梅雨入り前に今シーズン最後の山スノボを楽しんだ。
蓮華大沢は急斜面過ぎてシール歩行できない。スプリットは止めてゲレンデ用の板とアイゼン、ピッケル。あとヘルメットは必携ですね。
前日、夕方に大町に着き薬師の湯の駐車場でジンギスカンをつまみに、山を見ながら一杯。寒すぎてビールより熱燗が良かった。
夕食後は薬師の湯に浸かりまったり。大町温泉郷の駐車場で車中泊して2:45起床。
4:00 東の空が白み始めた頃、MTBに跨り出発。ゲートで登山届を提出したら坂道を上っていく。
軽いギヤで一生懸命ペダルを踏むと軽く汗が出てきた。堰堤への作業道をしばらく進むと雪で道が途切れていた。
4:24 MTBデポ。木にロックしておく。板をザックに着けて歩くと改めて感じるスプリットボードの重さ。
ただのスノボの板が軽く感じて足取りも軽い。
雪の上には針の木岳への登山道の方向を示してあり迷うことはない。
山頂に朝日がさしかかって赤く染まっている。
5:00 堰堤を越えると蓮華大沢が見えた。
雪は山頂まで繋がっていてひと安心。アイゼンを装着して右手にピッケルを握りしめた。
さあ、気を引き締めて行こう。左俣との分岐までは傾斜は緩い。右俣に入ると傾斜はキツくなる。
このあたりから落石が多くなってきた。
雪の上では音もなく石が落ちてくるので常に上に注意してないと怖い。
沢の中央は落石地帯だから隅を登っていく。
シュルンドも口を開けていて上からは見にくいので下りは要注意だ。
中盤にさしかかった頃、突然、左の岩上から”ブーン”と風切音が聞こえた。
びっくりして目を向けると20㎝角くらいの、かわいくない石が飛んできた。
僕の2,3mくらい横を通り抜けて雪に着地して音もなく落ちていく。
後続がいるかもしれないので”ラ~ク”と言っておいた。ふ~!少しも気を抜けない。
オーバーハングした岩下なら大丈夫だろうと休憩しておやつのハニーローストピーナッツを食べた。
目の前には爺ヶ岳、その向こうには鹿島槍も見えて絶景。
ヤッホーとやりたくなるが針の木岳に向かう登山者の列が見えたので止めておく。
8:30 喉は板2枚分くらいの幅で滑りには問題ないだろう。
斜度はさらに上がり、登るのも難儀。稜線は見えるのだが、なかなか辿り着かない。
汗びっしょりで昨日の酒が噴出してる感じ。
10:00 稜線に出た。反対側には立山の景色が広がっている。
頂上方面を見ると、スキーを背にした人がいた。
下りてくるのを待って少し喋ると針の木小屋経由のようだった。
10:20 蓮華岳頂上。あいにくと雲が迫ってきていた。
板を写真に収めたら一服して大沢上部まで引き返す。
今日は板の組立てがないから準備も早い。
10:50 滑降開始。縦溝が気になるが快適に下りていく。
石が飛んできた辺りで二人組のボーダーがいたので落石の注意喚起して下りる。
11:30 堰堤まで来てスノボ終了。汚れた板は川でジャブジャブ洗い流す。
板をザックに括り付けたらMTBまで急ぎましょう。
11:50 MTBデポ地。山の写真を撮っているご夫婦とお年寄りがいたので挨拶してお喋り。
夫婦で山なんて羨ましい。ウチはアウトドアの旦那とインドアの嫁なので無理かな。
お年寄りは大正生まれの90歳とのこと。そういえば手に持つピッケルも年季入っててかっこいい。こんなふうに歳をとりたいね。
12:00 扇沢駅。
ピンク・・・MTB 赤・・・歩き 青・・・スノボ
豊科I・C近くで父親と家族にお土産を買っていく。車をぶっ飛ばすと17:00には家に着いた。
父親に”はい、父の日”と長芋の焼酎とお馬さんの燻製を渡すと、今日は父の日か?と言われて
調べ直すと父の日は6月21日だった。とほほ (^^;)
初めてまして読者登録して頂き私も拝見していました。
蓮華大沢はGWに滑ろうとしたのですが、カチカチで断念しました(*^^*)
住まいも近そうなのでぜひ今度、山へ出掛ける時は情報交換してご一緒しませんか?
返信ありがとうございました。
会社の行事が結構入って土日空いている事が最近少ないですが、またご一緒する機会があればよろしくお願い申し上げます。
私のほうも、自分はアウトドア派、嫁さんはインドア派です。
嫁さんには歳とって体が動かなくなったどうするの?とよく言われてます。
趣味は違えど、接点を作る努力はしようと思ってますが。。。(笑)
僕も息子を山仲間にしようと画策していますが、だんだん付いて来なくなり・・・。
でも、めげずに誘い続けています。
子供達はいつか巣立っていくので嫁と共有できる趣味を探しています。
これぞマイホームパパですね。
な~んて!