J’sてんてんてまり

はじまりは黎明期。今は、記憶と記録。

マイコンサート

2007年09月07日 | 人にぞっこん

台風9号が来たので、非資格気象予報士の天気のコメントを差し替える。

非資格気象予報士は、アナウンスメントを受け持ち、ダンスをし、打楽器を打ち鳴らし、歌う。

歌う派遣社員は、そのステージで歌をサポートする。

進行は、雪かき役も兼務する。


8回目を迎えた「マイコンサート」の場面を、これでイメージできるだろうか。
本番は、9月9日日曜日に迫っている。
大詰めも大詰めだ。

出演者全員が主役で、出演者全員がサポートする。
だから、ourではなくmyコンサートなのだと、師匠の大島優美子さん。

マイコンサートのために集まったメンバーで、マイコンサートの進行に合わせたレッスンを積み、
その過程でステージの進行を作り出し、手を加え、熟成させ、育て上げて完成させる。
歌のレッスンに集まる人々が、発表会として組むプログラムとは、発想も順序も違う。

楽曲の用意はある。
5分ほど発声練習をしたら、まずは、歌詞を読む。
詩の意味と向き合う。
毎回、3曲ずつくらいを重ねてゆく。

進行の合間に演出のアイディアを挟みいれる。
楽曲を編曲する。リズム変化を取り入れる。お芝居の要素でアクセントをつける。
ジュークボックス・ミュージカルの如く。
師匠の提案に、却下もあり、参加者からの提案が膨らむこともある。

学生から社会人まで、全員が”自分の”コンサートを”皆で”作り上げる。

自分のコンサートなのだから、アイディアはどんどん出すし、やってみて違和感を覚えるものには否定も出る。
マイコンサートは、それ自体が生き物のように、皆がそれを構成する細胞の様に存在し、
どこを切り取っても全てが内在され、見る角度によって姿の違うホログラムのように織り込まれてゆく。





だから、1回のマイコンサートに練習を14ヶ月、そして10年で8回目のコンサート。

毎週水曜の夜は、マイコンサート作り。
三々五々集まるメンバーが、自分の表現を作り上げてゆく。

今回は、第1部が「歌う気象予報士」、第2部は林光さん作曲の歌を集めて「いっそ恋歌」と名づけられた。

それぞれの人生が、味わいを輝かせる。

集まり、歌詩から読み込み、舞台進行に従ってカラダに馴染ませた楽曲を、
最後の最後に来て、一つ舞台に向かうストーリーの中に絡ませると、全員がスパンと揃うのだ、と大島さん。

各自が自己表現を極めようと、おのおのを向いてきたからこそ、
それぞれの光りを持ち寄った、美しいプリズムが反射しあうのか。

歌のコンサート、というよりは、自己表現の花束のようなコンサート。

プロセスワークやカウンセリングにも似て、その時間は、出演者と観客にとり、浄化作用があるのではないかと思えてきた。

祭り、でもある。

~こころは素足~
8回目のマイコンサートに付けられている副題だ。



「マイコンサート 8th」は9月9日の日曜日、午後6時開場し6時40分の開演。。。。

大島さん、何故6時30分ではないの、と問うと、なんだか、せわしないからという答えが帰ってきた。
だからこの人は面白い。

6時40分開演とか、7時10分開演とかにしてしまうのだ。

ま、そうすれば、6時半に間に合いそうだけれど。
ちなみに、開演時間の設定のためか、始まり時間が押すとはないのだそうだ。
ふむ。。。。。

会場は、静岡市静岡市葵区追手町のアゴラ静岡8階 、しずぎんユーフォニア。
「前売り=\1,300 当日=\1,500 学割有ります」とのこと。
詳細は、下記にて。
http://www.geocities.jp/fankyjuice/sche.html#20070909


〇大島優美子
http://www.geocities.jp/fankyjuice/index.html
この人は、渋さ知らズノメンバーとして、いま欧州ツアー中のサックス奏者、佐藤帆のママ。

〇ゲストピアニスト、田中信正
http://www.dolphy-jazzspot.com/tanaka_nobumasa.html
当日は、ソロプレイも2曲予定。



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