過去の今日の出来事etSETOraですヨ(=^◇^=)

過去の今日の氷室さんとMr.Childrenとエトセトミだヨ(=^◇^=)


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 ┃KING OF ROCK SHOW "FLOWERS FOR ALGERNON"┃
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 2007(平成19)年07月14日(土) 17:07 氷室京介 ツアーデータ
    bass:KEN YOSHIDA
 Keyboards:NISHIHIRA AKIRA
   guitar:SHUGO SHISHIKURA
   Drums:TOSHIMITSU NAGAI
 1988(昭和63)年10月01日(土) 01 高松市民会館
 1988(昭和63)年10月04日(火) 02 福岡国際センター
 1988(昭和63)年10月12日(水) 03 広島サンプラザ
 1988(昭和63)年10月27日(木) 04 東京ドーム(GREAT DOUBLE BOOKING 氷室京介×STING)
 1988(昭和63)年10月30日(日) 05 新潟産業文化センター
 1988(昭和63)年11月17日(木) 06 東京ベイNKホール
 1988(昭和63)年11月18日(金) 07 日清パワーステーション
 1988(昭和63)年11月19日(土) 08 日清パワーステーション(ゲスト:高橋まこと)
 1988(昭和63)年11月22日(火) 09 大阪城ホール
‡1988(昭和63)年11月24日(木) 10 名古屋市総合体育館レインボーホール
 1988(昭和63)年11月30日(水) 11 月寒グリーンドーム
 1988(昭和63)年12月08日(木) 12 仙台市体育館
 1988(昭和63)年12月14日(水) 13 香港QUEEN ELIZABETH STADIUM
 1989(平成元)年01月03日(火) 14 東京ドーム
 1989(平成元)年01月04日(水) 15 東京ドーム
 セットリスト (1/3 1/4 東京ドーム公演)
 01.SEX&CLASH&ROCK'N'ROLL 
 02.SHADOW BOXER 
 03.LOVE&GAME 
 04.たどりついたらいつも雨降り 
 05.STRANGER 
 06.わがままジュリエット 
 07.CLOUDY HEART 
 08.ALISON 
 09.COME TOGETHER 
 10.SAFFRAGET CITY 
 11.GIVE IT TO ME 
 12.PUSSY CAT 
 13.ROXY 
 14.IMPRESSED    ※Withチャーリーセクストソン,東京ドームのみ1/3
 15.DON'T LOCK BACK ※Withチャーリーセクストソン,東京ドームのみ1/3,1/4
 16.TO THE HIGHWAY 
 17.TASTE OF MONEY 
 18.ANGEL 
~ ENCORE① ~
 19.HONKY TONKY CRAZY 
 20.IMAGE DOWN 
~ ENCORE② ~
 21.DEAR ALGERNON
「DON'T KNOCK THE ROCK TOUR」終了後、一ヶ月間のインターバルと経てスタートしたこのツアー、この一ヶ月の間に、記念すべきソロデビューアルバム、『FLOWERS FOR ALGERNON』が発売されており、このツアーは、それを受けてスタートしたものである。演奏された楽曲は、「DON'T~TOUR」で披露された内容を並べ替えたり、一部楽曲を入れ替えたりする程度ではあったものの、特に前ツアーと比較して、遜色はなかったと記憶している。しかし、セットリストを参照してみると、こういった構成は、今では決してお目にかかれないレアな曲がカバーされていたりして、マニア垂涎の内容となっている。このツアー最大の特徴は、その豪華なステージ。宮殿をイメージした華麗なものであった。前ツアーのセットは、建設中の宮殿をイメージさせたものであったが、このツアーでは、その建設中であった建物が完成したという解釈ができる。ツアーそのものは、こういった趣向を凝らした内容もあり、また、BOφWY解散直後ということもあって、大きな話題を呼び、各地でチケットは完売状態になった。最終日には東京ドーム2Days公演が組まれ、ファンを驚かせたが、そんなファンの心配をよそに、ドーム公演は完売することとなる。
 1988(昭和63)年11月19日(土) また、日清パワーステーション公演の二日目では、元BOφWYの高橋まことがアンコールで飛び入り参加するといううれしいハプニングがあり、ツアーの最終日にはアルバム制作にギタリストとして参加したチャーリー・セクストソンがゲスト出演するという一幕も見られた。このツアーの終盤は、昭和天皇の崩御直前であり、世間の自粛ムードか高まる中で行われ、
 1989(平成元)年01月04日(水) とりわけ最終日のドーム公演はその開催が危ぶまれたが、天皇は崩御されず、中止という最悪の事態を免れることが出来た。氷室自身も、ドーム最終日で「天皇陛下様もどうやらお隠れにならなかったし、安心して騒ごうぜ!」と、発言している。最終日の東京ドームでは、二度目のアンコールでアコースティックギターを持って登場し、弾き語りで「DEAR ALGERNON」を演奏して客席を大いに喜ばせた。これは今でも名シーンとして語り継がれている。このドーム公演の成功によって、BOφWY解散ライブである「LAST GIGS」のアンコールの最後に発言した「今度は一人ひとり別々で、必ずここ(東京ドーム)で会おうぜ!」という約束が、とりあえずは果たされたことになる。ツアーグッズについては、パンフレットをビデオ形式にして販売するという、今では見られない斬新な方法が採用されていた。その他には、Tシャツ、ステッカー、ツアータオルなどが販売されているが、現在では入手困難である。この年、氷室は自身のファンクラブ「KING SWING」を立ち上げており、同時に香港で公演を行うという初の海外公演を行っている。この海外公演は、ファンクラブでツアーが組まれ、多くのファンが帯同していた。私自身も、当時大学生であった従兄弟とこの公演に参加するべく、真剣にその方法を検討し、資金面の調達なども行ったのだが、結局、参加することは叶わなかった。資金的、日程的には調整がついたのだが、二人ともパスポートを持っていなかったという、致命的なミスによるものだった。
 1988(昭和63)年12月31日 余談になるが、氷室はこの年、レコード大賞で「アルバム賞」を受賞している。授賞式には珍しくテレビに出演し、♪ANGEL♪と♪ALISON♪の二曲を披露した。なお、その時の挨拶では「この賞はファンとスタッフと・・・あとは俺の実力だと思ってます」と強気なコメントを行っている。なお、このツアーでは東芝EMIよりビデオが発売されたが、DON'T~KING OF~のライブ映像だけでなく、当時世田谷にあった氷室の自宅でのインタビューも収録。その際には「LAST GIGS」の映像を白黒ながら挿入するといった、サービス満点の作りになっていた。現在では絶版であり、入手は困難である。また、NHKが7月からスタートしたツアーのダイジェスト版を放送しており、表示された曲名の一部が赤字で表示され、それを繋げてゆくと「THANKS BYE BYE BOφWY」になるという、粋な演出がとられていた。内容も販売のビデオとは若干異なり、インタビューはなく、放送された曲も市販のものとは少し異なる。このツアーも、海賊盤は音源・映像共に存在する。まず音源に関しては、全公演分が存在する。特に、大阪公演と仙台公演では「ライン物」、いわゆるスタッフが録音した高音質の物が出回り、当時かなりの高値がついていた。映像に関しては、最終日のドーム公演の完全版が存在する。会場のモニターに映されたと思われる映像で、本編終了からアンコールまでの、ほぼ前編が収録されている。なお、この映像には、かなり画質がよいものと劣悪な画像のものの二種類が存在する。さらには、近年になってパワーステーションの映像(二日分、プロショット)もYAHOO!オークションなどで流出するようになった。現在はあまり見かけなくなったが、画質自体はあまりよくない。
 1988(昭和63)年11月17日(木) なお、東京ベイNKホール公演のプロショット映像も存在すると言われているが、こちらは確認はできていない。
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 http://blog.livedoor.jp/c_taixian/archives/1206589.html
 https://ja.wikipedia.org/wiki/KING_OF_ROCK_SHOW_of_88%27S-89%27S_TURNING_PROCESS
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 ┃BOΦWY STORY ARCHIVE【1988~2018:宮野真一】Vol.14┃
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‡2018(平成30)年11月24日(土)
 2017(平成29)年12月10日(日) @渋谷パラダイススタジオにて
 関係者によるBOOWY伝説を裏付けるドキュメンタリー
宮野真一(Yui Music / FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT,INC. プロデューサー)
ファンとBOOWYとのオフィシャルな接点を絶やさないために、正しい情報を後世に残していく目的で設立した当サイト『BOOWY HUNT』。このサイトのプロデューサーであり発起人の宮野真一氏が、2018年初夏に永眠されました。
新宿ロフト時代からBOOWYのライブを見続け、1988年にはバンドの事務所であったユイ音楽工房へ入社。高橋まことが在籍したDe-LAXのマネージメントや氷室京介の原版制作ディレクターを担当。その後も、たくさんのアーティストを手がけ、近年はBOOWY作品再発時のプロデューサーとして活躍された宮野氏。2017年12月にリリースしたBOOWY映像作品『1224 -THE ORIGINAL』の際、宮野氏がどうやってBOOWYと出会い、近年の再発企画へどんな思いで取り組まれていたかを、掲載先も決めないままに取材したMP3データがありました。とても優しい声で愛を持ってBOOWYを語っておりました。哀悼の意を表し、掲載させていただきます。
※クローズドなメディア掲載での発言、多くの登場人物が敬称略であることをご了承下さい。
テキスト:ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)https://twitter.com/fukuryu_76
――宮野さんは、
1987年12月24日、渋谷公会堂で行われたBOOWYの解散宣言も観られているんですよね?
宮野:そうですね。マネージャーの土屋(浩)さんからインビテーションでチケットをいただいて。半券はいまも大事に持っていますよ。当日、僕はまだ太田プロにいました。『1224』として映像作品に残そうとしたのはプロデューサーの糟谷(銑司)さんですね。それで、アートディレクターの永石(勝)さんが監督して、映像ディレクターの前嶋(輝)さんが編集して。今回、それを4K Ultra HD Blu-ray化して後世に残していければと再編集して2017年12月24日にリリースとなりました。
――宮野さんがBOOWYと出会ったきっかけは?
宮野:知り合いに山田淳というアーティストがいて、もともとまこっちゃん(高橋まこと)と仲が良かったんです。彼に「BOOWYっていうすごいバンドがいるから観にいこうよ!」って新宿ロフトに誘われて。4人の頃でしたね。ライブも素晴らしくてハマって。そういえば、六本木ハードロックカフェでのBOOWYのライブも観てるんですよ。当時のマネージャーだった、後にデザイナーをされる三宅(克徳)さんからインビテーションを貰って。カメラマンの加藤さんを紹介してもらったり。そこからの付き合いですね。当時よく、車の中でBOOWYを聴いてました。マネージャーを担当していたタレントの(片岡)鶴太郎や(山田)邦子もハマってくれて。一緒に新宿ロフトへ観に行きましたよ。打ち上げでメンバーを紹介したりして。
――それで、のちに山田邦子さんのテレビ番組『いきなり!フライデーナイト』のゲストにBOOWYが出演したという。
宮野:そうですね。とにかく、当時からBOOWYのライブは圧倒的でした。すべてが最高でした。こんなバンドが日本にいたんだって驚きでしたね。
――宮野さんはもともと、パンクやニューウェーブがお好きだったそうですね?
宮野:大好きで。ピストルズとかね。よく聴いていました。新宿ロフトでのBOOWYはすごかったですよ。お客さんもぐしゃぐしゃにノリまくっていて。とにかく熱くて熱狂的でした。今ほど、お客さんもお行儀良くなかったから(笑)。自由でロックな時代でしたね。
――打ち上げもよく参加して?
宮野:当時はお客さんも参加したりしてね。メンバーも残っている人もいたり。
――映像化された
1987年12月24日、渋谷公会堂で行われたBOOWYの解散宣言『1224 -THE ORIGINAL』のとき、会場ではどこで観られたのですか?
宮野:2階席でしたね。本番前、ちょうど幕が開く前に楽屋へスタッフに挨拶に行こうと思ったら、袖に4人がスタンバイしていて。サークルになって話し合ってたんですよ。そこには緊迫感を感じなかったんですよ。でも、その時に僕は今日解散することは知っていて……。
――解散宣言をしたという情報を知って後追いで映像を観ると緊迫感を感じてしまいますが、実際、1987年12月24日、渋谷公会堂で行われたBOOWYのライブを映像で観ていると笑顔も多くって、メンバー4人ともライブを楽しまれていますよね?
宮野:だと思います。BOOWYらしさだと思います。その時の4人が印象的でしたね。何を喋っていたのかはわかりませんけどね。
――宮野さんは、BOOWYのライブは何十回も観ているんですか?
宮野:おかげさまで、節目のライブはだいたい観ていますね。最初の渋谷公会堂でのワンマンも、あの武道館公演もね。マネージャーの土屋さんと仲よかったので。嬉しそうに誘いの電話をかけてくるんですよ。「BOOWYが渋谷公会堂でやるんだよ!」ってね。
――それこそ、今から振り返るとBOOWYは、新宿ロフトから渋谷ライブイン、渋谷公会堂、日本武道館、東京ドームでのライブへと駆け上がっていくスピード感がとんでもなかったと思います。そばで見られていて、どんな感覚だったのでしょうか?
宮野:いやもうすごいですよ。ロフトからライブイン、そしていきなり渋谷公会堂でしたから。土屋さんから、1985年の渋谷公会堂でのワンマンの前に、当時ユイ音楽工房とマネージメント契約して東芝EMIへ移籍するんだって話を聞いて。それで、渋谷公会堂でのワンマンを成功させるために、一旦ライブはストップするんだって。キャパの規模が違いましたからね。賭けだと思いましたよ。でも、すごいなこのバンドって思って。そこからは本当に早かったですね。ご覧の通りな感じで。
――『1224 -THE ORIGINAL』は、ハリウッドで映像を綺麗にリマスタリングされましたが、この企画の発端は?
宮野:2017年は、バンドが35周年で節目だったので、何か商品を出そうって話してたんですよ。ちょうど、去年(2016年)に元となるフィルムが見つかって……。これは、内輪の話でお恥ずかしい話なんですけど武道館での『ROCK 'N ROLL CIRCUS TOUR』も再発したじゃないですか? あの時の追加映像ってもう素材が残って無いんですよ。商品化したものは会場で、ライブ映像をスイッチングアウトしたものなんですね。いわゆる生中継に近い映像で。実はあれも後から発見されて。なので、編集してスタジオで作り込んだものでは無いんです。逆に言えば、そんなことがわからないぐらいライヴ感ある映像になったんですけどね。
――なるほど。まだ、当時はフィルムも高くて、機材も大きく、さらに販売されるビデオソフト自体も1万円を超える高い時代でしたもんね。30年以上、作品を求められ続けている状況を想定されてなかったのでしょうね。
宮野:当時、素材が膨大で、たぶんいろんな状況でバラバラになってしまったようなんですね。そりゃそうですよね、BOOWYがブレイクして駆け抜けた1986年?1988年の間の忙しさってスタッフも大変だったと思います。テープの保管っていうところまで手が回らなかったんだと思います。限界だったんだと思います。それに、彼らはもっと次へ次へと進んでいきましたから。それもあって、素材があちこちに散りばめられてしまって……。
――解散後も、それぞれソロ活動をすぐにスタートして行きましたもんね。
宮野:そうですね。そんなこともあってBOOWY解散後、ずいぶん経ってから「BOOWYのオーディオテープやフィルムがあるんですけど」って連絡があって各地へ取りに行ったこともあって。なので今回、『1224』の素材が発見されたことには驚きで。取りに行ったらなんとフィルムだったという。
――2017年12月24日にリリースする『1224 -THE ORIGINAL』は、一般販売される形では4K Ultra HDという現時点での最も最高なクオリティーですよね。なぜ、最高画質で残そうと思われたのでしょうか?
宮野:素材がフィルムだったので4Kにできるという話で。 映画会社の人に聞いたらフィルムのスキャニングは日本よりLAの方がオススメだって言われて。それで、ディレクターの前嶋さんと話して、スキャニングはLAでやろうってなりました。コストの問題もクリアになって、テープのクリーニングとスキャニングをして。で、オフラインをしたらユニバーサル側から、4K HDRで出したいという提案があって。
――おお。
宮野:そうするとスキャニングからやり直しになるんです。デジタル処理のできるPDX4Kで編集できるスタジオも限られていたので。あらためてLAでHDRのスキャニングをやり、4K HDRで編集をやれるスタジオを探すことになりました。ユニバーサルからはDVD、Blu-ray、4K Ultra HD Blu-rayの3フォーマットで出したいと話があって。そこでポイントは、いいカラーリストがいることだったんです。カラーリストとは、色を修正できる人です。ハリウッドは優秀なカラーリストがいるんですね。だったら、有名なカラーリストに頼みたいなって。
――音源で言うところのリマスタリング・エンジニア、みたいなことですね。
宮野:そうですね。で、僕は氷室さん仕事でベスト盤『Collective SOULS ?THE BEST OF BEST?』までLAで仕事をさせてもらっていて、で、ラッキーなことに氷室さんのソロ時代に知り合った人たちが探してくれて、レディオヘッドなどを手がけたGREGG GARVINに出会えました。1987年当時スーパー16mmでネガティヴ・フィルムで撮っていたことが、今回4K Ultra HD Blu-rayにできた大事な要素だったそうで、奇跡的だと言われました。とはいえ、フィルムへのゴミや傷がすごくて、とても修正には時間がかかりました。発売日はご存知の通り12月24日に決まってましたからね(苦笑)。早めに作業をスタートしていてよかったです。結果、パーフェクトな形で蘇りました。
――複雑な今回の作業において、LAには何回ぐらい行かれたのですか?
宮野:4回かな。GREGG GARVINもですけど、向こうのスタッフはみんな音楽を好きでしたね。
――日本のバンドを担当されたことなんてないですよね?
宮野:ですね。でも、ビックリされてましたよ。日本にこんなロックバンドがいたということを。1987年の映像でこれだけのパフォーマンスをやっていたことがすごいと評価もありました。ステージのデザイン、照明が生み出す世界観のすごさにも驚かれていました。みんなBOOWYに興味を持ってくれていました。ネットで調べてくれるんですけど全部日本語なんですよね。
――ああ、そうですよね。英語で残された資料とか無さそうですね。
宮野:BOOWYは日本でどんな活動をしていたのか? その後、メンバーはどうしているのかってずっと聞かれましたよ。
――氷室さんは、LAにいるっていう物語もありますもんね。
宮野:ですね。「スタジオには来るの?」なんて言われて、「いや、来ない来ない」って。
――こうやって『1224 -THE ORIGINAL』がリリースされることになりましたが、大変だったことはありますか?
宮野:フィルムでの撮影だったので、処理が本当奇跡的だったんです。フィルムがスーパー16で撮影されていたのが良かったみたいで。クオリティーが高いフィルムだったそうで「奇跡だよ」って言われました。フィルムの傷の直しとゴミ取りで相当な時間がかかりました。それで、僕の滞在も伸びて……。GREGG GARVINが頑張ってくれて。あと、映像に関する英語のマニアックな用語に悩まされましたね。
――?たしかに、そこは大変そうです。
宮野:日本でよく使う“オフライン”なんて言葉はLAでは使いませんからね(苦笑)。フォーマットとか色々あるので、日々勉強しながらでした。
――そうなんですね。カラーリングはどのぐらい期間かかったのですか?
宮野:DVDのカラーリングと、HDRのカラーリーングで2回やってるんですよ。6月からスタートして10月までかかって。
――12月24日のリリースはずらせないので、ドキドキなスケジュールですよね?
宮野:ほんとですよ。
――最初に確認されたときの感想は?
宮野:僕は途中経過でずっと観てきましたからね。ホッとしましたよね。
――完成した作品を観ていると、ライブバンドBOOWYのパーフェクトなスタイルが映像に刻まれていて感動しました。まさに、あらゆる時代を超えて継承していきたい素晴らしいライブ映像作品となりました。いま、音楽シーンのキーマンとして渋谷・宇田川町から最新のカルチャーを発信するDJとしても人気の『BOY』の27歳のオーナー奥冨直人さんを『1224 -THE ORIGINAL』の試写で招待したのですが、初見ながら感動されてました。店名名がバンドにつながるところと、氷室さんの当時の年齢と重なるという偶然もありました。
宮野:それは嬉しいですね。今回、4K Ultra HD Blu-rayで残すことにこだわったのは、少しでも長く、今後も綺麗なフォーマットとして保存、そして、次世代の音楽ファンに向けて残すことができればということにこだわりました。
――宮野さん的に、『1224 -THE ORIGINAL』をあらためて観て、客観的な発見はありましたか?
宮野:前嶋さんと最初に話したときに、どんな方向性にすべきかって話はしたんですよ。そのときに、僕と前嶋さんが一致したのはライブ・フィルムにしましょうと。VHSやDVDフォーマットで2001年に出した『1224』は奇跡のドキュメンタリーだったので。同じことをやってもしょうがないでしょうと。それであのスタイルになりました。あと、4Kのおかげで絵のクオリティーが高いので、カメラが寄らないところでもズームインができるんですね。メンバーの表情をより追ってみたり、意味合いが変わってきますよね。ライブ感が増したんですよ。そこはさすが前嶋さんだなって。
――気持ちまで伝わってくるようなシーンがありました。それこそ「Only You」での氷室さんと布袋さんのやり取りなんて鳥肌ものでした。ちょうど、前作『1224』では欠損していたシーンで布袋さんが映されていて、そこから氷室さんがサビでの“Only You”で、布袋さんを指したり。『1224 -THE ORIGINAL』によってはじめて伝わった名シーンです。そのあと、布袋さんが感極まっているように見えるんです。
宮野:思い出深いシーンがいっぱいありますね。もう、何百回も観てるんですよ。毎回感動してますから。最後はウルっと来ちゃうし。全然飽きなくて……。俺がいうのも変なことなんですけど。やっぱり、ライブが素晴らしかったんですよ。そこに尽きますね。とにかくステージングがすごい。
――このときまだ氷室さん27歳、布袋さん26歳とかなんですよね。そうやって考えると、土台となるリズムを固める松井(恒松)さんもまことさんもいて、BOOWYってすごいバンドなんだなって。
宮野:そうですね。海外レベルにおいても、とんでもないバンドだったんだと思いますよ。今回の件、そんなことを再確認できたのが嬉しかったですね。
――1987年にリリースされ最後のアルバムとなった『PSYCHOPATH』でも、BOOWYは挑戦し続けてましたもんね。あらためて聴くと英語詞の「PSYCHOPATH」がクールでカッコよすぎて。「PLASTIC BOMB」では、氷室さんと布袋さんに寄る掛け合いもあったり、新しいBOOWYサウンドをやられているんですよね。
宮野:ライブで、布袋さんが「CLOUDY HEART」や「MEMORY」で、ペダルオルガンを使っていたのも良くてね。このツアー『ROCK'N ROLL REVIEW DR.FEELMAN'S PSYCOPATHIC HEARTS CLUB BAND TOUR』でしか観れない、やっていない曲もあるんですよ。「季節が君だけを変える」とかね。
――ASIAN KUNG-FU GENERATIONのベースの山田(貴洋)さんが言ってましたけど、「LONGER THAN FOREVER」のテンポがめっちゃ早くなっていたって。
宮野:ふふふ(笑)。いろんな発見がありますよね。現状の中で4K HDRですらまだ普及はしてないんですけど、市場価格的には手に届きやすくなっていたので、より多くの人に観ていただきたくて4K Ultra HD Blu-ray化したので、たとえばBOOWYのことを知らない次世代のリスナーやアーティストにもBOOWYを知るきっかけになってくれたらいいなと思っています。
――BOOWYはバンドマンの教科書、いや永遠のバイブルだと思いますからね。氷室さんは、いわゆる解散宣言のMCでは“解散”って言葉を実は使ってないんですよね。でも、ラストであることは気持ちとして鮮烈に伝わって。そしてあらゆる感情を超えて「DREAMIN'」で駆け抜けていく凄み。この映像が残されていくことは、意義あることだと思っています。
宮野:僕は実はオープニングが大好きで。「LIAR GIRL」で、照明が開いて開いていくシーンが何回見ても飽きなくて。このバンドかっこいいんだなって。そこからはじまるわけで。頭から手を絶対に抜かないかカッコよさ。フルスロットルですよね。BOOWYって、すべてがカッコいいんですよ。
――なるほど。ちなみに「LIAR GIRL」オープニング映像は、そういえば収録できていないシーンもありましたよね? いろんな世界の著名人がサンプリング的に写っていて。
宮野:そうなんですよ。で映像自体で許諾が必要なシーンがありまして、そこは不可能でした。使えるギリギリのところからはじまっていますね。
――1987年12月24日のライブにおける解散宣言、宮野さんはどうされていましたか?
宮野:話は聞いていたけど、本当に解散したんだって打ちひしがれていましたね……。
――その後、ユイ音楽工房に1988年2月に宮野さんは入られるという。
宮野:土屋さんからDe-LAXのマネージャーをやらないかと声をかけられたんです。嬉しかったですよ。実はユイって僕にとって憧れの事務所だったし。
――そこから紆余曲折があって、氷室さんの原盤ディレクターを担当されることに。
宮野:そうなんです。ユイって事務所という会社と音楽出版という会社と2つのシステムを持っていたんです。僕が担当したのは「KISS ME」からですね。
――その「KISS ME」話とかたくさん聞きたいですけどねぇ。
宮野:でも、BOOWY話とは関係ないですからねぇ(笑)。
――ですねぇ。こうして『1224 -THE ORIGINAL』という日本ロック史上最高峰の作品に携われて、あらためて宮野さんにとってBOOWYとはどんな存在ですか?
宮野:いやぁ、やっぱり……。新宿ロフトからですからね。なんていうか、すぐそこにいた人たちがだんだん巨大なシーンで有名になっていく。超売れっ子になっていくわけですよ。とはいっても、メンバーは相変わらずに付き合ってくれたんです。そんな意味だとBOOWYって不思議な存在ですね。土屋さんとも仲よかったし。よく呑んでいたし。関係性が不思議でしたね。作品の話になると、HDR で是非見て欲しいなと思います。ライブがよりリアルに届くので。それを感じて欲しいですね。それにしてもいい曲ばっかりだよね。ただ、やっぱり切ないよね。「ONLY YOU」から「Dreamin'」への流れは毎回泣いちゃうんですよ。
―― BOOWY大好きですよね、宮野さんは。
宮野:ありがとう。『1224 -THE ORIGINAL』のエンドロールは最初は無音だったんですよ。ドキュメンタリーがテーマではなく、あくまでライブ映像にこだわることだったので。でも、LAで最終的に最後はやっぱりオーディエンスのアンコールの声まで入れようよって思って……。
――いろんな思いが交差しますね。
宮野:俺にとって「BOOWYは何?」って酷な質問だよ(苦笑)。だって近いもん……。最初のドラムの、木村(マモル)さんもよく知ってたから。でも、内輪の人間ではないし、不思議な関係だったんだよ。
――となると、BOOWYの『1224 -THE ORIGINAL』を圧倒的な最高画質で残せたことは大きな喜びですよね。
宮野:そうだね。奇跡的にフィルムで撮影されていたこともあって16対9の画角で残せる唯一の作品だったから。『LAST GIGS』はデジタル撮影だったからね。もうね、BOOWYは残念だけど商品化できるような素材は無いから。えっ、写真も撮るの?
――はい、一応。
宮野:照れるよね。ありがとうございます。
<インタビューを終えて>
『BOOWY STORY ARCHIVE』第14弾、宮野真一氏へのロングインタビュー。いかがでしたでしょうか。いちファンとしてBOOWYと出会い、紆余曲折を経てスタッフとなり、BOOWYという文化を次世代に継承することを常に考えていた方でした。さらに、ここでしか読めない映像作品『1224 -THE ORIGINAL』が完成に至るまでの秘話。その優しい人柄もあってか、たくさんの仲間に愛されたミュージックマンでした。宮野さん、これまでありがとうございました。
引き続き、ロックの歴史を変えたBOOWY伝説の物語を、関係者の証言を追い求めていきたいと思います。これら記憶と記録が、次世代の音楽シーンへの正しい継承となることを信じて。
 https://sp.boowyhunt.com/interview/?id=14

 

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 ┃ KING OF ROCK SHOW TOUR 1988~1989  ┃
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 11/19 日清パワーステーション
 11/22 大阪城ホール
‡11/24 名古屋レインボーホール
 01.SEX&CLASH&ROCK'N'ROLL 
 02.SHADOW BOXER
 03.LOVE&GAME 
 04.たどりついたらいつも雨降り 
 05.わがままジュリエット 
 06.CLOUDY HEART
 07.ALISON
 08.COME TOGETHER
 09.SAFFRAGET CITY
 10.GIVE IT TO ME
■00.SHUFFLE■演奏無
 11.STRANGER
 12.TO THE HIGHWAY
 13.ROXY
 14.MONY MONY 
 15.PUSSY CAT
 16.TASTE OF MONEY
 17.ANGEL
 ~ ENCORE ① ~
 18.HONKY TONKY CRAZY
 19.IMAGE DOWN
 ~ ENCORE ② ~
 20.DEAR ALGERNON
 http://blogs.yahoo.co.jp/c_taixian/57527911.html


 ┏━━━━━━━━━━┓┌─―――――┐
 ┃ 今日は何の日!? ┃|11月24日|
 ┗━━━━━━━━━━┛└─―――――┘
  http://www.cdjournal.com/main/calendar/20201124/todays/
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 ┃ ♪TOMMY GUN (トミーガン)♪ ┃
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 ┌─――――――――――――┐
 |1978(昭和53)年11月24日(金)|リリース
 └─――――――――――――┘映像◆http://youtu.be/bFHEuKkTa5k
 
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 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%B3_(%E6%9B%B2)
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3 (=^◇^=)O♂・・・・
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓ Official Live No.⑨
 ┃ regress or progress '96-'97  ┃‡12会場55公演=58万8368人
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛  2会場 3公演=16万2000人
 1996(平成八)年09月05日(木) 名古屋レインボーホール 03会場 05本目
 1996(平成八)年09月06日(金) 名古屋レインボーホール 03会場 06本目
 1996(平成八)年11月20日(水) 名古屋レインボーホール 03会場 33本目
 1996(平成八)年11月21日(木) 名古屋レインボーホール 03会場 34本目
 1996(平成八)年11月23日(土) 名古屋レインボーホール 03会場 35本目
‡1996(平成八)年11月24日(日) 名古屋レインボーホール 03会場 36本目
  01.innocent world
  02.LOVE
  03.虹の彼方へ
  04.All by myself
  05.and I close to you
  06.メインストリートに行こう
  07.ラヴ コネクション
  08.Round About~孤独の肖像~
  09.Over
  10.Dive
  11.シーラカンス
  12.手紙
  13.ありふれたLove Story~男女問題はいつも面倒だ~
  14.Mirror
  15.Making Songs
  16.名もなき詩
  17.So Let's Get Truth
  18.臨時ニュース
  19.マシンガンをぶっ放せ
  20.ゆりかごのある丘から
  21.虜
  22.花-Memento-Mori-
  23.深海
  24.Dance Dance Dance
  25.フラジャイル
  26.everybody goes-秩序のない現代にドロップキック-
  27.Tomorrow never knows
  ~encore~
  28.抱きしめたい
  備考・・・料金は6180円。5thアルバム『深海』発売後に開催。最も長い期間、最も多くの公演が行われたツアーで、1週間で5日もライブを行うこともあった。最も長期間かつ最も多数の公演が行われたツアーで、札幌真駒内アイスアリーナで8日間のうち6日をライブに費やしたヨ(=^◇^=)。コンセプトは「OUT OF DEEP SEA(深海からの脱出)」で中盤に本作をアレンジをほとんど加えずに曲順通り全曲演奏するという演出が取られた。Mr.Childrenの他のライブツアーと比べると異質な雰囲気を漂わせているヨ(=^◇^=)
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 http://www.mrchildren.jp/live/1996_regress.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/cherry39_home/11656321.html
 http://mrchildren.k-free.net/ ⇒ ライブへ
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 ┃ TERU(GLAY) 桜井和寿(Mr.Children) 絢香 加藤ミリヤ ♪生まれ来る子供たちのために♪ ┃
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 |2006(平成18)年11月24日(金)|「レッドリボンキャンペーン2006」特設サイト 配信開始
 |2006(平成18)年12月26日(火)|「レッドリボンキャンペーン2006」特設サイト 配信終了
 |2006(平成18)年12月 1日(金)|♪生まれ来る子供たちのために♪ 配信開始
 |2006(平成18)年12月 8日(金)|♪生まれ来る子供たちのために♪ 配信終了
 └─――――――――――――┘Yahoo! JAPANがエイズ予防を啓発する「レッドリボンキャンペーン2006」特設サイトを公開。期間は11月24日から12月26日まで。
■桜井和寿 RED RIBBON スピリチュアルソングに参加
 先日、Mr.Children公式サイトで発表されたように、RED RIBBON スピリチュアルソング「生まれ来る子供たちのために」に桜井さんが参加しています。この楽曲はラジオのみのオンエアということでしたが、どうやらネット上でも楽曲配信が行われるようですね。
エイズ予防啓発を目的に作られたRED RIBBON LIVE 2006スピリチュアルソング「生まれ来る子供たちのために」(作詞・作曲:小田和正、編曲・プロデュース:YANAGIMAN、ヴォーカル:TERU(GLAY)、桜井和寿(Mr.Children)、絢香、加藤ミリヤ、監修:山本シュウ)の楽曲を配信する。配信期間は12月1日~12月8日。(引用:RBB Today)
配信期間が短いので忘れないようにしないとネ(^_-)-☆
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 http://uchoten.jugem.jp/?eid=1496 http://ja.wikipedia.org/wiki/Ap_bank
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 ┃ 『同窓会』 ┃ 日本テレビ
 ┗━━━━━━━┛22:00~22:54
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 |1993(平成五)年11月24日(水) 第06回「男と男、女と女」|
 └─―――――――――─――――――――――――――┘
    主題歌・・・♪CROSS ROAD♪ Mr.Children(ドラマ主題歌1回目) ※日本テレビ系ドラマ主題歌01回目
  平均視聴率・・・17.0% 視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ
  主題歌映像◆http://youtu.be/qD_QROuc_Mk
  )
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 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=1725
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E7%AA%93%E4%BC%9A_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ Golden Circle vol.01 ┃
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 ┌─――――――――――――┐
 |2001(平成13)年11月24日(土)|渋谷 club asia
 |2001(平成13)年11月25日(日)|渋谷 club asia 
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********************** http://goldencircle.jp/archive01.html
 http://ja.wikipedia.org/wiki/Golden_Circle_(%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88)
 http://en.wikipedia.org/wiki/At_the_Golden_Circle_Stockholm
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 ┏━━━━━━━┓
 ┃ 『殴る女』 ┃フジテレビ系列
 ┗━━━━━━━┛ 21時台放送
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 |1998(平成十)年11月24日(火) 7th ROUND「ケンカの良い所は仲直りできる事」 |
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    主題歌・・・♪終わりなき旅♪ Mr.Children(ドラマ主題歌6回目) フジテレビ系ドラマ主題歌4回目
     備考・・・1998年2回目のMr.Childrenドラマ主題歌
     演出・・・
    視聴率・・・10.4%
  平均視聴率・・・10.1% 視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ
 ROUND 1998年11月24日  小椋久雄  
 PV映像◆http://youtu.be/sq-Op--fX80
 
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 主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=10568
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AE%B4%E3%82%8B%E5%A5%B3
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 ┃ 『ap bank radio  NEO RESONANCE』 ┃TOKYO FM&JFN 38 STATIONS
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛23:30~23:55
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 |2013(平成25)年11月24日(日)|小林武史×エリイ「輪廻転生」
 └─――――――――――――┘ダライ・ラマさんが来日。何年かにいっぺんは来ている。知り合いがトークセッションをしていた。トークは英語。流暢では無いけれど訛った感じでガシガシ話す方。ダライ・ラマさんは亡くなってから選ぶ何人かがいて次の代が選ばれる。ダライ・ラマさんは雲の上の存在で神がかった事を言っているような人ではない。もの凄くズカズカとものを言い、瀬戸内寂照さんよりはシニカルじゃない。もっと直球で言う感じという印象。今の日本の中においてダライ・ラマという人とどう対峙するのか、良いのか悪いのかも含めて、アレルギーもある。対中国の事があるから。2年前に政治的指導者の立場からは引退。チベットから離れてインドに移っていった。あらゆる宗教の行為を弾圧し、チベット仏教というのが中国統治から逃れていた。チベットにはチベットの僧侶が沢山いて修行を重ねていたけれど、それに対していつも力ずくでは無いけれどずっと続けている仲で時々衝突が起こって人が死ぬ事がずっと繰り返されて来ているから、中国政府のチベットに対する政策に対してこの間天安門で焼身自殺もあった。それをダライ・ラマさんが政治的指導者を降りたkらかもしれないけれど、宗教家として自分の命を捧げてメッセージをするという事をある一定の評価をして、かつ心が痛むという事。そういう事をダライ・ラマさんが言う事を中国政府は最も嫌う。紙の領域みたいな所からのリーダーシップ。それは争いようもない。共産主義という事が色んな形で異化しながら中国の中でバランスをとりながらリーダーシップをとろうとしているから邪魔だろうと思う。そもそも世界の人達は宗教の事が自由。この世界をどう捉えていくかという事に対して。しかも歴史が脈々とあって、チベット仏教の中に仏教が元々持っていたものが残っているという人もいる。西洋の考え方が人間中心で、キリスト教、イスラム教が一神教で人間が中心の世界のあり方を問うているけれど、仏教は色んな命との繋がり、命の連鎖というものを問うている。そういう意味ではap bankとかで人間の都合で色々やっている事に対して、もうちょっと僕らが謙虚にならなくちゃ、自然とのバランスなどに対してそういうバランスを取れるような事が必要になって来ているのでは無いか?ということはアジア的な仏教からの流れという事に宿っていると思っている。そういう事がある中で中国ではどのくらいなのか?住んでいないから分からないこれでなければならないと言っている感じ。今の日中の関係を見てもなかなか強面で大変そう。僕ら日本じゃなくてチベットに対しての感覚がどういうものなのか。仏教が全部では無いけれど、命が輪廻転生というのがある程度信じられている。これだけ聞くとイスラム教徒の自爆テロみたいな事にも通ずる所もある。そういう死に方をすると来世にランクが上がるみたいな。9・11のテロで飛行機で突っ込んでいった事とか。日本の神風はそこまででは無いけれど世界的にはそういう風に言われたりもしている所もある。ダライ・ラマさんのこの発言でちょっと客観的に見て引っかかる部分があるのは、世界は輪廻転生のそのような事を良しとして良いのか。来世があると信じて生きているのと、今だけを生きているのでは全然別。今度の零戦の映画「永遠の0」。もうすぐ公開になる。凄く泣ける小説であり映画らしいけれど、そこの中で出てくるのは主人公が最後の最後まで生き延びようとする事を、零戦の凄い乗り手だったけれど命を怖がって逃げてくるように写るという戦友達の証言からはじまる。いかに命というものを、例えば国の為や誰かの為に捨てるのではなく、家族や大切な人も含めてその為にどれくらい命を守ろうとする事の為に色々やっていたのかという話。最後の最後に死んでいく潔さがある。それだけ命が惜しいと言っても実は惜しい訳では無い。この焼身自殺の話もそうだけれど難しい話。零戦の乗り手はやはり追いつめられて行く。特攻隊に志願しないでいるのは、男のくせにというという雰囲気。指導者はそう言いながら自分たちは引く場所を作っている。結局フェアプレー精神のようなことがちょっと欠けている。言うだけ言ってさっと引く。エリイさんのご推薦でベネチアビエンナーレに行って来て、実はその中で中国館がよかった。日本館と中国館が別の意味で凄く良くて、近隣諸国の関係だけれど通ずるものを感じた。
************* http://www.tfm.co.jp/apradio/guest131124.html
 http://ja.wikipedia.org/wiki/Ap_bank_radio!_THE_LAST_WAVE
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