ビートルズの4人が来日時に全員で描いた、世界でたった1枚の絵
‡2020(令和二)年01月04日(土) 21:30 by 深海 カテゴリー カルチャー タグ ビートルズ, 絵画
この極めてレアな絵が描かれたのは東京でした。詳細は以下から。20世紀の音楽史に高らかにその名前を残すビートルズ。今も映画やテレビ番組、CMなどで彼らの楽曲は常に使われ続けています。そんなビートルズの4人が共に描いた絵がこの世界にたった1枚だけ存在しています。通称「Tokyo Painting」とされるこの絵が描かれたのはその名の通り日本の東京です。1966年6月30日から7月2日まで、ビートルズは武道館コンサートのために来日しました。その際の熱狂がどれほどのものだったのか、当時の映像を見てみれば想像できるでしょうか。こうした熱狂から身を守るという警備上の理由から、ビートルズの4人は滞在期間中のほとんどを宿泊先のヒルトンホテルで雪隠詰め状態で過ごすことになります。そこで退屈してしまった4人の暇つぶしとして、誰かが3人にキャンバスに絵を描くことを提案します。提案したのはビートルズのマネージャーとして知られるブライアン・エプスタインかビートルズ来日公演の仕掛け人の永島達司（以下動画参照）と考えられています。この絵画の作成風景をビートルズの友人だった写真家のロバート・ウィテカーが撮影しており、現代のファンも4人が真剣な面持ちで絵を描いている様子を伺い知ることができます。この絵は中央に明かり取りのランプを置いて描かれており、4人がそれぞれ四隅から描いています。中央のランプが置かれていたところが白く残っており、そこに4人それぞれのサインが記されています。絵のテーマは4人が人生で欲しいもので、題名は「Images of a Woman」とのこと。ロバート・ウィテカーによると、4人は絵を描くのを心からリラックスして楽しんでおり、武道館のコンサートから戻って絵を描くのを楽しみにしていたとのこと。ロバート・ウィテカーは当時を振り返り「あの時ほどあんなに穏やかで満ち足りた4人を見たことはなかったよ。4人は描くのを止めて武道館にコンサートをやりに行き、『さあ、絵を描きに戻ろうぜ』って帰ってきたんだ」と語っています。なお、この絵は映画館「松竹セントラル」の支配人であり、ビートルズファンクラブ初代会長の下山鉄三郎に寄贈されました。彼の死後の1989年に妻がこの絵をオークションに出し、レコード店経営者のTakao Nishinoが28万ドル（今のレートで50万ドル程度）で購入。3年ほどは彼のリビングルームに飾られていたものの、その後ベッドの下にしまわれたまま時は過ぎ、2012年にPhilip Weiss Auctionsに出品され、15万ドルで落札されました。その際の落札者は明らかにされておらず、この年に「Images of a Woman」は初めて日本の地を離れることになりました。4人がホテルから出られないほどの日本のファンの熱狂が結果的にこの絵を生み出し、そして熱狂の渦だった武道館で4人がホテルに戻って絵を描くことを考えながらコンサートをしていたと考えると、ちょっと皮肉ながらもビートルズらしいエピソードということになりそうです。
https://buzzap.jp/news/20200104-images-of-woman-beatles/
†マル・エヴァンスは1976(昭和51)年01月04日(sun)、ジョン同様、銃による悲劇で死去。
http://www.ld-dvd-bluray.2-d.jp/smp/hikaku_help.html
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┃ Malcolm Frederick "Ｍal" Ｅvans マル･エヴァンズ ┃
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1935(昭和十)年05月27日(mon) Born
1976(昭和51)年01月05日(mon) Died
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┃ Ｅxclusive：WITH A LITTLE HELP FROM THEIR FRIEND ┃By Mark Edmonds
┃ EXCERTS FROM MAL'S DIARIES: ┃
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2005(平成17)年03月20日(sun)『The Sunday Times Magazine』に最初に掲載されましたヨ(=^◇^=)
First published in『The Sunday Times Magazine』20 March 2005
‡1967(昭和42)年01月04日(wed) January 4, 1967: Recording ♪Penny Lane♪
Traveled to London left about 11am. Lil's back acting up a little again. Recording "Penny Lane" but Paul and John still not satisfied so will do voices again tomorrow. Went to Bag O' Nails about 3.45 after session. Cyn, Terry and Stan. Jane came to studio in her car. Had fish and chips in studio. Joss sticks burning a plenty tonight, really do get to like the smell.
************* https://www.uta-net.com/song/44469
http://www.angelfire.com/band2/bffh/news/malsdiaries.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/マル・エヴァンズ
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┃ 『ザ・ビートルズ・ＬＰレコード・コレクション』第10号 ┃ １８０g
┃ 『ＬＥＴ ＩＴ ＢＥ』 ┃ＶＩＮＹＬ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 重量盤
2017(平成29)年01月02日(火) 発売 『レット・イット・ビー』
‡2017(平成29)年01月04日(木) 発売 ※DeAGOSTINI のTHE BEATLES商品紹介コーナー情報
2017(平成29)年01月30日(火) 発行 ＴＨＥ ＢＥＡＴＬＥＳ
通常価格･･･本体２,７５９円＋ＴＡＸ(８％)＝２,９８０円
発行所･･･DeAGOSTINI JAPAN (デアゴスティーニ･ジャパン)
マガジンの内容①･･･1969(昭和44)年1月に行われたリハーサルとセッションの知られざる物語と、1970(昭和45)年5月に映画『レット・イット・ビー』が初公開されるまで、収録曲のほとんどが未発表のままだった理由に迫る。
マガジンの内容②･･･レット・イット・ビー 同名ドキュメンタリー映画のサウンドトラックで、USシングル・チャート1位に輝いた「ゲット・バック」「レット・イット・ビー」「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」の3 曲を含む、ビートルズ最後のアルバム。
映像◆隔週刊 ザ・ビートルズ・LPレコード・コレクション【デアゴスティーニTVCM】https://youtu.be/2nH7M9fnU48
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https://deagostini.jp/btr/backnumber.php?id=55512&issue=10
https://www.amazon.co.jp/dp/4813521738
https://en.wikipedia.org/wiki/Let_It_Be
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┃ ビートルズ詳解 The Beatles’Corpus ┃
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1961(昭和36)年12月17日(日) ビートルズ初のフォト･セッション
1961(昭和36)年の12月、マネージャーのブライアン･エプスタイン (Brian Epstein)* は、ビートルズの写真撮影を依頼するために、地元の婚礼写真屋のアルバート･マリオン (Albert Marrion) と連絡を取っていた。*エプスタインは1961年12月10日(日)にビートルズのマネージャーになりたいと彼らに申し出ているが、その契約書 (期間5年) に双方がサインするのは、1962年1月24日である。その撮影が行われたのがこの日であった。これはビートルズにとって初めての仕事としての撮影セッションであった。彼らは過去にも何回か撮影されていて、ハンブルグでのアストリッド･キルヒャー (Astrid Kirchher) やユルゲン･フォルマー (Jurgen Vollmer) による写真が有名であるが、契約的に取り決められた、つまりギャラがもらえる撮影はこれまで無かった。
1961(昭和36)年12月17日(日)、ビートルズとエプスタインはマージーサイドのワラジー･ヴィレッジ (Wallasey Village, Merseyside) 268番にあるマリオンのスタジオに到着する。
アルバート･マリオン ⇒ 1961年の12月中旬、ブライアン･エプスタインが電話で、彼がマネージメントを始めた4人の少年の写真を撮ってくれないかと言ってきました。はじめはその仕事を請け負うことをためらいました。我々は肖像写真と婚礼写真が主のスタジオでしたから。実際彼が私に連絡してきた理由は、彼の弟クライヴ (Clive Epstein) の婚礼写真を撮ったのが私だったからです。 私はブライアンから、彼らは全身レザーのみすぼらしい外見のグループだがまったく害は無いと聞いてました。私はその仕事を引き受けることに決め、次の日曜の12月17日にワラジーにある私のスタジオへ、彼らを連れて来てくれるように彼に告げました。はじめ私はパートナーのハーバート･ヒューズ (Herbert Hughes) にこの仕事を頼んだのですが、彼はビート･グループとは関わりたくないと言ってきっぱり断りました。日曜の朝がやって来て、4人のビートルズも私のスタジオにやって来ました。私はその日はレザーのジャケットとズボン、ポロシャツ、スエードの靴だったのを覚えています。ブライアンはこのセッションに先立って彼らに話をしていたので、彼らは遊び半分の様子でした。時々ジョン･レノンは舌を突き出しておちゃらけていました。ジョンとポールは撮影中ほとんどずっと冗談を言い合って笑っていました。ジョージ･ハリスンは静かで、ピート･ベストはほとんど何もしゃべりませんでした。私は額が禿げ上がっていて、その日は雨だったものですから、私をたびたび「カーリー (巻き毛)」と呼ぶジョンにいらだちを感じ始めました。この撮影はパートナーのヒューズの意に反しながらも、エプスタインへの友情の証としてなされました。私は30枚のビートルズの写真を撮りましたが、多くはジョンとポールの悪ふざけがポーズを台なしにしているので、16枚のネガだけを残して他は捨ててしまいました。今ふり返れば、捨てるべきではなかったのは言うまでもありません。
16枚の写真だけが残っているとマリオンは回想しているが、17枚が現存している。その内の1枚は後に
①1962(昭和37)年01月04日(木)のマージー･ビート誌の表紙を飾り、また宣伝用のカードにも使われて著名な1枚となっている。
写真◆左はマージー･ビート誌の表紙を飾った著名な写真のマスター･プリント。
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②1963(昭和38)年01月04日(金) ライヴ演奏：タウン･ホール／ディングウォール
これはビートルズの4日間 (当初の予定では5日間) のスコットランド･ツアーの2日目であった。彼らはディングウォール (Dingwall) のハイ･ストリート (High Street) にあるタウン･ホール (Town Hall) に出演した。このショーではザ･ドラムビーツ (The Drumbeats) サポート出演しているが、会場に集った観客はわずかに8～30人だったという多くの証言がある。「ビートルズは早々に荷造りしてパビリオンに去っていった｡」「観客は全部合わせても19人しかおらず、11:00pm頃にはおひらきになった｡」
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①http://gejirin.com/beatles/history/1961/19611217_first_photo_session.html
②http://gejirin.com/beatles/history/1963/19630104_live_TownHall_Dingwall.html
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┃ ＴＨＥ ＢＥＡＴＬＥＳ ＨＩＳＴＯＲＹ ┃｜ Ｊanuary 04｜004
┃ ザ･ビートルズの今日の出来事 ┃｜ １月０４日 ｜
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1960(昭和35)年01月04日(月) 前年の11月からリヴァプールのウォーカー・アンド・ギャラリーで開かれていたジョン・ムーアズ展にスチュアート・サトクリフの絵画も出品されていた。
1963(昭和38)年01月04日(金) スコットランド・ツアー3日目。ロス・クロマーティのタウン・ホールで行われた
********** http://www.thebeatles.co.jp/contents/index2.htm
http://www.beatlelinks.net/forums/showthread.php?t=16871
http://beatlesdiary.web.fc2.com/day/001/0104.html
https://blogs.yahoo.co.jp/fab4city/15601560.html
http://www.beatlesagain.com/bhistory.html
楽曲資料https://beatlesdata.info/
歌詞充実http://tsugu.cside.com/index.html
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┃ＴＨＥ ＢＥＡＴＬＥＳ of １９６３ ┃
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‡(fri)04 January 1963
Concert:Town Hall, High Street, Dingwall, Ross and Cromarty, Scotland
"This was the evening, famous in local circles, on which the Beatles appeared at the Town Hall Dingwall, supported by the Drumbeats. Much reference has been made to the fact that the dance was poorly attended with an estimate of anywhere between 8 and about 30 people attending. Lore has it that the Beatles packed up early and went off to the Pavilion. Margaret Paterson who attended the dance says that there was a total of 19 people altogether and that the dance finished at about 11 o'clock. The Melotones were indeed playing that night at the Pavilion. However The Chessmen were top of the bill with the Melotones playing support. The Chessmen were probably the Irish Showband from Dublin, popular at the time, though this is yet to be confirmed. The Melotones enjoyed a loyal following in the local area and were known as a skiffle-type band in those days. They were a very vocal band with up to five vocalists singing and harmonising. After the death of Jimmy in a car crash Eck left the band and the line up that night was Jimmy Stewart (Fiddle and alto sax), Johnny Fisher (Tenor sax), Bert Mackay (Guitar), Willie Wilson (Bass) and Dodo Ross (Drums). The Dingwall dance did not advertise a finish time but traditionally ran till around 1 a.m. On that evening Bob Hunter, who had played for the Melotones but now, along with Jackie Cameron, was resident with the orchestra in the Caledonian Hotel, Inverness, called into the Town Hall on his way home. He had left Inverness around midnight and by the time he got to the Town Hall at around 12.30 the hall was all but deserted. He spoke to Dot Macdonald, the caretaker, who said that the Beetles were a good band. Incidentally, Dot used to sell small bottles of lemonade to dancers at the Town Hall. When the place got too hot the bands would ask Dot to open the windows. "Not till all the lemonade is gone!" would be his reply.
These are the names of some of those who attended the Town Hall, Dingwall on the 4th January 1963.
Robert A Beeton (Formerly Fort William, now of Kingston, Ontario). "I lived in Fort William in the 50's until summer of 1963 when I moved to Grantham Lincolnshire. I have lived in various parts of Canada and the US since 1974 and currently live in Kingston, Ontario. I was just completing my O-Levels in '63 and hitched a ride with an older friend who was in a band and had also played in Dingwall. Embarrassingly I have racked my brain and cannot yet recall the name of either the band or the individual. Old age can be a little frustrating but I am sure it will come to me sooner or later and you'll be the second to know. I had a typical teenage band "career" of sorts my self in and around Grantham and the Midlands and play guitar to this day, albeit more personal therapy than music. I will let you know if I come up with the names".
Ian Gilbert Cairine Macdonald (nee Fraser) was at the dance as a young girl. She was with a few friends but does not remember any names.
Pat Macleod "When I went into the dance at about ten o'clock there were only about eight people in what is a big hall. I asked and there hadn't been many more in all night, so after a short time I went on the bus to another dance in Strathpeffer. I didn't like them on stage, but funnily enough the next day I went out and bought one of their records after I heard it being played on the radio".
Dan Mackenzie (Drumbeats) "Only twenty two people out of the whole population of Ross Shire turned up to see and hear The Beatles. While we were having a break at the back of the hall the man that booked them turned round and said "What do you think of that shower there?". "I said they're very loud and they're very young - they're keen". "Keen, he says. They're a shower of rubbish! I'll never book them again as long as I live!"
Ian MacKenzie (Now living in New Zealand) "Many a good night was spent at the dances in the Pavilion in the early 60s. I was at the Beatles dance in Dingwall which closed down early because very few people turned up. I was at the Beatles in Dingwall along with my sister Sheena and like most other people ended up at the Strath. We had somebody else with us but can not remember who. Can't remember what the weather was like, but it could not have been to bad as I had the family car that night. Did not get the car very often as there was always the free buses running from Resolis where I lived at the time. Spent many a grand night at the Strath. I was very pleased to see the way the Pavilion has been restored to it's former self. My wife Linda was not there as I did not meet her till 1966 after I came to New Zealand in 1964".
Fraser Murray
Margaret Paterson remembers "The Beatles asked me if I'd like them to sign a poster for me. I said yes but I don't know what happened to it. I'm not sure if I even took it home. The dance packed up early and they thought that Dingwall was just a wee town with no life about it. So I said to go up to the Strath. Two of them, I don't remember which ones, came up on the bus with me and the other 2 drove in their van".
Peter Simonelli was one of the youngest and remembers "There were about thirty people there and I was just a kid at the back, but I thought they were good".
Unnamed Lady (originally from near Bonar Bridge) This audio excerpt is taken from the 2002 BBC series "Fifty Years Fifty Lives". Click here to visit the site where you will hear an account given by the lady who tells her story of the night she was at the Beatles concert in Dingwall. I am sure her account is sincere but I leave it to you to judge from the title; "The unlikely story of going to see The Beatles in Dingwall".
Ann Gunn worked at the National Hotel, where the Beatles stayed, and served them their breakfast the next day.
The Commercial Bar is reputed to have been visited by the Beatles before the dance to have a few beers. The same source told me that they signed their autographs on a wall in the bar. Nowadays the walls are covered with wooden panelling. What may lie beneath would be a significant contribution to early Beatles history and a rare chance to acquire a valuable piece of pop memorabilia.
Rocky Marshall, formerly of the Fingal McCool band, wrote the following about the Beatles at the Pavilion.
"Strange to read of so much interest in the Beatles gigs in the North. I don't know how much help I can be except to tell you of our meeting. We (Fingal McCool) were not playing at the Strath - the FMC band was not formed until later - however we were in the habit of forming new bands every other week. (I can't remember our band's name at the time). When we met the Beatles band (I think they were called the Silver Beatles), we were en route to the Strath because all the dances in the area including Dingwall had failed. On arrival at the Strath we (and some of the musicians from the other bands) headed back stage to look and talk to the band that was playing (the Melotones)...late on the band from the Dingwall gig arrived ...very scruffy and all of them speaking a foreign language.....turns out that it was a strong Liverpool accent...We however spoke in God's tongue of the North which these people did not understand (the English education system I suspect). After much gesticulation and talking in very loud voices (as one does to foreigners), it turned out that they were looking for Joe the caretaker from the Dingwall Town Hall, either to get paid or get gear out of the hall.......someone pointed out "Joe" and the Beatles shuffled away to their destiny and great fortune and we are still here. It may be of some interest that some years later I was writing a column for the Caithness Courier ("Records at Random" by Bob May) and reviewed the first Beatles releases, as I recall said that I preferred the John Lee Hooker releases that came out at the same time and I am still of the same opinion today.""
■Source: ・本文に不正な書式が含まれています。
■Source: ・本文に不正な書式が含まれています。
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"I just returned to Canada from a Melotones Band Reunion in Dingwall and of course recall the famous Beatles Night. I replaced Bob Hunter as Melotones guitarist when Bob went to play for Harry Shore at the Caley Ballroom in Inverness. We played the Strath many times but also played from Glasgow to Thurso two to three times a week. I recall the Beatles night only faintly as we were backing up another group that night but on the way to the Strath we saw the "Fab Four" waiting for their gear on the Town Hall steps in Dingwall. Later on the Strath had almost 1000 dancers while the Beatles gig failed and closed early. They then came to the Strath and several friends saw them. I did not. "?
Source: http://www.strathpefferpavilion.org/guestbook.asp
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"The Beatles were in direct competition to the weekly dance in the Pavilion in Strathpeffer. There was only going to be one winner - and it wasn't the Fab Four!?
"The few that were there, including my crowd, all shared a taxi and headed to the Strath," said Doreen Douglas.?
Billy Shanks, then 17, recalled: "The funny thing is that when I went in, the doorman said, 'Before you pay, go up and have a listen'.?
"They played Love Me Do when I looked in the door and I thought, 'No, no, it's not my type of music' and went to the local village hall five miles away to hear The Melotones."?
Margaret Paterson was 17 and going on her first date with her late husband Tommy.?
"I thought he had stood me up," she said. "It was almost over when Tommy's friend remembered to tell me to go to the Strathpeffer gig and Tommy would meet me there.?
"I sat on the stage all night chatting to The Beatles and Paul in particular, who told me not to be upset as there were more fish in the sea than ever came out of it.""?
Source:『Sunday Post』, (tue)25 October 2016?
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"A search is on for "The Dingwall 19" a select group of devoted music fans who turned out 48 years ago to hear a then-little-known quartet from Liverpool.?
The young mop-headed group turned out to be The Beatles, on their first ever mini-tour of Scotland as a four-piece.?
The soon-to-be Fab Four of John, Paul, George and Ringo went on to become the biggest bands in the world ever. But their humble beginnings only attracted a "crowd" of 19 to a gig at Dingwall Town Hall in Ross-shire.?
At the time, on the night of January 4, 1963, the "meagre and muted" audience did not know what The Beatles would actually become.?
Just a few miles along the road, at the Spa Pavillion at Strathpeffer, a massive crowd of 1,200 had crammed in to hear local heroes, The Melotones.?
Dingwall Business Association is now trying to use that momentous evening to raise the profile of the town as a shopping and visitor centre.?
They are erecting a plaque on the town hall wall to commemorate The Beatles' visit, just ten days before their first number one hit Please Please Me was released.?
They want to get as many of the 19 crowd as possible together for the unveiling of the tribute. Association member Billy Shanks, 65, said: "I actually looked in at the town hall and decided I would rather hear the Melotones.?
"Unfortunately for The Beatles, most of the town did the same. The association would love to get as many of the 19 from the town hall back in Dingwall for the plaque unveiling and special Beatles night.?
"But some are apparently as far away as New Zealand, Canada and the US and some will no longer be with us."?
Mr Shanks is keen to discover whether local rumour is true that The Beatles actually stopped playing their Dingwall gig early then drove to Strathpeffer to listen to the Melodrones, comprising of local lads brother Eck, Jimmy and Willie Wilson and Dodo Ross.?
The 1963 tour took in Dingwall, Bridge of Allan near Stirling, Aberdeen's Beach Ballroom, Keith and Nairn.?
Mr Shanks added: "If you were at the event in 1963, please get in touch with the organisers and you will be treated as a special non-paying guest on the night.?
"The first 20 paying customers will also receive their first drink at the bar at 1963 prices."?
The plaque unveiling takes place at Dingwall Town Hall on April 8, with a tribute band called The Upbeat Beatles."
Source: STV, (wed)16 March 2011?
■http://www.multiplusbooks.com/630104.html
┏━━━━━━━━━━━━━┓かみばやし さとる 朝日文庫
┃ 『この日のビートルズ』 ┃上林 格 P.288 本体680円＋税 朝日新聞出版
┗━━━━━━━━━━━━━┛ 2013(平成25)年11月30日(土)第１刷発行
‡No.03 P.024 1962年01月04日「初めての１位」◎『Mersey Beat(マージー･ビート)』紙のファン人気投票で一位になった日◎
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┃ 『この日のビートルズ』 ┃上林 格 P.288 714円(税込) 朝日新聞出版
┗━━━━━━━━━━━━━┛2013(平成25)年11月7日(木) 朝日文庫発行
人類がまだ月面着陸を夢見ていた１９６０年代、英国出身の４人の若者が世界を席巻した。
ポピュラー音楽史の記録を次々と塗り替えただけではなく、
文化、思想、生活スタイル、あらゆる分野に強烈な影響を与えた。
語り継がれる２０世紀最高のファブ･フォーの「この日」にこだわってみました。
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｜1962(昭和37)年 1月 4日(木)｜｢人気投票で初の１位に｣
｜2011(平成23)年 1月 4日(火)｜甲虫日記更新日 No.086
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「Beatles Top Poll！（ビートルズ、人気投票トップに）」
1962(昭和37)年1月4日付のリバプールの音楽専門紙「マージー・ビート」は、同紙主催の人気投票でビートルズが1位に選ばれたことをセンセーショナルに報じた。派手な見出しとともに通巻13号となる同紙の1面を飾ったのは、革ジャン姿でポーズをきめた4人の写真。ヴァイオリン型のベース・ギターを両手に抱えたポールのあどけない表情と、半身に構えたピート・ベストの陰影ある表情が対照的に映る。
アルバート・マリオン氏が撮影したこの写真は、キャバーン・クラブでの野性味あふれる演奏の雰囲気までも端的に伝えてくれる。そして彼らが有名になると、この写真はいろいろな形で露出した。ライフ誌は
1968年10月14日号で、草花の間から新聞の1面が垣間見える写真を掲載した。ドイツで発売されたLP「THE EARLY YEARS」のジャケットには、1面の写真が見えるようにヒモでくくられた新聞の束が写っている。ハンブルク巡業時代の音源を元にしたレコードやCDでは、しばしば使われている写真だ。マージー・ビート紙は、リバプール美術カレッジの学生だったビル・ハリーが創刊した。リバプールを流れるマージー川流域で活動する地元ロックンロール・グループを精力的に紹介した。地元の楽器店が編集・発行する音楽雑誌の仕事もしていたハリーは、一時ジャズ雑誌を出そうと資金集めを始めた。だが、美術カレッジの同級生で親友のジョンやスチュアート・サトクリフに対する「友情」から、地元のロックンロール事情を紹介し宣伝する新聞の発行を決意した、と自著に記している。創刊号は前年の
1961(昭和36)年7月6日に発行された。市内の全レコード店と楽器店に配送され、5000部が売れたという。ハリーがジョンに依頼した、ビートルズの伝記に関する記事「何ともうさんくさいビートルズの起源についてのちょっとしたお話」も掲載された。ビートルズという名前の由来について、「燃えさかるパイに乗った男が現れ、彼らに告げた。『きょうからお前たちはAがひとつのビートルズだ』」と書かれている。ジョンは、その後も短編や詩、線画を寄稿した。時には実名を使い、時には「Beatcomber」というペンネームを使った。デーリー・エクスプレス誌の有名なコラムニスト、Beachcomberに敬意を表して、ハリーが考えた偽名だった。
1961(昭和36)年7月20日発行の第2号の1面は、ハンブルク巡業中のビートルズがポリドールのレコード録音をした記事で埋められた。ビートルズの友人アストリット・キルヒヘアが撮った写真が初めて使われた。ポールがハリーに送った手紙も掲載されたこともある。ビートルズは時々、レンショー通り51番にあったマージー・ビートの事務所に立ち寄り、電話に出たりタイプを打ったりという手伝いもしていたらしい。地元のクラブでDJをしていたボブ・ウラーは
1961(昭和36)年8月31日号で、ビートルズを「リバプールのロックンロール界に最大の衝撃を与えた存在」と持ち上げ、彼らの出現を「事件」ととらえた記事を書いている。第7号の10月5日号では、自ら選んだマージー・サイドのベスト・テン1位にビートルズを挙げているほどだ。
◎ビートルズを有名にした影の功労者… 次のページへ
ホワイト・チャペルにあるNEMS（ノース・エンド・ミュージック・ストア）の支配人、ブライアン・エプスタインは創刊号を12部注文し、すぐに売り切れると追加注文した。第2号は144部（12ダース）注文し、自らレコード評の連載もかってでた。ハリーの著書によれば、一連のウラーの記事によって、エプスタインがビートルズに一層興味を覚えるようになった、とある。しかし、エプスタインの著書では、
1961(昭和36)年10月28日に当時18歳の若者レイモンド・ジョーンズがNEMSを訪れ、ビートルズがポリドールから発売したシングル「My Bonnie」を注文したことがすべてのきっかけになったとある。ジョーンズ本人が表舞台に登場してこなかったため、長らく真相は謎とされていた。ところが、43年後の2004年、英国の音楽雑誌「Mojo」別冊に突然、本物のレイモンド・ジョーンズ氏のインタビュー記事が掲載された。ビートルズのファンだったジョーンズ氏は、彼らが出演するキャバーン・クラブのディナーショーに足しげく通っていたそうだ。そしてミュージシャンだった義兄からビートルズがレコードを出したことを知り、NEMSを訪れたのだという。「私がビートルズを有名にしたわけではない。エプスタインが有名にしたのだ」この言葉だけで、長い間、あらゆるマスコミからの接触を拒否してきた人物の謙虚さは伝わってくる。ビートルズとエプスタインが巡り会った経緯について、ハリーに思い違いがあったのかも知れない。だからといって、歴史が大きく変わったわけではないのも事実だ。毎号盛んに宣伝されたビートルズがマージー・ビート紙主催の人気投票で1位になるのは、当然の結果だったのかもしれない。ポールは、メンバーがたくさんの投票用紙に自分たちのグループ名を記入したためと思ったらしいが、その程度のことはほかのグループもやっていた。ハリーの最大の貢献は、ビートルズを頻繁に紙面に登場させたことで、アンダーグラウンド界でうごめいていたリバプールの音楽シーンをメジャーに引き上げることに成功したことだ。リバプール・サウンドが「マージー・ビート」と呼ばれる由縁にもなった。栄誉を祝して記念の「マージー・ビート」盾がビートルズに授与された。
1962(昭和37)年1月1日にあったデッカのオーディションに失敗したばかりの4人に、新たな希望と勇気が与えられた。
◎『この日のビートルズ』の次回は1月25日です。この日はなんの日でしょうか？ お楽しみに。
◎お知らせ ⇒「人気投票1位」を報じるマージー・ビート紙をジャケット・デザインにあしらったLP「IN THE BEGINNING」のCD盤。新聞には、ポールの名を「PAUL McARTREY」とした誤植がある。ハンブルク巡業のころのビートルズは、ポリドールとレコーディング契約を結んでいた。
『イン・ザ・ビギニング』ユニバーサル インターナショナル（現在は販売中止）
***************** https://www.amazon.co.jp/dp/4022617802
https://dot.asahi.com/1satsu/tyosya/2013110700049.html
http://doraku.asahi.com/entertainment/beatles/110104.html
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1961(昭和36)年12月10日(日) エプスタインはビートルズのマネージャーになりたいと彼らに申し出る
1961(昭和36)年12月17日(日) ビートルズ初のフォト･セッション
‡1962(昭和37)年 1月 4日(木)『Mersey Beat』front page: "Beatles Top Poll!". Issue almost completely dedicated to the Beatles.
1962(昭和37)年 1月24日(水) 契約書 (期間5年) に双方がサインする
http://gejirin.com/beatles/history/1961/19611217_first_photo_session.html
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┃ Ｗinter １９６３ Scotland Tour ┃THE BEATLES SHOW
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‡No.2 (fri)04 January 1963 Dingwall, Town Hall
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┃ BRIAN EPSTEIN Presents １９６４ ┃
┃ ＴＨＥ ＢＥＡＴＬＥＳ Ｃhristmas Ｓhows ┃
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‡No.12 (sat)04 January 1964 London, England, Finsbury Park Astoria Theatre (10)
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┃ THE BEATLES １９６５ Ｃhristmas Ｓhows ┃Another Beatles Christmas Show
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ LAST CHRISTMAS SHOWS
‡No.10 (mon)04 January 1965 London, England, Odeon Cinemas (03)
♪I FEEL FINE♪映像◆The Beatles at Hammersmith Odeon, London Christmas Day in 1964 https://youtu.be/FSCwPIn2Bbk
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https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_the_Beatles%27_live_performances
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┛ＴＨＥ ＢＥＡＴＬＥＳ １９６７ Ｒecording Ｓessions ┛Studio 2
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┃ ♪Penny Lane♪ ┃overdub onto take 7
┗━━━━━━━━━┛No.03 アビイ・ロード第2スタジオ。第7テイクにポールのヴォーカル、ジョージのギター、ジョンのピアノを追加する。
Producer: George Martin
Engineer: Geoff Emerick
2nd Engineer: Phil McDonald
‡1967(昭和42)年1月4日(wed)
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https://beatlesdata.info/9/09_pennylane.html
https://en.wikipedia.org/wiki/Penny_Lane
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┛ＴＨＥ ＢＥＡＴＬＥＳ １９７０ Ｒecording Ｓessions ┛Studio 2
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┏━━━━━━━━━┓ overdub onto take 27,
┃ ♪LET IT BE♪ ┃tape reduction edit of take 27 into takes 28-30 with simultaneous overdub,
┗━━━━━━━━━┛ overdub onto take 30
No.6 ■レコラス(ト)■アビイ・ロード第2スタジオ。ビートルズとして最後にスタジオに集まった日である。（ジョンは不参加）この日はポール、ジョージのコーラスをオーバーダビングし、リダクションしながらブラスセクションをオーバーダブ。このリダクションは3回行われて、第30テイクがベストと判断された。そして第30テイクにジョージのリード・ギター（歪んだ物）がオーバーダブされる。
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┛ＴＨＥ ＢＥＡＴＬＥＳ １９７０ Ｓtereo mixing ┛
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┃ ♪LET IT BE♪ ┃remixes 1, 2, from take 30
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Producer: George Martin
Engineer: Phil McDonald
2nd Engineer: Richard Langham
Recording of brasses and second guitar solo for ♪LET IT BE♪ (included on the LP version)
Last recording session of Paul, George and George Martin.
Last recording session of the Beatles as a band.
‡1970(昭和45)年1月4日(sun)
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https://beatlesdata.info/14/06_letitbe.html
https://en.wikipedia.org/wiki/Let_It_Be_(song)
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┃Ａbout from『GET BACK』to『LET IT BE』～アルバム発売までの経緯┃
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‡1970(昭和45)年01月04日(日) セッションがビートルズとしての最後の録音セッションとなった。
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https://beatlesdata.info/14/12_getback.html
https://en.wikipedia.org/wiki/Let_It_Be#Get_Back_albums
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■ジョンのMBE勲章返還の真の理由とは？
2009/01/12 15:15｜ジョン・レノン｜TB：0｜CM：7｜▲
先日、こんなニュースを見つけました。
ジョンが１９６９年に返還したMBE.勲章発見
ジョンが１９６９年に返還したMBE勲章が発見されたと、Times OnlineとUKサンが報じている。ジョンは当時「イギリスのナイジェリア／ビアフラでの内戦への関与、ベトナム戦争におけるアメリカへの支援、「コールド・ターキー」がチャートを下降していることに反対し」と言ってMBE.勲章を返還した。そのMBE勲章は返還されたときに、ジョンが添えた手紙とともに、セント・ジェームス宮殿の Central Chancery of the Orders of Knighthood（勲爵士団の中央公文書保管所）に置かれた。 勲章は返還されたが、ジョンの気持ちとは裏腹にMBEという称号はそのまま残されている。バッキンガム宮殿は声明を出し、その一部で「それはレノン氏が返還した日から保管されておりますが、博物館で展示されるかどうか決めるには、まず所有者を定める必要があるでしょう。それはジョン・レノンの遺産を管理するヨーコ・オノ次第と言えましょう」念のため解説しておきますと、ビートルズの４人は
１９６５年１０月２６日に大英帝国彰勲章 （Members of the Order of British Empire: MBE)を英国王室から送られています。
受勲の理由は国家に対する、外貨獲得などによる多大な経済的貢献です。ビートルズの受勲が発表されたところ、戦争の武勲で勲章をもらった元軍人達の中で勲章を返上するという騒動が起こったりしましたが、その時にジョンは、「僕らの叙勲に不満がある人は、戦争で人を殺して勲章をもらったんだろう。でも僕達は人を楽しませてもらうんだから、僕達のほうがもらう資格はあると思うよ」と、なかなかユーモアのある発言をしています。さて、そのMBE勲章をジョンが王室に返還したのが
１９６９年１１月２６日で、その勲章が先日 宮殿で見つかった、というニュースなのです。返還された勲章が捨てられずに発見されたことついては特に感想はないんですが、今回のニュースであらためて思ったのは、なぜジョン・レノンはMBE勲章を返還したのか？ということです。＞「コールド・ターキー」がチャートを下降していることはジョークとして、一般にはイギリス政府の政策に抗議してと言われていまして、その具体的な政策が「イギリスのナイジェリア／ビアフラでの内戦への関与」と「ベトナム戦争におけるアメリカへの支援」です。しかし私は、これはジョンの気持ちの核心ではないのではないかと考えています。２年後の１９７１年に「Happy Xmas (War Is Over)」をリリースしていますから、１９６９年当時のジョンが強固な反戦思想を持っていても不思議ではないんですが、これが勲章返還の真の理由ではないと思うんですよね。まず、戦争についての政策を決定・実行しているのは英国王室ではなく英国政府ですから、政府への抗議として王室へ勲章を返還するのは少し筋違いだと感じます。それに「ベトナム戦争におけるアメリカへの支援」に反対してといいながら、ジョンは１９７１年にアメリカに移住してるんです。１９７１年のアメリカは、まだベトナム戦争を継続中です。これらのことから考えて、ジョンの勲章返還の本当の理由は「戦争政策批判」ではないと思います。それではジョンの勲章返還の真の理由は何だったのでしょうか？謎を解く鍵は、１９６９年１１月という時期にあると思います。この頃のジョンですが、まず１９６９年７月に「平和を我等に（Give Peace A Chance）」、１０月に「コールド・ターキー（Cold Turkey）」の各々をビートルズではなく、Plastic Ono Band（プラスティック・オノ・バンド）というジョンとヨーコを中心とした新しいバンド名義でリリースしています。そして勲章を返還したとされている
１１月２６日ですが、この日のジョンは何をしていたかといいますと、プラスティック・オノ・バンド名義でEMI第２スタジオを使い、「What’s The New Mary Jane」と「You Know My Name (Look Up The Number)」の編集やオーバー・ダビングをしています。この日にスタジオに集まったのはプラスティック・オノ・バンドの名の示す通りジョンとヨーコだけであり、ポール、ジョージ、リンゴは参加していません。
そして翌年の
１９７０年１月３日と４日に、前回の記事で書いたようにビートルズとしての最後のセッションが行われたのですが、これにはジョンのみ参加していません。さらに、このセッションの中でジョージがこんな“公式表明”をした記録が、テープに残っているそうです。「すでにお聞き及びのことと思いますが、デイブ・ディーはグループを脱退しました。しかしミッキーとティッチ、それに私は、大切でありながらこれまで二の次とみなされていた仕事を、今後も続ける所存であります」デイブ・ディーとは、６０年代のイギリスのポップ・グループ「デイブ・ディー、ドジー、ビーキー、ミック＆ティッチ（日本での名前はデイブ・ディー・グループ）」のリーダーで、１９６９年にグループを抜けてソロになった歌手の名前です。ジョージはデイブ・ディーとジョンをひっかけて、ジョンがビートルズをすでに脱退していること、自分達は残されたテープの編集作業をしていることを、皮肉交じりに表明しているのです。この流れを踏まえてジョンの勲章返還を、私はこう考えます。ビートルズとしての名誉であるMBE勲章を返還することで、ジョンはビートルズとしての名声を返上したかったのではないでしょうか。ジョンのMBE勲章返還は、ビートルズとの決別の表明だったのではないでしょうか。受勲の時は“たかが勲章”という態度を取っていたジョンでしたが、MBE勲章にそれだけの意味を込めていたのかと思うと、やぱりジョンは英国人であり、“されど勲章”の気持ちも強かったのではないかと思います
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