【 梅雨の時期にしか逢えない 可愛い花たち 】
2012年6月17日(日)
梅雨に入ると 歩く山域がなかなか絞れずに悩むところですが
お昼ごろからは 晴れ間も覗きそう…という天気予報を信じて
今年も ツクモグサとホテイランに逢いに行ってきました
前日の土曜日 仕事を終えて準備して 自宅を 7 時頃に出発
高速を乗り継ぎ 諏訪湖 S.A で いつものように車中泊
明け方 雨音で目が覚めました
起床時刻の 4 時半頃は まだ雨が降っていて しばし思案…
とりあえず 美濃戸まで行ってみて その時点で歩くかどうかを決めることにしました
諏訪南インターを流出して 信号を左折します
6 キロほど真っ直ぐ走り ( 八ヶ岳ズームライン ) 突き当りを左折 3 キロほど先の二差路を右方向に進んで
1 キロ弱走り 美濃戸口の八ヶ岳山荘を過ぎたところを左折
悪路 ( 普通車でも十分走れますが 凹凸が激しいので運転には気を遣います ) の林道を 3 キロ余り
駐車地の美濃戸に到着します
左折 ( 帰路撮影 ) 右方向へ
赤岳山荘に着いた時点で 雨は降っていなかったので歩くことに決定
駐車料金 ( 1,000 円也 )を支払って 登山届を出して出発します
( 登山届は 赤岳山荘入口にあります トイレは赤岳山荘の向かい側にあります 有料 50 円 )
駐車場
登山届のポスト
林道を 5 分ほど歩くと 美濃戸山荘に到着します
美濃戸山荘の前に 北沢ルート・南沢ルートの分岐 登山口がありますが
前を歩いていた 団体の皆さんが南沢ルートへ進まれたので
6:15 北沢ルートをチョイスして 林道を歩いて行きます
左の林道へ
1 時間ほど 砂利の林道歩き
林道を 15 分ほど歩いた頃から 雨がポツポツ降り始め
しばらく我慢して歩いていましたが 雨足が激しくなってきたのでレインウェアーを着こみ
雨の日の登山は嫌だなぁ… 帰ろうかなぁ… でも 昼頃には晴れるかも…
と 自問自答しながら 黙々と歩を進めます
登山道
沢沿いに咲く花
ゴゼンタチバナも咲き始め
増水した沢を何度か渡り ( 橋が架けられているので渡渉に困ることはなかったです )
水嵩が増して勢いもあります
7:55 赤岳鉱泉に到着
赤岳鉱泉
赤岳鉱泉で 10 分ほど この先に進むかどうか迷っていましたが
雨が小止みになったのと 硫黄岳~赤岳へ歩くという方がいたので 意を決して前進することにしました
鬱蒼とした樹林帯の中を 慣れないレインウェアー姿で歩いて行くと
増水して渡渉に躊躇する沢が一か所
( 事前に下山する登山者の方から情報を仕入れていたので 難なく渡れましたが… )
かなり増水しています
沢を渡渉すると 鉄の階段
滑りやすいので要注意
雨は 相変わらず降ったり止んだりしていますが 辛抱して歩いて行きます
登山道
樹林帯を抜けて ハイマツ地帯になって来ると
登山道
9:15 赤岩の頭に到着
雨は止みました
雨は止んだのですが 風が強く びゅう~~ と吹き荒れています
雨の心配はなさそうだったので レインウェアーを脱いで 上着を一枚着こみ
ガスガスの中を 硫黄岳に向かって歩きます
目指す硫黄岳
硫黄岳に向かう途中 一度だけガスが取れたのですが その後はまたガスの中…
登山道脇の咲く花の写真を撮りながら のんびりと歩いて行きます
キバナシャクナゲ
コメバツガザクラ
ん~?
硫黄岳山頂直下の岩稜地帯を慎重に通過すると
一歩一歩慎重に
9:35 硫黄岳山頂 ( 2,760 m ) に到着
ガスで展望はゼロ
爆裂火口
風は強いし… ガスで展望はないし…
この先に進むかどうか 硫黄岳山頂でウロウロしながら 10 分ほど悩みましたが
ここまで来たら ツクモグサに逢わずに帰るのも寂しい気がしたので
ケルンを頼りに まずは横岳に向かいます
ガスっている時は 頼りになりますね
硫黄岳山荘
硫黄岳山荘を過ぎた辺りから ガスが流れて青い空がちらほら見え始めました
台座の頭へのガレ場
横岳も見えてきました
歩いて行く道が見えているので 稜線歩きも楽しくなってきました
登山道
横岳手前に危険箇所の鎖場がありますが 三点支持を守って一歩一歩慎重に進みます
一度山梨県側に下ります
ヨコバイ
長野県側のヨコバイ
↑ このヨコバイの先の岩肌にツクモグサが咲いているんですよ
この辺りは ツクモグサは少ないです
再び 山梨県側への鎖場
手足が短ので 苦労します
鉄の橋
鎖が架けられてます
11:00 横岳山頂 ( 2,829 m ) に到着
赤岳の頭をバックに ( 笑 )
横岳の先に ツクモグサがたくさん咲いているのですが
長くなりましたので
やっぱり今年も逢いたくて 硫黄岳~横岳~赤岳 vol. 2 に続きます
さすがです!ウフルさんの登山はホンマモンですね!
ツクモグサに会うために雨の中でも・・・、
いや、天気の回復具合まで先読みされるとは・・・。
実は私も同じルートを検討してました(笑)
あっさりと断念したんですけど・・・。
今、私は違う登山ブログを書いている最中です(笑)
早く続きが読みたいですよ~。
実行されていれば バッタリしていたのかな?と思うと残念ですね~
硫黄岳~赤岳の周回を日帰りされている方は多いですから
ぜひ 挑戦してみてくださいね
( 日帰りでは勿体ないんですけどね… 笑 )
ヒロシ さんはどこの山を歩かれたのでしょうか?
山レポ 楽しみにしていますね
日帰りは私には無理無理・・・(笑)
でも・・・日曜日の天気さえ良ければ山小屋泊で硫黄岳→横岳→赤岳に行ってましたね~。ホント、バッタリ会っていたかも知れませんね!
私は写真を撮ったり、風景を楽しむ方なので・・・ウルフさんが言うように日帰りでは勿体ないですね~。でも、泊まりで行くのは、お家の事情でいろいろと調整があって・・・天気と合わせるのは大変です(苦笑)。
私もツクモグサを見たかったです~。
次のチャンスを狙いたいですが・・・次回は相方と行く予定・・・赤岳はいつになるやら(笑)
今週末八ヶ岳のどこかを日帰りで考えていますが、アイゼンはまだ必須な感じでしたか?
八ヶ岳は いつ歩いても楽しいですし
これからは コマクサも咲きはじめますから
一泊して ゆっくり歩かれるといいですよ
コメント ありがとうございます
ご質問の件ですが
今週末なら もうアイゼンは必要ないですね
登山道に僅かながら凍った雪が残っていたりしますが
歩く分には支障ありませんし 稜線上は 雪は全くありません
八ヶ岳 楽しく歩いてきてくださいね
私も 今週末 晴れれば八ヶ岳の予定でいます
気弱なウルフさんにとって そんなこと大した事じゃないでしょうけど・・・うふ
ご家族や お知り合いの方々は ご無事でしたか?
うわぁ~ わ~わ~ すごい~ あこがれ~
日本アルプスを踏破したいなら まずは八ヶ岳から経験を積んでいったらいいよ いい所だよ、って教えられたことがあります。
なので いつかボクも日本アルプスを登ってみたいし その最初は八ヶ岳からだって思っています
その八ヶ岳に いとも簡単に登るウルフさんは
やっぱ あ~こ~が~れ~
いいなぁ
八ヶ岳の雲海の写真 い~っぱい撮ってきてね~~
ご期待 してまっせ~~~~~~
念力で ( 笑 )晴天にしましょうね
安全で楽しい山行になりますように