憶。














Posted by I.Tachi at August 12, 2015
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