仕事が終わったら家に帰らず大町を目差した。21:30大町温泉郷の無料駐車場に着くと、雪がチラついていた。一杯飲んだらシェラフに潜り込んだ。
2:30 起床。カップうどんで体を温める。
4:30 扇沢に移動。途中から道は真っ白に変わった。
5:00 出発。雪はたっぷりで車の横からシールで歩き出す。
ゲートを潜り、道路をせっせと歩く。途中から雪渓
下部にアクセスできる作業道に行くつもりがいつの間
にか入り口を通りこしていた。急いで引返したが30分
は時間をロスした。作業道には兎の足跡がたくさん。
人間が通り易いところは動物も通り易いとみた。
6:30 巨大堰堤乗り越え。右岸から左岸に渡河する。
スノーブリッジはまだつながっていないが50cmほど
の隙間。これならなんとか足が届くかな。
板を着けたまま渡るが失敗して板が着水した。
水分を含んだシールに雪ダンゴが付き高下駄状態。
雪をかぶせてしばらく待つ。水分が凍ったところで
スクレパーで落としてワックスを塗布。
顔を上げると朝日が山に当たってきれい。
7:30 雪渓末端。右岸に渡れる場所を探しながら登る。
しばらくすると岩が大きくなってきた。このまま進むと
渡れるところがなさそうだ。板一枚分のスノーブリッジの
とこまで引返した。今度は失敗しないように祈りながら
なんとか対岸に渡った。しばらく進むとノドが見えた。
雪渓の入り口に構える門に見える。
あそこまで行ったら終わりにしてもいいな。
10:30 ノド。少し上がった緩斜面で板を組立て、身支度。
11:10 滑降開始。最初のターンでこけた。ま、シーズン初めは
こんなもんか。この後はワンターンを大切に滑る。
久しぶりの感触。やっぱスノーボード最高!
11:50 左岸に渡河。今度は板を脱いだ。ツボ足では雪を
踏抜くのは目に見えている。板に手を置き、
四つ這いになって慎重に渡った。ここからは平坦で
試練の滑り。ストックで漕ぎながらなんとか進む。
12:15 雪渓末端。白樺の枝を振り払いながら、ストックを使い
なかなか忙しい。
12:50 巨大堰堤。右岸に渡河。今度は板を放り投げて
空身で渡る。バランスを崩して川に落ちそうになった。
作業道に出ると板の滑りが良く快適に下りる。
13:55 車に到着。
正面に爺ヶ岳が見える
板一枚分のスノーブリッジ
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