気弱なウルフの山のあしあと

一度きりの人生 前を向いて歩く。山は登るのは大好きだけど、下るのは苦手。苦手を克服するために、休みの日は山に登ってます。

週末は いつも冬景色 カタクリ峠~藤原岳 vol. 1

2012年04月02日 | 地元の山


   【 春の便りは まだまだ届きそうにありませんね 】


 2012年4月01日(日)


  御在所岳のレポも途中となっておりますが


  まずは 日曜日の山行の報告をさせていただきます m(_ _)m


  週末ごとにやって来る 冬型の気圧配置に少々ウンザリしながらも


  雨が降らない限りは 山に行くのが楽しみなので ウキウキの気分でお出かけ


  朝 6 時前に自宅を出発して 藤原簡易 へ 6:40 頃到着


  準備して 6:55  を出発して いつものように国道をてくてく歩いて巡視路入口から登り始めます

   国道 ここを左折     左が巡視路入口

    

   なかなかの急登です

  


  7:45 子向井山に到着

   馬酔木( あせび ) の群生地

  


  朝方 冷え込んだおかげ ( ) で 霜柱もニョキニョキ

   自然の力はすごいです

  


  8:10 坂本谷分岐に到着

   雪が薄っすら

  


  この日は 御池岳まで予定しているので 白船峠へ向かいます


  前日の雨が どうやら山では雪だったようで 


  クラストした上に積雪が数センチほど


  トラバースして行く斜面は 慎重に歩いて行きます

   この辺りは アイスバーンに近い状態 ( 振り返って撮影 )

  


  8:35 白船峠に到着


  数人の方が休憩されていたので 挨拶だけして コグルミ谷方面へ進みます

   フカフカの新雪

  

   冷川岳にも雪が

  


  登山道の木々にも 雪がついて冬山に逆戻りしたようです

   木も雪が降ってびっくりでしょうね

  

   雪庇もまだまだ張り出してます

  


  問題の赤い三本杭まで来て 下を覗いてみます 

   道が無いように見えます

  


  で とてもこの斜面は降下して行けそうにないので 


  ( 傾斜が 45 度以上ありそうですし 雪面がアイスバーンのようでしたので… )


  左側の小尾根を行ける所まで下りて行くことにしました


  赤い三本杭の下に見える 木につけられた赤いマーキングは 県境稜線から見える位置までしかなくて


  その先は マーキングも無く 雪が溶けて水が勢いよく流れる沢になっていました

   滝になっています

  

  

   スノーブリッジに開いた穴

  


  この先は 沢を渡って尾根を乗り越さないと進めないので この場所で終了

 
  目視の限りでは 人工物は何もありませんでした


  来た道を戻って 登山道に復帰してカタクリ峠まで進みます


  10:35 カタクリ峠に到着

   無くならない雪

  


  真の谷方面に向かって少し歩いてみて 山の斜面を見回してみましたが  


  ここでも 人工物らしきものは見つからず 

   足元に注意しながら歩きます

  


  天気もイマイチなので 御池岳へは断念して カタクリ峠から来た道を戻ります


  カタクリ峠から迷い込みやすい個所に 入り込まないように枝が置かれてました 

   この場所は左に進んで下さいね

  


  赤い三本杭の所にも このような手立てが必要かもしれませんね


  白船峠に到着して さて どうしたものか… と思案して 


  時間もまだ早いので 藤原岳へ向かうことにしました 


  金曜日には無かった雪が 登山道に積もっていました

   早く溶けてほしいな…

  

  


  11:55 木和田尾分岐に到着

   ガスガスで遠望利かず

  


  頭陀ヶ平は風当たりが強いので 通過

   風が強くても 写真は撮ってみる 

  

  

  


  頭陀ヶ平からの道は トレースがしっかりとついているので 


  赤テープを追いかけつつ 踏み固まった雪道を歩いて行きます

   登山道

  

  

  


  天狗岩東側のお気に入りの場所も 再び冬景色になっておりました

   新緑の頃に また訪れたいですね

  

  


  12:25 白瀬峠 ( 白船峠 )分岐に到着

   天狗岩方面にもたくさんの足あと

  


 
  長くなりましたので


       週末は いつも冬景色 カタクリ峠~藤原岳 vol. 2 に続きます 


  


  


  

  


  


  


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4 コメント

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はじめまして (シュークリーム)
2012-04-03 21:59:44
ウルフさん、はじめまして。シュークリームと申します。最近、やぶこぎネットで山レポを上げさせていただいています。御池の遭難情報のページでウルフさんのブログを知りました。どんな方か知りたかったので、ブログをざっと拝見しました。歩行速度がものすごく早くてびっくりしました。笠ヶ岳を日帰りで往復したり、燕岳まで日帰りした次の日に常念と蝶を縦走するってほとんど人間業じゃないですね。アスリート経験があるんですか。私も三重県に住んでいて、鈴鹿も良く歩きますので、今度単独ですごく早く歩く女性がいたら、ウルフさんかと思って声を掛けさせていただきます。今後もブログ楽しみにしています。Nさんが早く見つかりますように。
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シュークリーム さんへ (J-ウルフ)
2012-04-03 23:12:51
はじめまして。
私は 遭難情報ページから度々【やぶこぎネット】を覗き見しておりましたので
シュークリームさんのお名前だけは存じ上げておりました。
やぶこぎネットの皆さんも 日々の捜索 ご苦労さまです

え~っとですね
私はアスリートではありません ( 笑 )
学生時代 ( ん~十年前 ) は合唱部に所属して 歌を歌っておりました 
まぁ 小さい頃は家でオママゴト遊びはしたことが無く 
暗くなるまで 野山で遊び呆けてはいましたが…
しばらくは 鈴鹿の山に入り浸っていますので
お会いできる日を楽しみにしております m(_ _)m

そうそう
やぶこぎネット Trail Walker さんが 2月26日に頭陀ヶ平へ行かれた際
白船峠で寝転がっている時にお会いしたのが 私です。 ( 笑 )
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Unknown (たろー)
2012-04-07 21:28:07
ウルフさん、こんばんは。

この日は私も気になって三本杭から赤ペンキを辿って犬返し谷を下降してきました。

赤ペンキは境界を示すラインの様で、途中で左の尾根(ウルフ山が下った尾根)からコグルミ谷の右岸尾根に吸収されていました。

下降すぐは谷芯を歩きましたが、遺留品などは発見できませんでした。
傾斜から考えるとこの谷を故意に降りる事は考え難いですね。

同じく赤ペンキを疑うと丸尾を下った可能性もあるかもしれませんね。

http://blogs.yahoo.co.jp/taro7m/61422537.html
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たろー さんへ (J-ウルフ)
2012-04-07 22:00:29
こんばんは。

三本杭から下降していただいたのですか、
ありがとうございます。
とても私の脚では下りて行けそうになかったので 途中で引き返してきました。
地図で見ていて 犬返し谷の方へ下りて行くのかな…とは思っていましたが、
コグルミ谷の右岸尾根に続いていましたか…。
危険な場所の捜索 ご苦労さまでした m(_ _)m

そうですね…
この三本杭からの下降は 傾斜を見ると考え難いですよね。
間違って滑落しても あの日の雪の状態だと谷芯までは到達しないでしょうし
下降すぐの木々に衝突痕も無かったように思いますので 可能性は低いように思います。

そうなると
やはり たろーさんがおっしゃるように 丸尾の可能性も出てきますね。

捜索も長期戦になってきていますので 
たろーさんもご無理をなさらないように
お気をつけて下さいね。
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