緩和ケアにおける看護師の役割とは

緩和ケアは看護師をはじめとした医療従事者がチームを組んで行うものなので、緩和ケアをする上でどのような役割を担っていくのかが分担されていますよね。その中で看護師が緩和ケアをする上で担っている役割として挙げられているのが、患者や家族、医療チームを繋ぎとめるための調整です。


緩和ケアをする際、患者や家族と最も接することが多いのは看護師だとされています。そのため看護師は患者やその家族に対してのアセスメントを行い、精神的にも寄り添いながら緩和ケアを実践していきます。その結果を緩和ケアを行っている医療チームに情報提供し、さらに緩和ケアに関してチーム内での調整を行っていく必要があるのです。


このように看護師は緩和ケアを行っていく上で非常に重要な役割を担っており、患者や家族に緩和ケアを理解してもらう存在、緩和ケアを行っている医療チームに結果や提案を行って内容を調整していく存在として重要視されています。


また実際に提案してチーム内で実践しようと決めた緩和ケアの内容が、病棟の看護師たちで実践できない場合もあります。そのため提案されたケアの内容を病棟内で実践できるかどうかのアセスメントも行い、最終的にどうすればケアを実践できるのか調整していくことも緩和ケア看護師の役割です。


緩和ケアはただ提供するだけでは実践できないものなので、様々な面で調整してくれる緩和ケア看護師の存在は患者にとってもチームにとっても欠かせないものとなっています。


看護師に求められる役割についての話は以上ですが、緩和ケアについてもっと考えたいという方はこちらのサイトもおすすめです→→→http://kanwa-care.biz