過去の今日の出来事etSETOraですヨ(=^◇^=)

過去の今日のTHE BEATLESだヨ(=^◇^=)


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 ┃ A-side ♪PLEASE PLEASE ME♪ ┃Single record by THE BEATLES
 ┃ B-side ♪ASK ME WHY♪    ┃
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 1963(昭和38)年01月11日(fri) UK released ※(mono)
 1963(昭和38)年02月07日(thu) US released ※Wikipedia English version
‡1963(昭和38)年02月20日(wed) US released ※THE BEATLES RECORD COLLECTION
 1963(昭和38)年02月25日(mon) US released ※Wikipedia Japanese version
 1964(昭和39)年02月10日(mon) JP released ※THE BEATLES RECORD COLLECTION
 1964(昭和39)年03月05日(thu) JP released ※Wikipedia Japanese version
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 https://en.wikipedia.org/wiki/Please_Please_Me_(song)
 http://rock-t.info/beatles-discography-pleasepleaseme-askmewhy.html
 英http://yokono.co.uk/collection/beatles/uk/single/single_original_p1.html##2-1
 米http://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/single/usa_single_noncapiol_vj.html##1-1
 日http://yokono.co.uk/collection/beatles/japanese/single/or_1024.html
 https://music.amazon.co.jp/albums/B07FT5QSR3
 https://music.amazon.co.jp/albums/B07FSQBYW1
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 ┃ THE BEATLES  America Single Release ┃
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 01.1963(昭和38)年02月07日(thu) 1 1 VEE-JAY VJ-498 ♪Please Please Me♪(1)/♪Ask Me Why♪
 01.1963(昭和38)年02月25日(mon) 1 1 VEE-JAY VJ-498 ♪Please Please Me♪(1)/♪Ask Me Why♪
‡01.1963(昭和38)年02月20日(wed) 1 1 VEE-JAY VJ-498 ♪Please Please Me♪(1)/♪Ask Me Why♪
  ■発売日別説 2/20■http://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/single/usa_single_noncapiol_vj.html##1-1
 02.1963(昭和38)年05月27日(mon) 2 2 VEE-JAY VJ-522 ♪From Me To You♪(1)/♪Thank You Girl♪ 
 02.1963(昭和38)年05月06日(mon) 2 2 VEE-JAY VJ-522 ♪From Me To You♪(1)/♪Thank You Girl♪
  ■発売日別説 5/6■http://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/single/usa_single_noncapiol_vj.html
 03.1963(昭和38)年09月16日(mon) 3 1 Swan 4152   ♪She Loves You♪/♪I'll Get You♪(1)【米;2週1位】
 04.1963(昭和38)年12月26日(thu) 4 01 Capitol 5112 ♪I Want To Hold Your Hand♪/♪I Saw Her Standing There♪【米;7週1位/14位】
*************************** http://www.uta-net.com/song/8783
 http://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/single/usa_single.html
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%81%AE%E4%BD%9C%E5%93%81
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 ┃ 『THE BEATLES ANTHOLOGY 1』 ┃
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 1995(平成七)年11月20日(mon) UK Released
 1995(平成七)年11月21日(tue) US Released
 1995(平成七)年11月21日(tue) JP Released
□Disc one (CD1)
◎LP A-side (Record Disc 1)
 01."Free as a Bird" John Lennon, Paul McCartney, George Harrison, Ringo Starr
‡1977(昭和52)年2月XX日(???) The Dakota, New York City, New York  4:25
 1994(平成六)年3月XX日(???) The Mill Studio, Sussex, UK[citation needed]
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 https://music.amazon.co.jp/albums/B07FTWQN3X
 https://music.amazon.co.jp/albums/B01DJHDFSO
 https://en.wikipedia.org/wiki/Anthology_1
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 ┃ 『THE BEATLES ANTHOLOGY 2』 ┃
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 1996(平成八)年3月18日(mon) JP Released
 1996(平成八)年3月18日(mon) UK Released
 1996(平成八)年3月19日(tue) US Released
◇Disc one (CD1)
◎LP A-side (Record Disc 1)
‡1965(昭和40)年02月20日(sat) EMI Studios 2:27
  06."That Means a Lot" (Take 1)
◇Disc two (CD2)
◎LP E-side (Record Disc 3)
 1967(昭和42)年02月17日(fri) EMI Studios 2:34
‡1967(昭和42)年02月20日(mon) EMI Studios 2:34
  09."Being for the Benefit of Mr. Kite! (Take 7)"
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 https://music.amazon.co.jp/albums/B01DJHE4YS
 https://music.amazon.co.jp/albums/B07FTBJ8VJ
 https://en.wikipedia.org/wiki/Anthology_2
 https://music.amazon.co.jp/albums/B00H77Z0I6
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①┃ THE BEATLES of 1963  ┃(wed)20 February
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 Recording session:EMI Studio 1, 10.30 am - 1.00 pm
 ♪Misery♪ (overdub takes 12-16)
 ♪Baby It's You♪ (overdub takes 4-6)
 The Beatles did not attend this session at which George Martin overdubbed keyboards on two numbers. 
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 Radio broadcast (live):『Parade Of The Pops』
 Playhouse Theatre, Northumberland Avenue, London
 rehearsal: 11.15 am
 broadcast: 12.31 pm - 01.30 pm, BBC Light Programme
 ♪Love Me Do♪
 ♪Please Please Me♪
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 Concert: Swimming Baths, St James Street, Doncaster, Yorkshire
 "Drummer Colin Berriman was playing with Steve Cassidy And The Escorts at a West Yorkshire public swimming pool that had been boarded over to create a dance floor. Also on the bill were The Beatles. 
 He said: "I was tuning up and Ringo Starr said to me: `That's a real lovely roll that you do, it's so smooth'. And so I showed Ringo Starr how to do a roll.""
 Source:(mon)18 November 2002『Evening Press』
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②┃ THE BEATLES of 1963  ┃(fri)22 March
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 UK LP release:『PLEASE PLEASE ME』
 Parlophone PMC 1202 (mono)
 Photo◆Rough paste-up advertisement for『Please Please Me』.
 Photo◆Paul McCartney's rough cover sketch for The Beatles' first LP, using George Martin's proposed title.
 Photo◆Angus McBean took the『PLEASE PLEASE ME』cover photo (and the others above) 
‡(sat)16 or (wed)20 February at EMI House, Manchester Square.
 Photo◆Bandleader Joe Loss posing on the EMI stairwell in 1961.
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 ①http://www.multiplusbooks.com/630220.html
 ②http://www.multiplusbooks.com/630322.html
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 ┃ ビートルズ詳解 The Beatles’Corpus ┃
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①1962(昭和37)年02月20日(火) ライヴ演奏:フローラル・ホール/サウスポート
②1963(昭和38)年02月20日(水) ラジオ出演『Parade Of The Pops』/ロンドン (初)
③1963(昭和38)年02月20日(水) ライヴ演奏 セント・ジェームズ・スイミング・バス/ドンカスター
④1963(昭和38)年02月20日(水) オーバー・ダブ:♪Misery♪/♪Baby It's You♪
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①1962(昭和37)年02月20日(火) ライヴ演奏:フローラル・ホール/サウスポート
 これはランカシャー・サウスポート (Southport, Lancashire) のプロムナード (Promenade) にある、フローラル・ホール (Floral Hall) へのビートルズの初めての出演だった。これはブライアン・エプスタイン (Brian Epstein) がビートルズのマネージャーとなって以降では、最大のショーだったかもしれない。このホールは階段状の座席と金ラメの垂れ幕を備えた劇場であった。このイベントは広告チラシには『ロックン・トラッド・スペクタキュラー (Rock 'n' Trad Spectacular)』というタイトルが書かれていた。ビートルズの他に、ジェリー&ザ・ペースメーカーズ (Gerry & The Pacemakers)、ロリー・ストーム&ザ・ハリーケーンズ (Rory Storm & The Hurricanes)、クリス・ハミルトン・ジャズメン (Chris Hamilton Jazzmen) も出演した。フローラル・ホールは1930年代に建造され、1973(昭和48)年に増築されてサウスポート・シアター (Southport Theatre) の一部となって、今日でも利用されている。
 ビートルズはフローラル・ホールに4回出演しているヨ(=^◇^=)
‡1962(昭和37)年02月20日
 1962(昭和37)年11月20日
 1963(昭和38)年04月23日
 1963(昭和38)年10月15日
②1963(昭和38)年02月20日(水) ラジオ出演『Parade Of The Pops』/ロンドン (初)
 前夜キャバーン・クラブ (Cavern Club) のイブニングショーに出演した後、ビートルズはBBCライトプログラムのラジオ番組『パレード・オブ・ザ・ポップス (Parade Of The Pops)』に出演するため、車でロンドンにやって来た。会場はノーサンバーランド通り (Northumberland Avenue) のプレイハウス・シアター (Playhouse Theatre) で、彼らは11:15amからリハーサルに入り、12:31pm~1:30pmの生放送で『Love Me Do』と『Please Please Me』の2曲を演奏する。このショーのプレゼンターはデニー・ピアシー (Denny Piercy) であった。生放送のラジオ番組でビートルズが生演奏するのはこれが最初であった。この後彼らは、この日の夜にヨークシャーのドンカスター (Doncaster, Yorkshire) で開催されるショーに出演するため、160マイルを移動する。
③1963(昭和38)年02月20日(水) ライヴ演奏 セント・ジェームズ・スイミング・バス/ドンカスター
 ロンドンでBBCのラジオ番組に生出演した後、ビートルズは160マイルを旅してヨークシャー (Yorkshire) のドンカスター (Doncaster) にあるセント・ジェームズ・スイミング・バス (St. James Swimming Baths) にやって来た。ここは通常はトルコ風呂またはスイミング・プールとして利用されていたが、このプールを板で覆えばダンスホールとしても使うことができた。このヴィクトリア朝風の会場に彼らが出演するのはこれ1度きりである。しかしヨークシャー・ドンカスターではこの他にもう4回の公演を行っている。
④1963(昭和38)年02月20日(水) オーバー・ダブ:♪Misery♪/♪Baby It's You♪
      場所:EMIアビーロード第1スタジオ (Studio1/EMI Studios, Abbey Road) 
 プロデューサー:ジョージ・マーティン (George Martin)
   エンジニア:スチュアート・エルサム (Stuart Eltham)
    録音楽曲:♪Misery♪/♪Baby It's You♪
 ビートルズはこの夜ヨークシャー・ドンカスター (Doncaster, Yorkshire) で開催されるショーに旅立つ前に、ラジオ番組に生出演するためロンドンに来ていたのだが、この『Please Please Me』アルバムのオーバー・ダブ・セッションには彼らは参加していない。この日、プロデューサーのジョージ・マーティン (George Martin) は、10:30am~1:00pmに『Please Please Me』アルバムに収録される2曲の基本トラックに音を重ねた。まずは『Misery』にピアノのパートを重ねた。次に『Baby It's You』にピアノとチェレスタのパートを重ねたが、ピアノを重ねたテイクは採用されなかった。このセッションでのテープ操作手はジェフ・エメリック (Geoff Emeric) だった。1966年以降のビートルズのレコーディングにおける音響技師としての彼の貢献は、彼らのサウンドの発展にとってきわめて重大であった。
⑤1963(昭和38)年02月11日(月) 録音:アルバム『PLEASE PLEASE ME』/ロンドン
      場所:EMIアビーロード第2スタジオ (Studio2/EMI Studios, Abbey Road) 
 プロデューサー:ジョージ・マーティン (George Martin)
   エンジニア:ノーマン・スミス (Norman Smith) 
    録音楽曲:There's A Place,  I Saw Her Standing There,  A Taste Of Honey, Do You Want To Know A Secret,  Misery,  Hold Me Tight,  Anna,  Boys, Chains,  Baby It's You,  Twist And Shout
 ビートルズはこの日、アビーロード第2スタジオでのレコーディング・セッションで、デビューアルバム『Please Please Me』に収録される10曲を録音した。アビーロードスタジオとは、ロンドンのセント・ジョンズ・ウッド (St. John's Wood) アビー・ロード (Abbey Road) 3番にあるEMIスタジオの通称である。この日1日を通して3回のセッションが行われ、レコーディングが終了したのは10:45pmであった。2回のセッションはあらかじめ予定されていたものだが、3回目のセッションは追加で行われたものであった。
 リチャード・ランガム (テープ操作手)『Prosoundsnews.com』あれはとても寒い朝で、僕は彼らのことは何も知らなかった。実のところ僕はエンジニアのノーマン・スミスに「彼らは誰?」「誰がどの人?」と尋ねなければならなかった。そこで彼は僕や他の人に彼らを紹介した。彼らのスケジュールは過密で、前夜の公演を終えた後にロンドンに直行していた。それでも彼らは疲れも見せず、録音に来る他のグループと変わりなかった。 僕らは彼らの道具を運び入れてセッティングするのを手伝った。彼らは国中を忙しく駆け巡っていたので、アンプには故障や不具合があったのかもしれないが、彼らのアンプの裏には背蓋がなかった。それらはただの箱とスピーカーだった。それらをセッティングしながらゴミが無いかと内部をのぞき込むと、紙グズがいくつも入っていたので取り出した。その紙クズは女の子がフロアからステージに投げ込んだメモだった。それには「この曲を演ってください」とか「これは私の電話番号です」などと書いてあった。彼らはそれらを一応読んだ後、アンプの後ろに投げ入れたんだろうと僕は思ったが、アンプの中にはこんな紙クズがたくさん詰まっていたんだよ。
 1回目のセッションは10:00amに始まる。ビートルズはまず『There's A Place』を10テイク録り、それからその時点では「Seventeen」という仮のタイトルが付けられていた『I Saw Her Standing There』を9テイク録った。この第1セッションは1:00pmに終了して、スタジオのスタッフは昼飯に出かけたが、ビートルズはそのままスタジオに残った。
 リチャード・ランガム (テープ操作手)『The Complete Beatles Recording Sessions』マーク・ルイソン ⇒ 僕らは「休憩しよう」と彼らに言ったが、彼らは残ってリハーサルしたいと言った。だからジョージとノーマンと僕がヒーローズ・オブ・アルマ (Heroes Of Alma) にパイで一杯やりに出かけている間、彼らはミルクを飲みながらそこにいたんだ。僕らが戻った時も、彼らはまだ演奏していた。僕らは信じられなかった。昼飯も食わずにぶっ通しで演奏し続けるグループなんてそれまで見たことがなかったんだ。
 2回目のセッションは2:30pmに始まり、6:00pmに終わる。ビートルズは『A Taste Of Honey』からスタートした。ベスト・バージョンはテイク5で、後にそれに対してポール・マッカートニーがダブル・トラッキング (Double Tracking) によりヴォーカルを重ねた。このオーバー・ダブ (Over Dub) は2テイク録られ、最終バージョンはテイク7となる。そのオーバー・ダブが録られるまでの時間に、彼らはジョージ・ハリスンをリード・ヴォーカルとして『Do You Want To Know A Secret』を8テイク録る。その2曲が完了すると、ジョン・レノンは『There's A Place』にハーモニカを重ねるオーバー・ダブが3テイク録られた。また『I Saw Her Standing There』に手拍子を重ねるオーバー・ダブを1テイク録った。この午後のセッションで最後に録られたのは『Misery』で、これははじめはヘレン・シャピロ (Helen Shapiro) に贈られたレノン=マッカートニーのオリジナル曲である。この曲の録音は倍速のテープスピード (30インチ/秒) で録音された。これは後日ジョージ・マーティンが遅いテンポでピアノを重ね録りできるようにするためである。このオーバー・ダブは
‡1963(昭和38)年02月20日(水)にジョージ・マーティンによってなされるが、その時ビートルズは出席していない。この日3回目のセッションは7:30pm~10:45pmに行われた。これは本来10:00pmに終了予定だったが45分延びてしまった。ビートルズはまず『Hold Me Tight』を13テイク録った。これは後にセカンド・アルバムの『With The Beatles』のレコーディング時に、再び録音し直される。この日に録られた『Hold Me Tight』は、最後まで演奏しているのは2つのテイクのみであった。5つはスタートでつまづき、1つは途中で流れた。4つのテイクは後でつなぎ合わせて使えるようにした編集用の断片であった。テイク9とテイク13が最終バージョンになる予定であったが、その予定は変更となり、またその録音テープは破棄された。その後彼らはアーサー・アレクサンダー (Arthur Alexander) の『Anna (Go To Him)』を3テイク録り、『Boys』を1テイク録った。ここではリンゴ・スターがヴォーカルとドラムスを同時に演っている。EMIスタジオは通常10:00頃には閉まるのであるが、アルバムをつくるにはもう1曲分足りなかった。何を入れるべきかの議論が休憩所で行われ、4~5の案が出た。
 ノーマン・スミス(音響技師)『The Complete Beatles Recording Sessions』マーク・ルイソン ⇒ 誰かがジョンのヴォーカルで『Twist And Shout』を演ろうと提案した。アイズレー・ブラザーズ (Isley Brothers) の古いナンバーだ。しかし開始から12時間が経過していたこの頃には、彼らの喉は疲れ傷んでいた。ジョンは特に声が出ないほどだったので、まずそれをなんとかしなければならなかった。ビートルズはスタジオのフロアにいて、僕らは調整室にいた。ジョンがZubes (のど飴の商品名) をもう2つ口に入れ、ミルクでうがいをして吐き出した後、僕らは始めた。 
 ビートルズはステージで『Twist And Shout』をすでに数ヶ月演奏していたが、通常しめくくりのラストナンバーとして使っていた。そしてこの日もそうだった。彼らの全エネルギーをこの最終曲にチャージし、むきだしの心でジョンが叫ぶ。
 ジョン・レノン 1976(昭和51)年『ANTHOLOGY』最後の曲ではほとんど死にそうだった。僕の声はその後長いこと元に戻らなかった。僕の喉は何か飲み込むたびに、まるで紙やすりのようだった。ぼくはいつもあれをすごく恥じていた。本当はもっとうまく歌えたからだ。でも今となってはどうでもいい。全力を尽くしている狂乱男だった僕の様子を聞くことができるよ。 
 2つのテイクが録られたが、最初に録られたテイクがアルバム『PLEASE PLEASE ME』に採用収録された。2番めのテイクは最後まで歌いきってはいるが、その声は使いものにならないほどに枯れていた。スタジオにいた誰もが、何か本当に特別な経験をしたようにその時感じた。そしてその録音が終わると、ビートルズはプレイバックを聞くために調整室への階段を昇る。
 リチャード・ランガム (テープ操作手)『The Complete Beatles Recording Sessions』マーク・ルイソン ⇒ 通常のセッションは10:00pmを超えることはまず無い。10:05pmにセント・ジョンズ・ウッド駅 (St. John's Wood Station) に行けば、帰ろうとしているミュージシャンの半数に会えるよ。でもこの時は1回プレイバックを聞いた後に、彼らはもう1度何曲かのプレイバックを聞きたいと言ってきかなかった。僕はノーマンと時計を見て言った。「なあ、僕は明日の朝9時にはここに来てなきゃならないんだ。どうやって家に帰ればいいんだよ。」するとブライアン・エプスタインが「もう1度テープをプレイバックしてくれるなら、僕が車で送ってくよ」と言った。それで僕はテープを回し、彼は自分の小さなフォード・アングリア (Ford Anglia) を運転して、カムデン・タウン (Camden Town) まで僕を送ってくれた。 
⑥1962(昭和37)年02月12日(月) ラジオオーディション:BBC放送ハウス/マンチェスター
 ビートルズのマネージメントを引き受けて以来、ブライアン・エプスタイン (Brian Epstein) は、リヴァプールのクラブで行うショー以外の分野に視野を広げていた。彼はビートルズがもっと立派で有名なダンスホールや劇場で演奏し、テレビやラジオにも出演し、ひいてはそれによってレコード会社との契約を獲得したいと望んでいた。
 1962(昭和37)年01月10日(水)、彼はBBCのマンチェスター本部を訪れ、3ページにおよぶバラエティ部局のオーディション申請書を完備して提出した。ビートルズがラジオプロデューサーの前でオーディションを受ければ、そのプロデューサーはビートルズの番組出演を依頼してくるかもしれない、と期待したのであった。エプスタインの申請は受理され、この日ビートルズはマンチェスターのピカデリー (Piccadilly, Manchester) にあるBBCに行き、ピーター・ピルビーム (Peter Pilbeam) の前で演奏した。彼はティーンエージャーをターゲットにしたラジオ番組のプロデューサーで、その番組はイングランドの北西部で制作され、全国に放送されていた。ビートルズはこの時4曲を演奏している。はじめの2曲はポールが歌い、後の2曲はジョンがリード・ヴォーカルをとった。
 ・Like Dreamers Do
 ・Till There Was You
 ・Memphis, Tennessee
 ・Hello Little Girl エプスタインの申請書の裏に書かれた、ピルビームのビートルズに対する短評には「マッカートニー NO」「レノン YES」とメモされている。彼のビートルズの総合的な評価は「変わったグループ。ロックンロールと言うより、C&W的な演奏の傾向。」
 しかし彼の査定には決定的な言葉が含まれていた。「YES、
 1962(昭和37)年03月07日(水)のTT'sにブッキング。」TT'sとは『Teenager's Turn』という番組名の略である。ビートルズの番組出演に関する契約書が
‡1962(昭和37)年02月20日(火)にBBCから発行され、そして
 1962(昭和37)年03月07日(水)にマンチェスターのプレイハウス・シアター (Playhouse Theatre) で収録が行われる。
⑦ビートルズはドンカスターでは都合5回のショーを行っている。この日の他は
 1962(昭和37)年08月08日(水)
 1963(昭和38)年02月05日(火)
‡1963(昭和38)年02月20日(水)
 1963(昭和38)年03月22日(金)
 1963(昭和38)年12月10日(火)
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 ①https://gejirin.com/beatles/history/1962/19620220_live_Floral.html
 ②https://gejirin.com/beatles/history/1963/19630220-2_radio_ParadeOfPops.html
 ③https://gejirin.com/beatles/history/1963/19630220-3_live_StJamesSwimmingBaths.html
 ④https://gejirin.com/beatles/history/1963/19630220_overdub_Misery_BabyItsYou.html
 ⑤https://gejirin.com/beatles/history/1963/19630211_rec_album_PleasePleaseMe.html
 ⑥https://gejirin.com/beatles/history/1962/19620212_BBCRadioAudition.html
 ⑦https://gejirin.com/beatles/history/1962/19620808_live_Co-op.html
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 ┃ THE BEATLES HISTORY ┃| February 20|051
 ┃    ザ・ビートルズの今日の出来事   ┃| 2月20日 |
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 1961(昭和36)年02月20日(月) チャス・ニュービーが抜けてベーシスト不在だったが、この年の1~3月にかけての間にポールが担当することに決まった。ジョンとジョージは絶対にベースはやらないと頑として拒否。半ば強引にポールがベースを担当すること(させられた)になったという。この頃は「ソリッド7」という安物のベースに、どこからかこっそり調達してきたピアノの弦を「3本」張って使っていた。
 1964(昭和39)年02月20日(木) マイアミ・ビーチで休日を過ごす
 1965(昭和40)年02月20日(土) EMI第2スタジオでレコーディング。「If You've Got Trouble」他「That A Means A lot」は正午から午後5時15分の間に2テイクレコーディング。午前11時から正午までのセッションでは「If You've Got Trouble」「Tell Me What You See」「You're Going To Lose That Girl」のモノ・ミックス、午後5時15分から6時までのセッションでは「That A Means A Lot」「You've Got To Hide Your Love Away」のモノ・ミックスが作られた。
********** http://www.thebeatles.co.jp/contents/index2.htm
 http://www.beatlelinks.net/forums/showthread.php?t=16918
 http://beatlesdiary.web.fc2.com/day/002/0220.html
 https://blogs.yahoo.co.jp/fab4city/15658432.html
 http://www.beatlesagain.com/bhistory.html
 楽曲資料https://beatlesdata.info
 歌詞充実http://tsugu.cside.com/index.html
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 映像◆Beatles in Miami 
‡February 13-20, 1964
 https://vimeo.com/201664372

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①┃ OTHER VENUES PLAYED IN FEBRUARY 1962 ┃
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‡(tue)20 February 1962  Floral Hall Southport
 Photographer: unknown
 These are stills taken from the earliest known film footage of The Beatles. There is some debate over the date and venue. I have chosen the info presented here based on John Winn's speculation in his book Way Beyond Compare. Some folks believe this is 14 February 1961 at The Cassanova Club. In adddtion, new info was presented indicating this might be 10 February 1962 at St. Paul's Church Hall in Birkenhead. See the bottom of the page for further analysis of this clip.
 Note・・・The Beatles also played The Cavern several times and The Casbah one time but this is certainly neither of those clubs
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②┃ The Savage Young Beatles 1950s 1962 ┃
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‡(sat)10 February 1962 St. Paul's Church Hall, Birkenhead
 Photographer: unknown
 These are stills taken from the earliest known film footage of The Beatles. There is some debate over the date and venue. I have chosen the info presented here based on John Winn's speculation in his book Way Beyond Compare. Some folks believe this is 14 February 1961 at The Cassanova Club. In adddtion, new info was presented indicating this might be 10 February 1962 at St. Paul's Church Hall in Birkenhead. See the bottom of the page for date further analysis of this clip. This clip used to be featured here but the Pete Best camp requested it be removed. Because they've been good to me, I've honored that request. The complete clip can be found on the inexpensive DVD titled Best Of The Beatles. It's also out there on the internet if you know where to look. - Gold lame curtains can be seen behind the band. - In The Complete Beatles Chronicle, Mark Lewisohn states that Floral Hall, where The Beatles played on 
●20 February 1962, had gold lame curtains. While it is very possible that other venues also had gold lame, Floral Hall seems like a plausible guess for the venue and thus, the date, of the film. - However, a recent bit of info provided to me by Pete Best indicates that this might, in fact, be 10 February 1962 at St. Paul's Church Hall in Birkenhead. PETE: "We think the cine footage is in St Pauls church Hall in Birkenhead and not the Floral Hall (we have the ticket from St Paul's) and we have another spool of the cine that the clip was taken from this is being checked out as we speak."Since Valentine hearts are seen, it seems logical that the hearts would be up four days before Valentine's Day as opposed to six days after on 
●20 February (i.e. the Floral Hall show).
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 ①http://www.beatlesource.com/savage/1962/62.02.20%20Floral%20Hall/62..02.20floralhall.html
 ②http://www.beatlesource.com/savage/1962/62.02.10%20birkenhead/62.02.10birkenhead.html
 http://www.beatlesource.com/savage/1962/62.04.13-05.31%20star%20club/03/62.04-05starclub3.html
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 ┃ 『PARADE OF THE POPS』 ┃BBC 8th appearance
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 ‡1963/2/20(wed)   rec. 12:31-1:30pm The Playhouse Theatre, Manchester
 ‡1963/2/20(wed) trans. broadcast
  Recording for BBC's『PARADE OF THE POPS』
  ♪Love Me Do♪
  ♪Please Please Me♪    1st live show for the BBC
********* https://en.wikipedia.org/wiki/Dig_It_(Beatles_song)
 http://beatleslist.web.fc2.com/bbc.html http://www.webers-records.com/134_1420.html
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ Winter 1963 UK Tour, Part 2 ┃THE BEATLES SHOW
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‡No.30 08 (wed)20 February 1963 Doncaster, England, Swimming Baths 
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 https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_the_Beatles%27_live_performances
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  ┛THE BEATLES 1963 Recording Sessions ┛Studio 1
 ┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛10:30am-1:00pm
 ┏━━━━━━━━━━┓
①┃ ♪MISERY♪ ┃overdub takes 12-16
 ┗━━━━━━━━━━┛No.2 ■レコラス(ト)?■ビートルズメンバー不在でピアノのオーバーダビングが行われた。ピアノをプレイしたのはプロデューサーであるジョージ・マーティン卿。シンプルな曲調にもかかわらず、ベーシックテイクは11を数え、最終的にオーバーダビングを加えた第16テイクが採用された。
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②┃ ♪BABY IT'S YOU♪  ┃overdub takes 4-6
 ┗━━━━━━━━━━━┛No.2 ■レコラス(ト)?■
  Martin adds piano to ♪MISERY♪ and celeste to ♪BABY IT'S YOU♪. 1st Emerick's session.
  Producer: George Martin
  Engineer: Stuart Eltham
  2nd Engineer: Geoff Emerick
 ‡1963(昭和38)年2月20日(水) 
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 ①https://beatlesdata.info/1/02_misery.html①https://en.wikipedia.org/wiki/Misery_(Beatles_song)
 ②https://beatlesdata.info/1/10_babyitsyou.html②https://en.wikipedia.org/wiki/Baby_It%27s_You
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     ┛THE BEATLES 1965 Mono mixing ┛Studio 2 (control room only)
     ┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛11:00am-12:00noon
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
①┃               ♪If You've Got Trouble♪ ┃from take 1
②┃               ♪Tell Me What You See♪ ┃from take 4
③┃  ♪You're Going to Lose That Girl (恋のアドバイス)♪ ┃from take 3
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  ┛THE BEATLES 1965 Recording Sessions ┛Studio 2
 ┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛12:00noon-5:15pm
 ┏━━━━━━━━━━━━┓take 1, tape reduction
④┃ ♪That Means a Lot♪  ┃take 1 into take 2
 ┗━━━━━━━━━━━━┛overdub onto take 2
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     ┛THE BEATLES 1965 Mono mixing ┛Studio 2 (control room only)
     ┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛5:15-6:00pm
 ┏━━━━━━━━━━━━┓
⑤┃ ♪That Means a Lot♪  ┃from take 1
 ┗━━━━━━━━━━━━┛No.1 ポール作 ポールがヴォーカル 4トラックいっぱいまでダビングしたテープを再度まとめ(ピンポンという)さらにオーバーダブを重ねたものの満足できない結果となった。
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
⑥┃ ♪You've Got to Hide Your Love Away (悲しみはぶっとばせ)♪  ┃from take 9
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 ‡1965(昭和40)年2月20日(sat)
  Producer: George Martin
  Engineer:Norman Smith
  2nd Engineer: Ken Scott
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓1996/03/18(mon) JP、UK
⑦┃ 『THE BEATLES ANTHOLOGY 2』 ┃1996/03/19(tue) US
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 〇Disc one〇
 06.♪That Means a Lot♪ (Take 1) 20 February 1965 EMI Studios 2:27 
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓1996/03/18(mon) JP、UK
⑦┃ 『THE BEATLES ANTHOLOGY 2』 ┃1996/03/19(tue) US
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 〇Disc one〇
 06.♪That Means A Lot♪ .65.2.20 アルバムHELP!のセッションのアウト・テイクでポールの作品。レコーディング後ボツになり、その後PJプロビーに贈られ、彼がレコーディングしてシングル発売されている。ポールらしいポップな佳曲で、ちょっともったいない気がするが、結局「アレンジが決められなかった」ことが発表に至らなかった要因かも。ポールは「当時のビートルズには無理だった」と語っていた。バンド編成でヘビーに演奏、ポールもシャウトしてるけど、もっとテンポを落として ピアノあたりをメインに仕上げていれば、きっと上手くいったんじゃないかと個人的には思う。だけどまだこの時期のポールとビートルズには「バンド編成を壊す」という発想はなかったんだろう、「早すぎた曲」だったのかもしれない。個人的には好きな曲なんだけど。 
************** https://en.wikipedia.org/wiki/Anthology_2
 ①https://beatlesdata.info/5/06_youregoingtolosethatgirl.html
 ①https://en.wikipedia.org/wiki/You%27re_Going_to_Lose_That_Gir
 ②https://beatlesdata.info/5/11_tellmewhatyousee.html
 ②https://en.wikipedia.org/wiki/Tell_Me_What_You_See
 ③https://beatlesdata.info/5/06_youregoingtolosethatgirl.html
 ③https://en.wikipedia.org/wiki/You%27re_Going_to_Lose_That_Girl
 ④https://en.wikipedia.org/wiki/That_Means_a_Lot
 ⑤https://beatlesdata.info/5/06_youregoingtolosethatgirl.html
 ⑤https://en.wikipedia.org/wiki/You%27re_Going_to_Lose_That_Girl
 ⑥https://beatlesdata.info/5/03_youvegottohideyourloveaway.html
 ⑥https://en.wikipedia.org/wiki/You%27ve_Got_to_Hide_Your_Love_Away
 ⑦http://www.geocities.co.jp/Broadway/5266/beaAlb21.html
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  ┛THE BEATLES 1967 Recording Sessions ┛Studio 3
 ┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛7:00pm-2:15am
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①┃ ♪Being for the Benefit of Mr. Kite!♪  ┃unnumbered take
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛No.2 アビイ・ロード第3スタジオ ジョンはこの曲を「床に敷き詰めたおがくずの匂いがするサーカスの雰囲気にしたい」と言っていた。ポールはちゃんと言葉で指示をくれるのに対して、ジョンはあくまでイメージで発言するからみんなも大変だったそうだ。この要望に応えるために、マーティン卿は古いスチーム・オルガンの音を録音することを思いついた。だが、パンチ穴で自動演奏するモデルしか見つからなかったのである。これでは曲に合わせたフレーズを弾くことができない。そこでマーティンは、古いライブラリからスチームオルガンが含まれるテープを見つけてきた。そのテープをジェフ・エメリックに細切れに切断させてばらまかせた。それを適当につなぎ合わせて、サウンド・エフェクト・ループを作ってミックスしようとしたのである。ジェフ曰く「ばらまいたのはいいけど、ほとんど元の順番のままに落ちて来ちゃった」との事w 結局、あちこち入れ替えたりしながら、合計19のテープを貼り合わせてサウンドループは完成。この出来にジョンは大層よろこんだそうである。このエフェクトループは、この日ミックスされることはなかった。よってこの日のセッションはテイク番号はない。
  Note・・・1967(昭和42)年3月29日(水)には2月20日に作ったサウンド・ループが追加。同時にジョージ・マーティンはロータリー・オルガンを追加した。
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     ┛THE BEATLES 1967 Mono mixing ┛Studio 3
     ┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛┛7:00pm-2:15am
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②┃ ♪Good Morning Good Morning♪  ┃remix 1, from take 10
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  Recording of tape of effects (19 pieces of calliope tapes) for ♪Being For The Benefit Of Mr Kite!♪. The ♪Good Morning Good Morning♪ remix is for demonstration only.
  Producer: George Martin
  Engineer: Geoff Emerick
  2nd Engineer: Richard Lush
 ‡1967(昭和42)年2月20日(mon)
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓1996/03/18(mon) JP、UK
③┃ 『THE BEATLES ANTHOLOGY 2』 ┃1996/03/19(tue) US
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎Disc two◎
 08.♪Being for the Benefit of Mr. Kite!♪ (Takes 1 and 2) 17 February 1967 EMI Studios 1:05 
 09.♪Being for the Benefit of Mr. Kite!♪ (Take 7) 17 & 20 February 1967 EMI Studios 2:34 
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓1996/03/18(mon) JP、UK
③┃ 『THE BEATLES ANTHOLOGY 2』 ┃1996/03/19(tue) US
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎Disc two◎
 08.♪Being For The Benefit Of Mr. Kite !♪ [Take 1 & 2] 67.2. テイク1とテイク2だが、どちらも演奏が始まってすぐに中断する。ジョンとポールの会話も聞ける。 
 09.♪Being For The Benefit Of Mr. Kite !♪ [Take 7] 67.2. こっちは完奏されるテイク7。まだSE、ハーモニカ、ポールのギター、ピアノ、バック・ボーカルなどが入っておらず、シンプルな出来。エンディングに入っているSEは、 またも今回のANTHOLOGY用の作業の中で付け加えられたものであり、もともとテイク7に入っていたものではない。ただし、そのSEも公式テイクとは異なる。 
**************** https://en.wikipedia.org/wiki/Anthology_2
 ①https://beatlesdata.info/8/07_beingforthebenefitofmrkite.html
 ①https://en.wikipedia.org/wiki/Being_for_the_Benefit_of_Mr._Kite!
 ②https://beatlesdata.info/8/11_goodmorninggoodmornig.html
 ②https://en.wikipedia.org/wiki/Good_Morning_Good_Morning
 ③http://www.geocities.co.jp/Broadway/5266/beaAlb21-2.html
 写真◆https://www.amazon.co.jp/dp/B071JMDMTV
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ THE BEATLES  America Single Release ┃
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 01.1963(昭和38)年02月07日(thu) 1 1 VEE-JAY VJ-498 ♪Please Please Me♪(1)/♪Ask Me Why♪
 01.1963(昭和38)年02月25日(mon) 1 1 VEE-JAY VJ-498 ♪Please Please Me♪(1)/♪Ask Me Why♪
‡01.1963(昭和38)年02月20日(wed) 1 1 VEE-JAY VJ-498 ♪Please Please Me♪(1)/♪Ask Me Why♪
  ■発売日別説 2/20■http://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/single/usa_single_noncapiol_vj.html##1-1
 02.1963(昭和38)年05月27日(mon) 2 2 VEE-JAY VJ-522 ♪From Me To You♪(1)/♪Thank You Girl♪ 
 02.1963(昭和38)年05月06日(mon) 2 2 VEE-JAY VJ-522 ♪From Me To You♪(1)/♪Thank You Girl♪
  ■発売日別説 5/6■http://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/single/usa_single_noncapiol_vj.html
 03.1963(昭和38)年09月16日(mon) 3 1 Swan 4152   ♪She Loves You♪/♪I'll Get You♪(1)【米;2週1位】
 04.1963(昭和38)年12月26日(thu) 4 01 Capitol 5112 ♪I Want To Hold Your Hand♪/♪I Saw Her Standing There♪【米;7週1位/14位】
*************************** http://www.uta-net.com/song/8783
 http://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/single/usa_single.html
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%81%AE%E4%BD%9C%E5%93%81
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