気弱なウルフの山のあしあと

一度きりの人生 前を向いて歩く。山は登るのは大好きだけど、下るのは苦手。苦手を克服するために、休みの日は山に登ってます。

晩秋の静かな稜線歩き 天狗岳~硫黄岳 vol. 3

2011年11月19日 | 八ヶ岳


   【 見ることができないと思っていた富士山を眺められました 】


       晩秋の静かな稜線歩き 天狗岳~硫黄岳 vol. 1

       晩秋の静かな稜線歩き 天狗岳~硫黄岳 vol. 2


  第一展望台から第二展望台 西天狗岳から東天狗岳 そして 5 つ目のピーク


  根石岳を踏んで 次に向かうのは 箕冠山( みかぶりやま )です


  まずは 根石山荘のある鞍部まで下ります

   右の建物が根石山荘

  


  朝の澄んだ空気の下 景色を楽しみながら進みます

  
  この日の午前中は 八ヶ岳の周りだけ雲がなくて 麓も見えるし… 遠くの山並みも見えるし… 


  久しぶりの稜線歩きが とっても楽しいものなりました 

   麓の紅葉が綺麗でした( バックの山並みは中央アルプス )

  


  根石山荘を過ぎると 再び樹林帯に突入します

   登山道

  


  樹林帯に入って 3 分ほどで 箕冠山 ( みかぶりやま )

   ピークですが 展望はありません

  


  と この先硫黄岳は左へ進まなくてはいけないのですが


  何を思ったのか そのまま直進してズンズン下ってしまいました 


  かなり下ってから 硫黄岳がどんどん視界から外れて行くのに違和感を感じて


  ザックから地図を出して確認すると 箕冠山からオーレン小屋へかなり進んでました 


  このままオーレン小屋まで下りて 夏沢峠へ 20 分登るのがいいか… 


  箕冠山まで戻って 20 分下るのがいいか… 

 
  5 分ほど悩んで 今来た道を登り返して 夏沢峠へ向かうことにしました 

   この道を下ると オーレン小屋 ( 笑 )

    


  20 分ほど下った道を 10 分で戻って 箕冠山から正規ルートへ

   水たまりに薄氷が張っていました

  

   左手には天狗岳が綺麗に見えていました

  

   登山道

  

  


  10:40 夏沢峠に到着しました

   左 山びこ荘 右 ヒュッテ夏沢

  

   
  山びこ荘とヒュッテ夏沢の建物の間を通って 硫黄岳に向かいます

   山びこ荘の後ろに硫黄岳

  


  もうしばらく 樹林帯の中を黙々と歩いて行きます

   登山道

  

   一部う回路もあります

  


  樹林帯を抜けると 一気に展望が開けてきて 道がガレ場に変わってきます

   
  目の前には 硫黄岳へのガレ場とケルンが見えて


  右手に目をやると 諏訪湖がくっきりと見えていました


  そして 右手の眼下には 間違って行きそうになったオーレン小屋が…


  振り返ると 箕冠山


  夏沢峠の小屋が 豆粒ほどになっていました 

   諏訪湖

  

   オーレン小屋

  

   青い屋根のヒュッテ夏沢

  

   ガレ場の登山道

  

  

   ケルンがたくさんあります

  


  この辺りまで登って来ると 爆裂火口が真横に見えはじめます

   大きな火口ですね

  


  登山道もケルンを目印に ガレ場をジグザグに登って行きますが


  浮石を踏むことも多くなってきたので 注意深く登って行きました

   もう少しで山頂

  

  


  11:15 硫黄岳山頂 ( 2,760 m )に到着

   山頂には先客 1 名のみ

  


  ここでお昼ご飯にしようかと思いましたが 少し風が強かったので


  三角点だけ確認に行って それから夏沢峠へ下りてお昼ご飯にしました


  硫黄岳の三角点は 爆裂火口の先端方面にあるので 緑のロープを目印に進んで行きます

   地面の緑のロープを辿ります

  

  
  横岳~赤岳~阿弥陀岳もくっきりと見えていました

   素敵な眺めです 

  

  


  3 分ほどで三角点に到着


  ここまで来ると 横岳で見えなかった富士山も見えるようになります 


  三角点まで足を運ぶ価値はありますね 


   三角点

  

   奥穂かな?

  

   槍ヶ岳ズーム

  

   富士山

  

  

   歩いてきた稜線

  


  雲間から見え隠れする富士山を眺めていたら 12 時を過ぎてしまい 

 
  急いで下山を始めます


  30 分ほどで夏沢峠に着いて お湯を沸かして お手軽カップ麺を食べました 

   お昼ご飯

  


  さぁ あとは 来た道を帰るだけですね


  お昼を過ぎると 八ヶ岳の周辺にも雲が現われ始めました


   硫黄岳に雲

  

   西天狗岳にも雲

  

  東天狗岳に登山者がいた 

  


  朝 霜がついて滑りやすかった大岩も すんなりと下りることができて


  16 時過ぎ 無事に 到着



  おまけ  


   ザ・八ヶ岳

     

     
 
     

     

   モリゾー ( 東海地方の方は分かりますよね? )

     




  明日は 


  入道ヶ岳から鎌ヶ岳の鎌尾根を歩くか 


  御在所岳から釈迦ヶ岳へピストンをするか


  朝決めて お出かけしようかと思っています 


  



  

  


   

  

   

   
  

  

  


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2 コメント

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ヒロシ さんへ (J-ウルフ)
2012-03-05 05:53:10
そうですか
天狗岳に登られていたんですね!

八ヶ岳は いいですよね~~

私は 渋ノ湯からは歩いたことがないので 一度歩いてみたいですね

諏訪のS.A は温泉付きなので 車中泊には最適なんです
一度 お試しください ( 笑 )

愛・地球博から 7 年も経ってしまいましたが モリゾー君は 健在いでした ( 笑 )

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Unknown (ヒロシ)
2012-03-04 21:07:41
こんばんは!
天狗岳~のタイトルに引かれて読まさせていただきました!実は私も昨秋に渋ノ湯から登りました。懐かしいです。
でも、硫黄岳まで行かれたなんて、凄いです!
私もやってみたいですね!自分の登ってきた稜線を見るって感動しそうです!富士山もみたいです!
諏訪SAで仮眠、これ私も参考にしたいです!
おまけのザ・八ヶ岳。いいですね~。まさにモリゾー君です(笑)
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