日本のパンは、智恵と工夫に満ちている。
IT機器や家電のように、日本では、独自の進化を遂げてゆく。
そして、日本では、パンは柔らかくて甘かったり、いろんなものが混ざっていたり挟まっていたりするようになった。
。。。。
と思っていた。
しかし、それだけではないのかもしれない。
日本にフランスパンをもたらしたドンク。
当時フランスから、フランスパン用の釜は輸入できても、小麦粉が輸入できなかった。
日本の小麦粉では、あのパンは焼けない。
そこで、ドンクとニッシンが協力して開発、新たな品種を作り上げる。
という話を聞いて、小麦粉でそんなに違うのか、と思った。
ちょうど仕事の帰りにドンクによると、まるでフランスパン祭り、いろんなフランスパンが並んでいる。
目に飛び込んだのは、フランス産の小麦粉を使って焼き上げたという理。
ぺシャッとつぶれたり、甘い生地だったり、力のないパンは、好きではない。
それはおやつだ。
パンがパンだけで、美味しいご飯のように味わえるのが好き。
というヒトなら、是非、コレが帰るときに味見を!!
なんなら、買占めを!!!!
本当に違った。
風味が、味わいが。
切ったフランスパンを、トースターで少しあぶる。
この暖めなおしがまたコツが居るんだそうだが、たまたまうまくいった。
ぱりっとちぎって口にした途端、
鼻腔にパンの香りがいきなり広がって、
少々塩の効いた、これぞパン、という感動を味わった。
http://www.donq.co.jp/company/2012/20120717.html
フランス産のテロワールという小麦粉を使っていて、昨年のドンク107周年にあわせて夏に限定販売したもののようだ。
静岡店でいつまで焼くのか、不明。
こういうのを経験すると、あとが困るんだけど。。。。
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