でもアルバイトみたいな感じで
残ると言えば残るのだけれど、
社員ではなくなった。
いろいろ考えたけど、
それがいちばんいいと思う。
子育てしながら、自宅作業できる
ほど、編集はあまくない。
責任も持てない。
だから補佐みたいな感じで、
お手伝いするのがよい。
会社もいろいろピンチだし。
あいかわらずな会社。
人増やさなきゃ回らないのに、
増やす余裕がない。
みんな適当。
円満退社できるか心配だったから、
うまくいって、肩の荷が下りた。
でも思いのほか、荷が重かった
ようで、いいようのない喪失感が
もやもやと膜を張って、
気分が晴れない。
何がしたかったのか。
よくわからない。
まだ学びたいことはあった。
でもそれだけじゃないから、
しんどさをまた抱えるほど、
自分に余裕がなかった。
それだけだ。
残念だと言われるうちに
辞めた方がいいんだよ。
久しぶりにヒールを履いて、
うろうろしたからか、
どっと疲れて、
金木犀のにおいで満たされた
帰り道をのんびり歩こうとしたら、
旦那と1号が迎えに来た。
その景色と
沈む夕陽と真っ赤な空を
なにげなく見ていたら、
あったはずの喪失感は
幸福で満たされていた。
大丈夫。
うちはきっとがんばれる。
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